仕事の効率を高めるには大画面、高解像度の液晶ディスプレイを導入するのも効果的だ。デルは数多くのディスプレイを展開しているが、注目の製品が登場した。「Dell P3421W 34.14インチワイドモニター」だ。34型の大型サイズ、画面に集中しやすい曲面仕様、USB Type-Cにも対応する豊富な入力系統、デスクトップ、ノートPCどちらとの組み合わせにもピッタリだ。ここでは、その使い勝手について紹介したい。

  • 「Dell P3421W 34.14インチワイドモニター」。原稿執筆時点の直販価格は62,980円

    「Dell P3421W 34.14インチワイドモニター」。原稿執筆時点の直販価格は62,980円

「Dell P3421W 34.14インチワイドモニター」は、34型の大型かつ、21:9というウルトラワイドな画面、WQHD(3,440×1,440ドット)の高い解像度が魅力の液晶ディスプレイだ。さらに特徴的なのが3800Rの曲率を持つ、曲面スクリーンを採用していること。

  • 21:9のウルトラワイド仕様

    21:9のウルトラワイド仕様

  • 曲率3800Rの曲面仕様である点も大きな特徴

    曲率3800Rの曲面仕様である点も大きな特徴

曲面スクリーンは視野全体を画面に入れやすい、つまり没頭感が高まることから主にゲーミングディスプレイでの採用例が多い。ビジネスには向かないように思えるが、余計なものが視野に入らない曲面スクリーンは画面に集中しやすく、実は仕事の効率アップにもつながる。

しかも、21:9のウルトラワイドは複数のアプリを重ねることなく配置できる。テレワークでは、ワードなど文書作成系のアプリ、情報を集めるためのWebブラウザ、ZoomやSlackといったコミュニケーション系のアプリを同時に起動するようなシチュエーションが多いだけに、デスクトップを広く使えるのは非常に便利だ。

  • ワード、ブラウザ、Slackを起動したところ。横長だけに複数アプリも余裕で配置できる

    メモ帳、ブラウザ、Slackを起動したところ。横長だけに複数アプリも余裕で配置できる

またIPSパネルを採用しており、高い視野角と鮮やかな発色も備えている。また、ちらつきとブルーライトを抑制するComfortView機能もある。デスクワークでは、どうしても画面を見る時間が長いだけにありがたい機能だ。

  • OSDメニューでComfortViewは有効にできる

    OSDメニューでComfortViewは有効にできる

なお、サイズはスタンドを含め幅84.57cm×奥行き23.74cm×高さ39.11cmと大型だ。幅88cm、奥行き45cmのデスクに配置してみたが、幅はほぼ目一杯。デスクの上にいろいろ置いてある場合には設置が厳しい可能性もある。導入を考える場合、そこだけは事前に確認しておきたい。

  • 幅88cm、奥行き45cmのデスクに設置したところ。奥行きはまだ余裕があるが、幅はけっこうギリギリだ。大型だけに設置する場所のスペースには気を付けたい

    幅88cm、奥行き45cmのデスクに設置したところ。奥行きはまだ余裕があるが、幅はけっこうギリギリだ。大型だけに設置する場所のスペースには気を付けたい

大型ではあるが、使い勝手のよさは上々だ。映像入力としてHDMIとDisplayPort、そしてUSB Type-Cを備えている。USB Type-Cは65WのUSB PDにも対応しているので、映像出力とUSB PD対応のUSB Type-Cを備えるノートPCと組み合わせれば、ケーブル1本でノートPCの映像を表示でき、充電まで行える。

そこで、組み合わせるノートPCとしてオススメしたいのが、「Latitude 9410 2in1」などノートPC向けの第10世代インテル® Core™プロセッサーを搭載するモデルや、「New Latitude 7420」や「New Latitude 5520」など、第11世代インテル® Core™ プロセッサーを搭載するモデルだ。

第10世代 インテル® Core™プロセッサーではThunderbolt 3が、第11世代インテル® Core™ プロセッサーではThunderbolt 4が標準サポートされており、多くがUSB Type-Cによる充電とディスプレイ出力に対応しているためだ。

また、「Dell P3421W 34.14インチワイドモニター」はUSBハブ機能も備えているので、マウスやキーボードの接続もしやすい。さらに、1台のキーボード、マウスで2台のPCをコントロールできるKVM機能も備えているため、複数のPCを1台のディスプレイで使いやすいのもポイントだ。

