◆◇ 前回までのあらすじ ◇◆
某企業で働く、入社2年目を迎えた”ゆとり”営業マン「ニシジマくん」。
仕事にも慣れてきて、若葉マークが取れつつある彼ですが・・・
営業職はそんな甘いモンじゃない!
・・・と、先輩社員たちが叱咤することもしばしば。
近ごろ導入企業が増えていると話題の「名刺管理サービス」。
実は、ニシジマくんの勤務する会社でも使っています。
けれどもマイペースなニシジマくん。「明日から」「今度から」を繰り返し、
名刺交換をする度に名刺を “安全な” 引き出しの中へしまう毎日・・・
名刺を活用する者は、営業を制する―――。
こう唱える上司のマツオカさんの前で名刺をぞんざいに扱ったニシジマくん。
個々の社員がもらってきた名刺も立派な『企業資産』と熱血指導を受けました。
ゆとりながらも、素直なニシジマくんは、手にしていた1枚の名刺をデータ化。
マツオカさんの教えに従ったものの、なぜ名刺情報を『データ化』をしなくてはいけないのかサッパリわからず・・・?
悩むのが苦手なニシジマくんは、マツオカさんに問う。
ニシジマくん:
マツオカさーん。なんで名刺管理サービスを使ってデータ化するんすか?
データにするだけだったら手入力でよくないっすか?ってか、俺的には名刺ホルダーに入れてけば十分だと思うんすけど~
マツオカさん:
ほほう。
ニシジマ、名刺交換するたびにデータを手入力するのは現実的か?大量に名刺がある場合はデータにするだけで時間も手間もかかる。
はたまた名刺ホルダーを毎回ペラペラめくって探すのか?
マツオカさん:
いいか?
名刺の入力時間は1枚あたり3分。
手元に1,000枚の名刺があったら、かかる時間はざっと50時間だ!
営業から戻ってきて、業務を片付けたあとに名刺データを手入力するために残業・・・するか!?
ニシジマくん:
カンベンっすねー!
マツオカさん:
だろう!?
そんな残業なくしたいじゃないか!いや、その時間を営業活動に充てたいじゃないか!名刺管理サービスなら打ち合わせが終わったあとに外出先でもスマホカメラで対応できる。社内であれば、スキャナで読み込むことだって可能だ。
手入力だと50時間かかる作業時間が1/50に短縮、かつ自動でデータ化!
ニシジマくん:
めっちゃ使えるヤツじゃないっすか~♪
軽いノリで相づちを打つニシジマくん。
気づいているのかいないのか・・・マツオカさんのレクチャーは、さらにヒートアップ。
マツオカさん:
データ化することで自分の顧客を明確に把握するリストになる。
俺に言わせれば、「データ化=見える化」
なんだ!!
ニシジマくん:
み・・・ミエルカ???
なにかを見ようと一生懸命な、ニシジマくん率いる「ミエルンジャー」
残念ながら、戦闘力はゼロに等しい・・・
マツオカさん:
見えるのは・・・
引き出しにため込んでいる名刺をまるっとデータ化してからだ!!
またまた、マツオカさんの怒号がニシジマくんとゆかいな仲間たちをつつみ・・・・・
◆
◆
◆
ニシジマくん:
ひょーっ♪マジで簡単にデータになっちゃいましたよ~
マツオカさん:
スキャンした名刺は回収ボックスに入れたか?
この会社では「名刺は企業資産」のもとセキュリティ対策を兼ねて、 データ化した紙名刺は回収ボックスにて一元管理しています。
ニシジマくん:
バッチリっす!回収ボックスにINっすよ~
マツオカさん:
個人情報の取扱いは大事だからな。
「見える化」の続きだが、データ化した名刺は全部で何枚だ?
ニシジマくん:
えーっと・・・
スキャナで取り込んだのは178枚っす。
マツオカさん:
では、いま取引ができている顧客数はどうだ?
ニシジマくん:
取引っすか?
うーん・・・20社・・・くらい・・・っすかね?
ちょっとハッキリわかんないっす☆
マツオカさん:
な――に――!?
マツオカさん:
いいか?
いま、お前が把握している(と思われる)顧客数は、データ化した名刺のほんの一部にすぎない・・・せっかく名刺交換までしているのに営業機会を逃がしているかもしれない!もったいないと思わないか!?
