■Office 365のSNSサービス
YammerはTechCrunch社が2008年にサービスを開始した法人向けのSNSサービスです。2012年にマイクロソフトが買収し、Office 365のサービスのひとつとなりました。
Office 365の情報共有・コミュニケーションサービスには、SharePoint、Microsoft TeamsとYammerがあります。SharePoint、Microsoft Teams、Yammer、いずれもネットワークのコミュニケーションサービスなので、メッセージ交換など、重複する機能も少なくありません。しかし、それぞれ特徴があり、得意分野が異なります。SharePointは伝統的な電子掲示板、ファイル共有機能、ワークフローなどのカスタマイズに優れています。Microsoft Teamsはリアルタイムの情報交換……、チャットや電子会議にすぐれています。それに対し、Yammerは企業内SNSといえます。Facebookのようなソーシャルネットワークサービスを、企業内に限定した安全な環境で利用できます。
また、全社的なコミュニケーションだけでなく、特定のジャンルのためのグループを作成してグループ内で情報交換したり、あるいは部署を横断して通常業務ではほとんどお付き合いのない社員と親しくなったり、インターネットの最新情報を組織で共有したりできます。
■Yammerのセットアップ
はじめてYammerを開くときに、自動的にYammerへの投稿が行われます。Office 365にサインインし、Yammerのアイコンをクリックしてください。
(1)Office 365のページにYammerアイコンが表示されていないときは、「アプリ」ボタンをクリックします。
(2)アプリメニューにもYammerのアイコンが表示されていないときは、「すべてのアプリ」メニューをクリックします。
(3)「Yammer」をクリックします。
(4)Yammerで共同作業をしたいユーザーを登録します。ここに登録したユーザーについて、各種コンテンツをフォローします。
YammerにはOffice 365テナント内のユーザーの誰でも参加できます。ここで登録するユーザーは、Yammerに参加するユーザーではなく、自分がフォローしたいユーザーです。
(5)Yammerを開きます。最初に開いたユーザーの名前で、自動的に最初のメッセージ投稿が行われます。
■メッセージの投稿
新規メッセージを投稿するときは、上部のテキストボックスを使用します。または、ウインドウ右上に「はじめましょう」が表示されているときは、「はじめましょう」エリアの「最初の投稿を書き込む」をクリックします。
(1)テキストボックスに投稿するメッセージを入力します。しかし、この時点では「投稿」ボタンが淡色表示になっていて、投稿できません。
(2)メッセージ下部の「グループやメンバーを追加する」をクリックし、リストから投稿先のグループまたはメンバーを選択します。
既存メッセージに「返信」するときは、投稿先を選択する必要はありません。元メッセージから、どこに投稿するのか自動的に判断できるからです。
(4)メッセージが投稿されました。投稿したメッセージに誰かが返信を入力しているときは、「…さんが現在返信しています」と表示されます。
■返信の確認
自分の投稿メッセージに返信がつくと、メールアイコンに未読数が表示されます。
(1)「メール」ボタンをクリックします。
(2)未読メッセージが表示されます。
(3)Yammerのホームページに戻るには「ホーム」ボタンをクリックします。
(4)Yammerのホームページのメッセージエリアでは、「検出」タブをクリックすると新規メッセージを、「すべて」タブをクリックするとすべてのメッセージを、「フォロー中」タブをクリックするとフォローしているメッセージを表示します。
■ほかのユーザーをフォローする
Yammerの画面で、特定の相手のYammerでの活動をフォローできます。
(1)ユーザーアイコンやユーザーの名前が表示されているとき、マウスを合わせると、そのユーザーに関するプロフィールを表示します。
(2)「+フォロー」をクリックすると、そのユーザーをフォローします。
フォロー中の相手は「+フォロー」ボタンが「フォロー中」という表示に代わります。「フォロー中」ボタンをクリックすると、フォローを解除します。
■通知メッセージ
Yammerのシステムからの通知があるとき、通知ボタンに未読通知数を表示します。
(1)通知ボタンをクリックすると、通知内容を表示します。
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