■Visioによるステンシルの切り替え
前回では、ステンシルからマスターシェイプをページに貼り付けました。Visioで新規文書ファイルを作成するときに、テンプレートを選択するとそれぞれのテンプレートに合わせたステンシルが表示されます。
Visioには多くのステンシルが用意されており、最初に表示したステンシルだけでなく別のステンシルも追加して使用できます。
(1)現在使用中のステンシルのアイコン
(2)新しいステンシルを使うために「+」(追加)をクリック
(3)追加できるステンシルの一覧が表示される
(4)スクロールバーで一覧をスクロールして表示
(5)使いたいステンシルの「追加」をクリック
(6)新しく追加したステンシルのアイコン
(7)新しく追加したステンシル
(8)マウスでステンシルからマスターシェイプをページに貼り付け
複数のステンシルを追加できます。追加したステンシルのアイコンがウインドウの左端に並びますので、使用するステンシルをクリックして切り替えながら使用してください。
■マスターシェイプの検索
キーワードでマスターシェイプを検索することも可能です。
(1)キーワードを入力
(2)検索結果のマスターシェイプ一覧
なお、Microsoft VisioのPlan 2を契約していない場合、検索結果には淡色のマスターシェイプが表示されることがあります。
プランの違いについては当連載の第85回を参照してください。
Microsoft 365基本プラン、Visio Plan 1、Visio Plan 2で利用できるステンシルの種類に違いがあります。基本プランが最も少なく、Plan 1では多くのステンシルが追加され、Plan 2ですべてのステンシルを利用できます。現在利用しているプランでは、使用できないステンシルに含まれるマスターシェイプが単色で表示されます。
淡色で表示されたマスターシェイプを使用したいときは、Visio Planの追加ライセンス契約が必要です。
■追加した図形をコネクタで接続
前回紹介した方法で図形を追加するときは、自動的に次の図形にコネクタが接続されます。
コネクタで接続していない図形を別の図形とコネクタで接続するには、コネクタツールを使います。
(1)「デザイン」をクリック
(2)「コネクタ」をクリック
(3)描画するコネクタの種類をクリック
ここでは、よく使用する「右角」コネクタを例としてクリックします。
(4)始点をクリックして、終点をクリック
マウスポインタを図形の輪郭あたりに合わせると、コネクタを吸着する緑色の小円が表示されます。小円に合わせてマウスをクリックすると、コネクタが図形に結合します。
(5)2つの図形をコネクタで結合
図形の位置関係を移動してもコネクタは自動的に変形し、結合はそのまま維持されます。
ここまで数回にわたってVisioの基本的な使い方について紹介しました。 次回は、Visioのテンプレートのダウンロードと、デスクトップアプリ版Visioの特別な機能について紹介します。
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