事例サマリ:急激なアクセスの増加にも柔軟に対応。
豊富な知見とノウハウを持つディーネットの協力により、安定したゲーム基盤を実現。

プレイハートが送る本格ストーリー型RPGアプリ「ゴールドリベリオン」のリリースにあたり、かねてから同社のサーバー構築や運用・監視を担当していたディーネットは、安定稼働に必須の要件を備えた運用基盤としてニフティクラウドを提案。

同サービスの採用、加えてディーネットの豊富なノウハウを活用したパフォーマンスチューニングに より、ユーザー数の増減への柔軟な対応や、初期投資および運用コストの低減などを実現した。

また、初期構築から運用・監視までの作業をディーネットへ一任することで、プレイハートはゲーム開発に注力できるようになった。サービス導入から半年がたつが、大きなトラブルもなく安定して稼働中。今後は、より多くのユーザーに楽しくプレイしてもらえるよう、ゲームの機能やイベントの充実を目指している。

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本事例の登場人物

福里 済 氏 株式会社プレイハート 代表取締役社長

大島 準 氏 株式会社ディーネット

――本格ストーリー型RPGアプリの基盤としてクラウドを採用

ニフティ:いつごろからゲーム基盤にクラウドサービスを利用することを考えていたのでしょうか。

福里氏:我が社のタイトルで2作目となる3Dソーシャルトレジャーハントゲーム「亡国のラストレギオン」をリリース(2012年6月)する直前あたりですね。というのも、オンラインゲームは状況によってユーザー数が大きく増減するという特徴があります。例えば、広告を打ったり、SNSで話題になったりすると、急激にユーザー数は増加します。逆に、時間の経過とともにゲームの人気が下火になってくると、ユーザー数は減少します。これらを考えると、柔軟な基盤構築が可能なクラウドを使うのが理想だよね、と当時から運用面でサポートいただいているディーネット様と話していました。このときはまだディーネット様がクラウドサービスに対応していなかったので断念したのですが、その後、他社でもゲーム基盤にクラウドを活用するケースが増えてきたことから、次のタイトルを出すときはクラウドでやろうと心に決めていました。

ニフティ:ニフティクラウドを選んだ理由についてお聞かせください。

福里氏:2013年10月、新タイトル「ゴールドリベリオン」の企画がスタートしたとき、私たちが挙げた要件は、(1)必要な際にリソースを随時増やせること、(2)負荷の状況が確認できること、(3)日割り単位でリソースの増減ができること、の3点でした。ニフティクラウドはこれらの要件をすべてクリアしており、さらにディーネット様の運用サービスも対応していたため、導入することを決めました。

大島氏:我が社が提供するソリューションにニフティクラウドを採用した理由は、国内のデータセンターを使っていることによるサービスの品質や信頼性の高さなどを評価したからです。今回のお話をいただいた際には、知見やノウハウについて、すでにある程度の蓄積がありました。そこで、自信をもってニフティクラウドをお勧めしたのです。

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