スマートデバイス管理

Q坊
さて、今回はスマートデバイス管理についてです。
スマートデバイス管理の中でも、【会社側が社員に支給したスマートフォンやタブレット端末の管理】に着目してお話ししていきます。

Jさん
スマートデバイスですか…。社員が毎日持ち歩いているだけに、きちんと管理できているのか不明瞭な部分たくさんありますね。

Q坊
スマートデバイスは便利な反面、さまざまな危険性が潜んでいます。社員のモラルだけに任せるのはとても危険です！

Jさん
危険をあらかじめ防がなければならないんですね。

Q坊
スマートデバイスは持ち運んで使うものですから、紛失・盗難のリスクは切っても切り離せない問題です。

Jさん
PCと同じく個人情報や会社の機密情報などがたくさん入っていますよね。
アドレス帳の個人情報はもちろんですが、メールで機密性の高いやりとりをしていたりもしますからね。

Q坊
そうですね。紛失時に悪意のある第三者に拾われたら情報を抜き取られる可能性が高いです。
スマートフォンに限って言えば、紛失時、落とし主に端末が戻ってくる確率は7％程度だというデータもあります。

Jさん
そんなに低いんですか!?
紛失したらもう戻ってこないと思っておくべきですね。

Q坊
情報漏えいの観点で言うと、不正アプリのインストールによる情報漏えいやウイルス感染も気を付けなくてはなりません。

Jさん
アプリなら個人で簡単にインストールできてしまいますからね。

Q坊
その通りです。業務に不要なアプリをインストールさせない環境づくりが重要です。
その他にもiTunesやカメラなど、もともとインストールされているアプリであっても、管理者が使用させたくない場合は使用できない環境を構築していきましょう。
それに加えてウイルス対策ソフトはインストールされているか、パターンファイルの更新はできているかなど、全ての端末をチェックする必要があることもお忘れなく!

Jさん
やるべきことは分かってきましたが、そもそもスマートデバイスは機種の移り変わりが早いですし、全員が同じ機種を使っているわけではないので、それぞれの対応をするだけでも大変ですね。

Q坊
どの機種も全く同じ仕様・機能というわけではないですからね。
そういった個別の対応をしていくこともセキュリティを守るためには重要なのです。

Jさん
なるほど。工数がかかるのは仕方ないのかな…。

Q坊
管理ツールを使えば工数も削減できますし、セキュリティリスクも軽減されますよ。
スマートデバイス管理では管理者が１台１台の状況をきちんと把握し、社員任せの管理にしないことが大切なのです。

Q坊
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是非ご活用下さい！