背景

ある日突然「IT資産管理をしなさい」と情報システム担当者に任命された新米情シス担当のJさん。何から手をつければいいのかわからず頭を抱えるJさんが、IT資産管理のエキスパートであるクオリティソフトのQ坊にIT資産管理の基礎を教わりながら立派な情報システム担当を目指します。

登場人物紹介

Q坊
クオリティソフト社のマスコットキャラクター。
顔に似合わずIT資産管理に精通しているらしい。
Jさん
ある日突然情報システム担当者に任命された新米情シス担当。
IT資産管理業務は初めてで、右も左もわからず頭を抱えている。

1. ライセンス管理とは??

Jさん
今回はライセンス管理について話していただけるんでしたよね。

Q坊
そうでしたね。
ちなみに「ライセンス管理とは何か」くらいは知っていますよね?

Jさん
もちろんです!
購入したライセンスと使っているライセンスを把握して、ライセンス違反が起きないようにすることですよね!

Q坊
基本的にはそうですね。
でも、本来のソフトウェア管理は、ただ超過ライセンスがないかチェックするだけではないんですよ~。


2. なぜライセンス管理が必要なのか?

Q坊
そもそもなぜライセンス管理を行うのか分かりますか?

Jさん
ライセンス違反が起きないようにするためですよね。
知らないうちにライセンス違反が起きていて、莫大な賠償金を支払ったという話も聞きますし。

Q坊
そうですね。ほとんどの場合、ライセンス管理はライセンス違反を防ぐために行われています。
法令遵守のためなので、面倒でもやらなきゃいけないからと考える人が多いです。

Jさん
確かに「やらなきゃいけないからやる」というイメージですね。

Q坊
実際それも間違いというわけではないのですが、そういう考えのせいで「ライセンスが超過しないようにチェックするだけ」という最低限の管理しか行わず、ライセンス管理の本質を見落としている企業が多いのです。


3.正しいライセンス管理とは?

Jさん
ライセンス管理の本質ですか…?

Q坊
ソフトウェアのライセンスというのは、「契約」なんです。
ソフトウェアをインストールするときに「使用許諾」に同意しますよね。

Jさん
そういえば有償無償関係なく、ほとんどのソフトで使用許諾に同意しますね…

Q坊
それはユーザーとソフトウェアメーカーとの間で交わされる法的な契約書なんです。ソフトをインストールするということは契約に同意したということになります。つまりライセンス管理というのは「契約管理」であると言っていいでしょう。

Jさん
うっ…、ちゃんと読んでなかったです…。
もしかしてライセンス数だけじゃなくて、契約の内容まで管理しないといけないとか…?

Q坊
もちろんです。
数だけ把握していても使用条件を満たしていない状態で使えばライセンス違反になりますよ。

Jさん
意外な落とし穴があるんですね…。
言われてみれば当然の事なのに、盲点でした。

Q坊
逆に契約をちゃんと把握することは良いこともありますよ。数だけで管理していると、ソフトが必要になるたびに追加購入しがちです。
でも、「アップグレード」「ボリュームライセンス」「セカンドライセンス」などの契約形態を把握しておけば、買わなくて済むケースは結構あるんです。

Jさん
そういえば1ライセンスで2台インストール可能なんてのもありますね。

Q坊
そうです。余剰ライセンスを減らせばコスト削減になるので「やらなきゃいけないからやる」という意識も薄れると思いますよ!


ツールを使って効率的に管理!

Jさん
メリットがあると分かっても契約まで管理するとなるとすごく大変そうですね…。

Q坊
ライセンス管理はツールを使うのが一般的ですが、ツールを選ぶときは、契約内容まで紐付けた管理ができるものを選んだほうがいいですね。
ただ数を把握するだけじゃなく、コスト削減に繋がる正しい管理をしましょう!

ダウンロード

Q坊
契約も含めたソフトウェア管理の方法を詳しくまとめたホワイトペーパーをご用意しました。また、正確なライセンス管理を実現するツール QNDを無料でお試しいただける評価版もご用意しました。ぜひご活用ください!

次回は、2014年4月9日にサポートが切れる「Windows XPの今後」についてお話します! お楽しみに!


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