毎日情報システム担当として働いていても、正直まだまだ分かっていないことも多い。そんな今さら聞きづらい「IT資産管理」について悩みを抱える彼らの元へ、突然どこからかやってきて、悩みを解決していくIT資産管理のスペシャリストであるクオリティソフトのQ坊。
前回、うっかりライセンス違反をしてしまいそうになった情シスだが、すっかり心を入れ替えてライセンス管理をしている……つもりのよう。まだまだ情シスが知るべきことはありそうで、再びQ坊の出番が必要なようだ。
情シス
まさかメーカーから「ソフトウェア使用状況調査票」が送られてくるなんてビックリ。
Q坊
ソフトのライセンス管理は、ただインストール台数を守るだけではダメなんだと前回も説明したんだキュ。
情シス
そうだっけ? でもどうやってあんな細かい質問に答えるの?
Q坊
常日頃からツールを使いながら特定のメーカー以外も含めたすべてのソフトウェアの使用状況を管理しなければだめなんだキュ。
ソフトウェアメーカーは、製品ユーザーを対象に自社製品の利用状況について調査依頼を行うことがあるんだよ。忘れてはいけないのが、ライセンス調査を求められると、ユーザー側は基本的に断ることはできないという点。このライセンス調査でソフトウェアメーカーから企業に送られてくるのが、「ソフトウェア使用状況調査票」なんだ。
ソフトウェア使用状況調査票に書かれている調査内容は、インストール数、バージョン、エディション、インストールしているハードウェアなど非常に多岐にわたっているんだ。ライセンス調査依頼を受けた企業は、調査票に記されているこれらの細かい項目に正確に回答しなければいけないんだよ。だけど、インストール済みのソフトウェアの情報や、ソフトウェアの保有を証明するためのメディア、ライセンス証書、パッケージの箱のような関連部材、さらにプロダクトキーの情報などなど、どれも1回インストールしてしまえば普段は見直さないようなものばかりだから、すぐに答えるのは難しいよね。実際、ライセンス調査の対応が終了するまで半年以上かかったなんて企業の例もあるからね。
こうした複雑極まるライセンス管理を正確かつ容易に行えるようにするにはどうすればいいのか──その答えはIT資産管理ツールを使うことなんだ。一般的なIT資産管理ツールを使えば、各PCから収集したインベントリ情報からライセンス数と照らし合わせることが可能になるよ。ただし、ライセンス数とインストール数が合っていても、ライセンス違反となるケースもあるし、現在のインベントリ情報だけでは、アップグレードやダウングレードして使用しているソフトウェアライセンスの経緯を追うことはできないから、もう一歩踏み込む必要があるよ。
どうすればいいのかというと、ライセンスの契約内容まで管理し、企業のソフトウェア利用の実態に合わせた正確なライセンス管理が行えるようなIT資産管理ツールを導入すればいいんだよ。クオリティソフトが提供している「QND」の場合、88,000種を超える「ソフトウェア辞書」で、PCにインストールされた多種多様なソフトウェア情報を判別して名寄せを行うことができ、7,900種類以上の「約款辞書」で、アップグレード/ダウングレードライセンスやプリインストールライセンスなど、複雑なライセンス形態に対応できるようになっているんだ。これならば、コンプライアンスリスクを低減するだけじゃなく、ライセンスを効率的に利用することでコスト削減にもつなげることが可能になるのがわかるよね。
前回と今回の説明で、ソフトウェアライセンス管理の重要性ついて理解してもらえたかな。企業をとりまくリスクは思わぬところにあるからね。そこで次回はセキュリティ対策でも特に大事な「脆弱性」の管理について詳しく紹介するね!
IT資産管理“課題解決のいろは”IT資産管理についてまとめたページです。導入事例や調査事例など、 |
---|
(マイナビニュース広告企画:提供 クオリティソフト)
[PR]提供: