保有資料を元にした根拠の参照でChatGPTからの回答を、確認可能に
自社保有資料など特定の情報を利用して、ChatGPTに専門的な回答を出してもらう利用方法は需要が高い。ChatGPT自体も進化のなかで対応を強化している部分だが、サテライトオフィスではより日本企業が使いやすい形での提供を行っている。それが「サテライトAI・AIドキュメント(ChatGPT対応)」だ。
保有資料をファイルとしてアップロードすることで、対象ファイル内から情報を引き出して相談できるようにサービス化したもので、Microsoft Excel、Microsoft Word、Microsoft PowerPoint、PDF、テキストファイルと、ビジネスで日常的に利用されるファイル形式に幅広く対応。マニュアルなど大量の内容を含むドキュメントから欲しい情報を引き出したり、適切な対応方法を相談したりといった使い方がしやすくなっている。
アップロードしたファイルをPDF化し、回答の根拠となったページを参照することで、AI任せにせず理解を深めることができる。信頼性の高い回答が得られるのが特徴だ。
サテライトオフィスではそうした需要に応えるため、この「サテライトAI・AIドキュメント(ChatGPT対応)」の機能強化を積極的に行っている。
フォルダ単位指定や画像OCR対応も目前!
2023年中に実施された大幅バージョンアップによって、回答の材料となるドキュメント数が増加した。従来は1ファイルのみでの利用だったが、現在は最大10ファイルに対応。複数ファイルを事前にまとめる手間も不要で、アップロードした大量の情報から必要な回答を出してもらうことが可能になった。
また、ファイルアップロードだけでなくURLによるWebページ指定にも対応。1ページ単位でWebページを指定することで、すでにWeb上に存在する情報をそのまま利用できる。こちらも複数指定に対応しており、サイト内の一部分やサイトまるごとを資料として利用することも可能だ。ブラウザで開いているページを対象に質問するなど、非常に手軽な使い方にも対応しているのが嬉しい。
今後のバージョンアップでは、さらにベース情報量の増量を行い、ファイル数の制限がなくなる予定だ。SDKを配布し、社内サーバのフォルダを指定すれば該当フォルダ内のドキュメントを丸ごとアップロードし、学習材料として簡単に利用できるよう計画されている。
同時に、画像化されているドキュメントも利用可能にする。PDF作成時の都合で内容が画像化されているものも、OCRを経由して学習し、回答の根拠として使用可能にする。
手持ち資料を手軽にAI学習させ、ChatGPT経由での質問や相談に使えるようにすることで、日常業務での利用がさらにしやすくなっていく予定だ。
指定資料の学習と公開機能で社内外向けFAQサイトも簡単構築
さまざまな資料を学習させた状態を外部公開する機能も備えている。インターネット上に公開する一般公開だけでなく、社内向けなどメンバーを指定した限定公開にも対応。IPアドレス制限で社内のみの利用にとどめれば、社内向けFAQのような使い方もしやすい。
学習内容をしっかり絞った状態になるため、他社事例や一般論を根拠とした回答が紛れ込むようなことはない。学習完了状態のものだけを公開して各自でChatGPTに質問してもらうようにすれば、信頼できる情報を使った専門的なFAQサイトとして活躍するだろう。
回答は一問一答形式だけでなく、マークダウン形式や表形式、プログラム形式での回答にも対応。回答結果をクリップボードにコピーして、別アプリで利用することも簡単だ。
社内で利用可能なメンバーを絞り込むこともできるため、部署単位や職域単位で限定したりと、使い方にも選択肢がある。調べ物や詳しい人への質問にかかる負担と時間を削減し、より適切な資料利用を促進できる機能だ。
企業情報のAI学習なし! 安心安全のChatGPTならサテライトAI
今後はさらに、一般ユーザーでも簡単にプロンプト作成を可能にするプロンプトビルダー機能の搭載や、ChatGPTへの相談内容をQ&Aとしてメール転送しアーカイブ保存する機能なども搭載予定だ。
さらに、既存サイトにAIボタンを配置することで、サイト内情報を根拠としたChatGPTの利用が簡単になる機能など、現場での利用をより簡単にする機能の追加も計画している。
また、サテライトAIブランドで展開する全てのサービスで共通していることだが、質問内容のAI学習は行われない。入力自体を禁止するワード指定機能や、個人情報のマスキング機能なども備えており、利用ログも保存。より安全安心なChatGPTの利用が可能となっている。
なんとなくChatGPTを業務に利用してみようという段階を超え、具体的に利用を進める企業にとって、使いやすいサービスを追求しつづけているサテライトオフィスに、導入・活用についてぜひ相談してみてはいかがだろうか。
監修:原口 豊(はらぐち・ゆたか)
大手証券会社システム部に在籍後、1998年、サテライトオフィス(旧ベイテックシステムズ)を設立。2008年、いち早くクラウドコンピューティングの可能性に注目し、サービスの提供を開始。Google Workspace(旧称:G Suite)の導入やアドオンの提供で、これまで実績6万社以上。「サテライトオフィス」ブランドでクラウドサービスの普及に尽力している。
サテライトオフィス
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さまざまなビジネスモデルに最適なソリューションパッケージを開発し、ユーザー目線に立った戦略の企画・提案を行っています。業界トップクラスの導入実績を持つGoogle WorkspaceやMicrosoft 365、LINE WORKS、ChatGPT など、AI関連ならびにクラウドコンピューティングに関わるビジネスの可能性を追求しています。
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