この記事の執筆者
ニフティクラウド テクニカルアカウントチーム
こんにちは、ニフティクラウド テクニカルアカウントエンジニアチームです。
2016年4月13日に、ニフティクラウド RDBにて、新サーバータイプ「Type-e」の提供が開始されました。
ニフティクラウドの通常のサーバー同様に、ご利用いただきやすい料金帯のRDBがリリースされたことで、利用しやすくはなりますが、データベースとしての性能は気になるところです。 ※実際の料金などは、料金表をご覧いただければと思います。
本記事は、すでに提供されていたRDBの「Type-h」、今回リリースされた「Type-e」について、性能比較を行った結果をお伝えします。
ベンチマークツールについて
ベンチマークを取得するにあたり、今回計測ツールとして「sysbench」を利用します。
sysbenchは、MySQLなどデータベースのトランザクション処理の測定が可能なツールです。 計測対象となるRDBに対してデータを格納、アクセス元となるクライアントサーバーにsysbenchを導入、計測を実施します。
計測環境
計測対象
利用ゾーン | east-14 |
---|---|
利用ディスク | 高速ディスク |
Type-h | db.small4 、db.medium8 、db.wlarge32 |
Type-e | db.e-small4、db.e-medium8、db.e-wlarge32 |
クライアント:sysbench実行サーバー
利用ゾーン | east-14 |
---|---|
サーバータイプ | wlarge32(Type-h) |
※sysbench実行サーバーによる性能劣化を防ぐため、ハイスペックサーバーを利用
実施方法
1.シングル構成
2.冗長化構成(データ優先)
データ準備/性能取得実施/データクリアを組み込んだシェルを実施
HOST=$1
OLTP_PARAMS="--test=oltp --oltp-table-size=40000000 --db-driver=mysql"
MYSQL_PARAMS="--mysql-user=mydbuser --mysql-password=password --mysql-host=$HOST"
sysbench $OLTP_PARAMS $MYSQL_PARAMS prepare
sysbench $OLTP_PARAMS $MYSQL_PARAMS --num-threads=16 --max-requests=0 --max-time=180 --init-rng=on --oltp-dist-type=uniform run 2>&1
sysbench $OLTP_PARAMS $MYSQL_PARAMS cleanup
計測結果
性能比較
1.シングル構成時
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~index~
・ベンチマークツールについて
・計測環境
・計測対象
・クライアント:sysbench実行サーバー
・実施方法
・計測結果
・性能比較
・コストパフォーマンス比較
・参考:料金
・総評
・さいごに
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