一般的に名刺交換をした顧客のうち70~80%は、その後の関係が途切れてしまい顧客化できていないと言われています。
そして、交換した名刺の88%は捨てられるか活用されないままになっているそうで・・・
マツオカさん:
データ化することで、ひと目でどの企業とコンタクトがあったか分かるリストになる。たとえば受注確度別に顧客管理ができ、効率的に営業アプローチができるんだ。既存顧客に見込み顧客、そして社内のもつ顧客・・・すべての社内人脈が一目瞭然で、まさしく『見える化』だと思わないか!?
ニシジマくん:
み・・ミエルカ・・・も!?
マツオカさん:
さあ、準備はととのった!ここからが試合開始だ!!
眠らせていた顧客にアプローチだ――っ!!!
ニシジマくん:
あ・・・アプローチはじめま~っス・・・・・
ニシジマくん:
あーなると熱いままだからな~マツオカさん。
でもまあ・・・ミエルカしてみっか~
マツオカさんの熱風をあびたニシジマくん。
クールダウンすべく大好きなメロンソーダを片手に顧客データをチェック。
徐々にわかってきた、名刺管理サービスの便利さと活用方法・・・
彼にとって「業務がラクになる」ことは大きなポイントなのだ。
チャラいけど素直。それがニシジマくんなのです。
デューク赤坂:
ニシジマよ・・・
やっと名刺管理サービスを使い始めたようだな。
10年連続、ぶっちぎりでトップ営業のデューク赤坂さん。
春夏秋冬きっちりジャケット&ネクタイで、狙った獲物(顧客)は逃さない。
ひと呼んで「スナイパー営業マンのデューク」
ニシジマくん:
あ、デュークさん。
やっぱちゃんと(名刺管理サービス)使ってたんすか?
俺、さっきマツオカさんに言われて~・・・・・
デューク赤坂:
ニシジマよ・・・
やはりキサマは青いな。俺は導入された時から使っている。
営業担当たるもの顧客管理は当然のこと。
まさか、マツオカさんに言われるまで使っていなかった・・・とでも言うんじゃないだろうな?
デューク赤坂:
ひとつ教えてやろう・・・
名刺は埋蔵金だ。
うまく掘り当てれば売上になる。俺は手に入れた名刺はデータ化し、顧客管理を徹底している。そして、リストを駆使して戦略的に営業をかける。
ニシジマよ・・・埋蔵金を引き出しに眠らせたままにするのか?
ニシジマくん:
お・・おおお・・・・
俺も掘り当てたいッス!!
―ニシジマくんの脳内は、黄金色に染まった―
異様な輝きを放つニシジマくんに、スナイパー・デュークが静かに一発の弾丸を撃つ。
デューク赤坂:
ニシジマよ・・・己だけで営業するな。
名刺データのポテンシャルを活かすには「社内人脈」を知るんだ。
顧客を射止める弾丸を手に入れろ。
マツオカさん:
ナイス、デューク!
聞いたか、ニシジマ!データにすれば終わり、じゃない。
個人の顧客リストだけでは営業にも限界がある。
社内人脈を共有し合うことで、組織営業が強くなるんだ!
さて、ニシジマくんも始めた『名刺のデータ化』 その真意とは?
名刺情報のデータ化・・・ひと昔前までは業者に外注するなど"職人ワザ"と思われていたが、今は名刺管理サービスを使って簡単・スピーディーにデータ化できるようになった。自動でデータになることは重要なポイント。手入力は思っているより時間がかかる。その時間、営業活動に使おうじゃないか!きちんとデータにして『見える化』することで、自分が担当する既存顧客に見込み顧客をいつでも把握できるようになるぞ。時は金なり。俺はこうも思う。「人脈こそ金脈」だと!引き出しの中で眠っている名刺こそ、大切な人脈なんだ。売上をあげるチャンスを逃がしていいのか?いまこそ眠れる金脈・・・アプローチしきてれていない顧客にリトライしようじゃないかっ!次回は『社内人脈活用と組織営業』についてレッスンだ。さあ、全力でぶつかってこい!
ニシジマ’s PROFILE :
この春、入社2年目を迎えた”ゆとり”営業マン。
見た目を裏切らないチャラけた態度で営業に勤しむ毎日。
最近の悩みは、お腹が凹んできたはずなのに誰も気づいてくれないこと。
マツオカ’s PROFILE:
熱きハートをもった、ニシジマくんの上司。
毎朝の日課は、松岡修造の日めくりカレンダーをめくること。
好きなテレビ番組は「情熱大陸」。
デューク’s PROFILE:
10年連続トップ営業マンの道をゆく、ニシジマくんの先輩。
週末の楽しみは「007」シリーズのDVD鑑賞。
愛読書は「ゴルゴ13」。
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※本稿は、CAMCARD BUSINESSに掲載された記事より転載したものです。
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