  • インタフェースはHDMI、DisplayPort、USB Type-C入力のほか、USBハブ機能もあり、Type-A形状のUSBポートも4基備える

    インタフェースはHDMI、DisplayPort、USB Type-C入力のほか、USBハブ機能もあり、Type-A形状のUSBポートも4基備える

  • Latitude 9410 2in1のように映像出力とUSB PD対応のType-Cポートを備えていれば、USB Type-Cケーブル1本でノートPCの映像表示と充電が行える

    Latitude 9410 2in1のように映像出力とUSB PD対応のType-Cポートを備えていれば、USB Type-Cケーブル1本でノートPCの映像表示と充電が行える

  • ここで組み合わせたデルの「Latitude 9410 2in1」。直販価格は259,980円から。

    ここで組み合わせたデルの「Latitude 9410 2in1」。直販価格は259,980円から。

スタンドは上下左右の向き、高さ調整が可能と高機能。さすがにウルトラワイドなので回転はできない。スタンドの底面にはケーブルを通してまとめるための穴が用意されているなど細かな気配りもある。とくに高さは最大150mmまで上げられるので、ノートPCを下側に設置、上側をこのディスプレイにする、といったスタイルも構築しやすい。

  • 上下左右の向き、高さ調整が可能なスタンド

    上下左右の向き、高さ調整が可能なスタンド

  • スタンドの下部にはケーブルをまとめるための穴も用意されている

    スタンドの下部にはケーブルをまとめるための穴も用意されている

  • 高さは150mmまで上げられるのでノートPCを下部に配置するスタイルも作りやすい

    高さは150mmまで上げられるのでノートPCを下部に配置するスタイルも作りやすい

実際に1週間以上試用してみたが、34型サイズならWQHD(3,440×1,440ドット)の高解像度でもスケーリング100%(等倍表示)でも、十分な視認性が確保できるのが大きな強み。高い解像度をフルに活かせるため、資料を見ながらの原稿執筆も非常にスムーズだ。視野全体が画面になるので集中しやすく、とても快適だった。テレワークの効率を間違いなく向上させてくれるだろう。

なお、スピーカーは備えていないが、ディスプレイの下部に取り付けられる「Dellスリム サウンドバー SB521A」もオプションとして用意されている。

  • 下部にスッキリと取り付けられる「Dellスリム サウンドバー SB521A」を周辺機器として用意している

    下部にスッキリと取り付けられる「Dellスリム サウンドバー SB521A」を周辺機器として用意している

大画面、高解像度、曲面スクリーン、USB Type-C対応と多くの魅力を備えながら、価格はそれほど高くはなく、設置スペースを確保できるなら導入して損はない。テレワークなら、仕事の効率が上がり、プライベートの時間には映像やゲームで曲面ならではの没入感を楽しめるお得な1台だ。

Dell P3421W 34.14インチワイドモニター

「Dell P3421W 34.14インチワイドモニター」ほか、
厳選オススメ製品を特別価格にてご提供中!

Latitude 9410 2in1

「Latitude 9410 2in1」ほか、
厳選オススメ製品を特別価格にてご提供中!

原稿/撮影 芹澤正芳

監修 デル・テクノロジーズ株式会社 マーケティング統括本部
   広域法人マーケティング シニア・アドバイザー 粟津和也

第10世代インテル® Core™ vPro® プロセッサーを搭載した
最新のインテル® vPro® プラットフォームで IT 強化と作業効率化を

 インテル® vPro® プラットフォームに第10世代インテル® Core™ vPro® プロセッサーを搭載し、妥協のない生産性とハードウェア・ベースのセキュリティー機能、処理能力の革新に繋がる基盤を提供します。

 Intel、インテル、Intelロゴ、Ultrabook、Celeron、Celeron Inside、Core Inside、Intel Atom、Intel Atom Inside、Intel Core、Intel Inside、Intel Insideロゴ、Intel vPro、Itanium、Itanium Inside、Pentium、Pentium Inside、vPro Inside、Xeon、Xeon Phi、Xeon Inside、Intel Optaneは、アメリカ合衆国および/またはその他の国におけるIntel Corporationまたはその子会社の商標です。

[PR]提供:デル・テクノロジーズ