ご存知の通りPythonが盛り上がっており、求人数が年率150%前後で成長し続けている。このコラムで言いたいのは、だから中高年の副業にPythonが最適ということだけではない。もちろん、需要が高いほうが新しい取り組みをやりやすいので、今がPythonで副業を始めるチャンスなのは間違いないが、本題は別にある。

多くのサラリーマン中高年の方々が薄々感じている通り、将来はなんらかの収入を確保しないと割と厳しい。

企業は雇用を延長する傾向があるが、どこかで役職定年があり、ある一定の年齢で給与は減少する。年金は破綻しないが、給付時期が引き上げられたり、給付額が減少したりすることは少し計算すればすぐにわかる。年金頼りの老後はかなり厳しいのだ。自宅を所有していれば何とかなるかもしれないが、賃貸だと年金だけでは生活が難しい場合も出てくるだろう。

そこで、早いうちから副業を行うのが一つの選択肢としては良さそうなのだが、副業を立ち上げるのはそれなりに大変なのである。まず何を金銭対価にするかというところでつまずく人も多い。サラリーマンは企業の大きなビジネスモデルの中の一部を経験していくので、その一部の業務で培ったノウハウ単独では商売にならないことが多い。

一方で、培ったノウハウをコンサルティングとして副業サービスを立ち上げようとすると、所属会社から知識や技術の流出と言われかねない。そこでお勧めなのが、Pythonを活用した、業務の自動化を目的とする簡単なシステム構築だ。システムというと大げさかもしれない。この業務の請負について、お客様から要件をヒアリングしてPythonで簡単なスクリプトを組むことになるのだが、自分の得意とする分野であれば土地勘があるので、お客様の要件も良く理解でき、お客様が望むシステムを組みやすくなるのだ。また、お客様の要件のヒアリングで構築するため、所属企業のノウハウ流出とはみられにくくなると思う。

興味がある方は、まず自分が今企業で実施している業務を対象にPythonで自動処理のシステムを組んでみてはいかがだろうか。自分で組んでみて使いやすければ、おそらく副業にもなりやすいはずである。

ここで重要なのが、Pythonは適当に書いてもシステムが稼働してしまうことがあるということだ。副業として納品する場合は、やはりしっかりとPythonを理解して組んでほしい。Pythonを理解せずに組んでしまうと、そもそも動かないことが多く、組んだプログラムの品質が悪かったり、保守性が悪くなってしまったりと、かえって工数がかかってしまうこともある。

やはりビジネスでPythonプログラムを提供するのであれば、基本はマスターしておくべきだと思う。最後は宣伝になってしまうが、Pythonを学ぶのであれば、最後に学習のチェックをした方が良いだろう。当協会が提供しているPython3エンジニア認定試験は年間1万人以上が受験するほど高い評価を得ている。

興味がある方は、まずはPython3エンジニア認定試験の合格を狙ってPythonの勉強を始めてみてはどうだろうか。

Pythonエンジニア育成推進協会 公式サイト
https://www.pythonic-exam.com/

Pythonエンジニア育成推進協会 お問い合わせ窓口
https://www.pythonic-exam.com/otoiawase

[PR]提供:Pythonエンジニア育成推進協会