Pythonエンジニア育成推進協会の吉政でございます。Python 3 エンジニア認定実践試験(以下、実践試験)の全国ベータ試験が始まりました。実践試験は基礎試験の上位試験にあたり、Pythonを実践的に使っていく上で重要な仕様やライブラリの使い方を問う試験です。Pythonプログラマーとしては、ここまで理解できて知識としては十分と言えるのだと思います。ベータ試験は全国300か所で2022年5月16日~7月15日の期間で実施しており、合格者は本認定で、本番試験より2千円安く受験ができます。
Pythonは、AI、データ分析、機械学習、ビッグデータ、インフラの自動化、Webなどで中心的に使われている言語であり、求人数もかなり増えています。
Indeed Japanの求人数を集計してみると、以下の通りPythonの求人数はこの1年で223%伸びており、近い将来C言語系を超える勢いです。
今一番学びたい言語だということもあり、これからPythonを学び始める人も多いです。Pythonを仕事で使おうという方には実践試験レベルの知識は有してほしいところです。そういう意味でも実践試験合格を目指して勉強をされるのもよいと思います。
ここで実践試験のベータ試験の概要をお伝えします。
実践試験ベータ試験の現在の合格率
5月の合格率は55.6%でした。一般的な上位試験の合格率は40%前後ということから、この合格率は比較的高いと言えるでしょう。一方で実践試験は勉強しなければ合格できない試験ですので、しっかり勉強されて試験に臨んだ方が多かったのだと思います。合格された方々おめでとうございます!
ここで、受験された方の生の声をご紹介しますね。受験される際の参考にしていただけると幸いです。
- 「推奨のテキストを読み試験勉強をする過程で、知らなかった構文等について、より効率的に、可読性の高いコードを書くための知識を得ることができた。」
- 「自分は文系学部に通っておりプログラミングは独学なため、情報系学部の方と比べて体系的な知識が足りず、それを補うためのいい機会になった。」
- 「Pythonの実務経験はないが、将来実務で活用できる機会があったときに役に立つような勉強ができた」
- 「Pythonにしかない構文を学ぶことができた。」
- 「試験のシラバス(主教材の実践レシピ)が試験勉強の指針となり、試験勉強を通じてPythonの学習をできた。」
- 「認定教科書も網羅的に感じており、自己研鑽として有意義でした。試験を受けてよかった。合格できれば、ある程度の自信にもなる。」
実践試験の合格方法
2022年6月時点で、実践試験の認定コースがリリースされていないので、有効な学習方法は主教材である「Python実践レシピ」を読み込むことが合格の近道になりますが、合格された方のブログをまとめたコラムも公開しています。それらのブログには実際の学習方法が記載されているので、ぜひご参考ください。
実践試験のベータ試験は7月15日までです。受験される方は、こちらからお早めにお申し込みください。それでは、皆様の学習の成就と試験合格を心からお祈り申し上げます。
[PR]提供:Pythonエンジニア育成推進協会