ビッグデータを顧客の課題解決やビジネス価値向上につなげる仕事
データサイエンティストとはどのような仕事なのだろうか?実は決まった定義がなく、企業や組織によってまちまちに認識されているのが現状だ。とはいえ総合的には「各種データの統計分析をもとに有用な情報を見つけ出し、その情報に基づいて自社や顧客のビジネス価値創出をサポートする仕事」と考えておけばいいだろう。
具体的な仕事としては、まず、膨大なデータの集合体であるビッグデータを、分析できる形に整理する。その上で、ソフトウェアを駆使してデータを分析。機械学習やAI(人工知能)なども活用し、分析結果から自社や顧客のビジネス課題の解決に役立つ情報を導き出して予測モデルを作り上げる。たとえば売上予測の自動化モデルや、工場の機械の故障時期予測モデルをアウトプットとして作り、システムに実装することで業務に活かすといったことだ。
このように書くと、データサイエンティストはひたすらコンピュータと向き合っているイメージがあるかもしれない。しかし、データを活用する前提として、自社や顧客がビジネスでどのような課題を抱え、どのようなシステムを望んでいるかを知らなければならない。そのためにヒアリングしたり、打ち合わせを重ねて課題解決のヒントとなる提案を行ったりするのは、データサイエンティストの役割だ。これはもはやIT技術者というより、コンサルタントのイメージだろう。実際、企業によっては「アナリティカル(Analytical=分析に基づく)コンサルタント」と呼ぶところもある。
データサイエンティストを志す学生、育成に取り組む教育関係者必見!
SAS FORUM JAPAN 2018
2018年5月18日、グランハイアット東京で「SAS FORUM JAPAN 2018」が開催されます。今年度は最先端の現場で活躍するデータサイエンティストや、大学・企業でのデータサイエンティスト育成に関わる人物など、「これからデータサイエンティストを志す学生」に向けた講演が数多く用意されています。
■SAS FORUM JAPAN 2018 開催概要
【日時】 2018年5月18日(金)10:00~19:00(受付開始9:30)
【会場】 グランドハイアット東京
東京メトロ 日比谷線「六本木駅」1C番出口より 徒歩3分
都営地下鉄 大江戸線「六本木駅」3番出口より 徒歩6分
【参加費】無料
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[PR]提供:SAS Institute Japan