Pythonエンジニア育成推進協会の吉政でございます。勝手な見解ですが、海外の方にとって日本は魅力的な労働環境の一つだと思っています。その理由は以下の通りです。
1.労働環境がコンプライアンス的にもしっかりしている
2.日本は治安が良く、親切な人が多い
3.食べ物もおいしい
などなど
一方で、海外のエンジニアの方が日本で働こうと思った際に、はたして仕事があるかどうかということが気になると思い、今回は、海外のエンジニアの方が働きやすい仕事について紹介したいと思います。
日本企業としては、習慣や言語の問題がどうしても気になります。特に言語については、日本語の資格を持っていなかったり、面接で日本語が流暢でなかったりすると、技術があっても言語の点で十分に力を発揮できないのでは?と考えてしまう企業の方がいます。日本語のハンデがあるので、難易度が低い仕事のほうが働きやすいのは事実だと思います。そういう意味では、未経験者の求人が多い仕事というのが、海外のエンジニアの方が働きやすい仕事ではないでしょうか。
いま、日本ではPythonのエンジニアが非常に不足しています。市場は急激に拡大しており、Pythonの求人数は3万件を超えています(Indeed Japan 9月1日集計)。特筆すべきは、その中で未経験者向けのPython求人が9千件もあるということです。
さらに、Pythonのネットワークエンジニア向けの求人が1万3千件と、Python全体の求人の4割を超えています。この1万3千件のうち5千件が、Python未経験者向けのネットワークエンジニア求人になっています。
Pythonのネットワーク求人の具体的な内容としては、クラウドやサーバ、ネットワークなどの保守・運用の自動化を、Pythonを用いて開発する仕事が多いです。Pythonにおいては、Netmiko、NAPALM、openpyxlなどのネットワークやサーバの自動化に便利なライブラリが充実しており、日本ではネットワークの保守運用の自動化にPythonが使われることが多くなってきています。その設定やプログラミング手法においては、日本と海外の差が少ない分野になります。つまり、Pythonのネットワークエンジニア求人は未経験求人が多いため仕事の難易度が高くないものも多く、海外のネットワークエンジニアの方が働きやすい分野だといえるでしょう。
興味がある方はこちらのページより求人内容を確認したり、キャリアアドバイスを受けたりするとよいと思います。
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