Python3エンジニア認定基礎試験はお陰様で昨年、開始3年で1万人の受験を達成いたしました。この発表により試験としての市民権を得たのかわかりませんが、直後より大きく伸び、4年目の現在は年間で1万人の受験ペースになりました。Python3エンジニア認定基礎試験は全国200か所の試験会場でほぼ1年中受験が可能な試験ですので、勉強を進めていくうえで合格できると思ったタイミングでの受験が可能です。試験の運営側としては全国規模で通年実施ができる試験体制を維持するのにはそれなりのコストがかかります。しかし、より受験しやすい環境が必要という判断から、いつでもどこでも受験できる環境を構築しました。
さて、開始から3年で1万人を超える民間のIT試験というのは過去にも屈指であり、皆様がご存じの多くのIT試験も開始3年では1,000~2,000名ほどであり、まさに国内トップクラスで最速1万人受験達成といえます。
さて、大変な人気をいただいているPython3エンジニア認定基礎試験ですが、当然合格率は100%ではありません。月によって変動はありますが、ほぼ毎月75%前後の方が合格しています。裏を返せば、25%前後の方が不合格となっています。Python3エンジニア認定基礎試験は基礎文法を問う試験なので、出題範囲をしっかり学習すれば合格できる試験です。そこで、必勝というと少々大げさですが、できるだけ確実に合格できると思われる学習方法をご紹介します。
特にPython3エンジニア認定基礎試験はPythonのプログラミングフィロソフィーであるPythonicやThe Zen of Pythonを規範に出題していることから、このふたつを学べる学習方法を採用すると良いです。
以下では、私が個人的に有効であるという学習方法を解説いたします。
認定スクールの対策コースや対応コースを受講する
いきなり認定スクールの宣伝ですか?と思われるかもしれませんが、PythonicやThe Zen of Pythonのような作法を学ぶには研修を受けるのが確実です。そして、過去に、LinuxやXML、PHP、Ruby on Railsの認定試験を立ち上げ、多くの認定スクールのご支援をしてきた経験から言っても一番確実です。しかし、認定スクールといってもピンからキリまでありますし、価格もさまざまです。一言で言えば、Python学習に力を入れている認定スクールやコースラインアップが多い認定スクールはおすすめです。
独学で合格したい方向けの必勝法
認定スクールがいいのはわかるけど、時間もないので、なんとか独学で学習したい方におすすめの学習方法をお伝えします。
- 主教材のオライリージャパン「Pythonチュートリアル」をまず読んでみる
- わからないところを人気や評価が高いPython書籍で学習し、穴を埋める
- 主教材のオライリージャパン「Pythonチュートリアル」で理解度を再度確認する
- 最終チェックとして無料の模擬試験を受験し、合格できることを確認したうえで、本番試験を受験する
Python3エンジニア認定基礎試験はオライリージャパン「Pythonチュートリアル」から出題するので、やはりオライリージャパン「Pythonチュートリアル」の理解度が重要です。さらに、無料の模擬試験「PRIME STUDY」で最終的な確認をすると安心でしょう。
更に余力がある方は、「500人の合格体験記」(2020年12月時点)が当協会HPで公開されていますので、一読してみると参考になる部分もあると思います。
人気のPython書籍を読んでも良く理解できない方へ
「これから始めるPython認定基礎試験」では当協会の顧問理事である寺田学氏が初学者向けのおすすめの書籍を紹介していますので、ご参考になれば幸いです。
[PR]提供:Pythonエンジニア育成推進協会