Pythonエンジニア育成推進協会の吉政でございます。いよいよPython 3 エンジニア認定実践試験(以下、Python実践試験)が11月29日より全国一斉に始まります。現時点で実施しているのはPythonの文法基礎を問う試験であるPython 3 エンジニア認定基礎試験(以下、Python基礎試験)と、Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う試験であるPython 3 エンジニア認定データ分析試験、PythonZen(The Zen of Python)とPEP 8に関する知識を問う試験であるPythonZen & PEP 8 検定試験の3つです。試験を始めて5年がたち、お陰様で年間1万5千人前後の方に受験いただくようになりました(2022年11月時点)。中には1000名を超える合格者を輩出いただいた企業もあり、著名な大学のパンフレットにも推奨資格として掲載されるようになりました。本当にありがとうございます。
今回開始するPython実践試験はPython 基礎試験の上位試験にあたります。
Python実践試験はPythonを実践的に使っていく上で重要な仕様やライブラリの使い方を問う試験ですので、仕事で使う方のPythonの学習度チェックとしてはPython基礎試験に加えてPython実践試験までを合格できたほうがよいというものです。
実践試験は、主教材である「Python実践レシピ」(技術評論社)から出題するのですが、この本は著名なPythonエンジニアの方々に協力いただいて出版されており、内容の評価もとても高いです。つまり、この本を一通り理解できると実践で活用するPythonに関しては全方位的に理解ができたということになります。その書籍で学んだことのチェックとしてPython実践試験をご活用いただければ幸いです。
この連載で何度もお伝えしていますが、Pythonは将来にわたって大きく普及が期待されている、人工知能や機械学習、ビッグデータ、データ分析、ネットワークインフラ、Webシステムの分野において中心的に活用されています。特にインテグレーターの皆様にはPythonエンジニアを中心とした大きなビジネス市場が形成されると期待されています。
インテグレーターの皆様がPython関連の仕事を取るには、体制とブランドの両面が必要になります。体制については、Pythonの実践的なスキルを持ったエンジニアを開発と保守の両方に配置することが必要になるはずです。一方で体制ができていても、対外的にPythonやPythonが普及しているAIや機械学習、データ分析の分野が得意な会社として見られないと、そもそも開発案件のお見積もり依頼さえ来ないことが多いです。企業のブランド力を上げるための方法については、今回は割愛しますが、最低限自社のPythonエンジニアの数などを公開してエンジニアの体制があることをアピールしたほうが良いと思うのです。そして、実績ができたら、開発事例として公開するようなことも行うべきですよね。ちなみに当協会では、無料で始められるPython認定インテグレーターというプログラムも実施しているので、ご活用いただければと思います。
<Python認定インテグレータープログラム>
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Pythonのエンジニア数をWeb等に記載する場合は、是非、基礎試験や実践試験やデータ分析試験の合格者数で書いていただきたいところです。
最後に、実践試験に関して興味がある方は以下に概要を記載しておきますので、是非ご覧ください。
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2023年1月末までにPython実践試験、基礎試験、データ分析の受験をされる方が、ご自身の指定SNSで2023年1月末までに受験します!と2022年12月末日までに宣言をして応募されると、試験の教科書をプレゼントします。ぜひこの機会に応募ください。
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