自宅のテレワークで作業効率を高めたいなら、何はともあれ液晶ディスプレイの導入を考えたい。ノートPCと比べると、単体の液晶ディスプレイが搭載するパネルはサイズが大きく、デスクトップに複数のウィンドウを並べて表示しても窮屈さを感じないからだ。
また最近増えてきた「4K」という解像度に対応する液晶ディスプレイなら、精細感のある映像を表示できるし、アイコンや文字の表示も美しい。仕事で利用する映像の素材を整理したり、完成品をチェックしたりすることが多い仕事なら、4K対応液晶ディスプレイを導入するメリットは大きい。
今回紹介するデル・テクノロジーズの「Dell プロフェッショナルシリーズ P2721Q 27インチ 4K USB-C モニタ-」(以降P2721Q)は、こうしたテレワークにおける自宅での作業環境を、大きく高めてくれる優れた液晶ディスプレイである。ここではその機能性や、組み合わせて利用するとさらに便利になる独自ユーティリティの使い勝手などを紹介していこう。
スタイリッシュなデザイン、表示クオリティも抜群
9月23日に発売されたP2721Qは、27型パネルを搭載する液晶ディスプレイだ。パネルの解像度が3,840×2,160ドットのいわゆる「4Kパネル」を採用しており、高精細な映像を表示できる。実売価格は66,800円(税抜)だが、現在はキャンペーンで46,980円で購入できる。
デザイン的な特徴は、左右と上部の3辺のベゼルが実測値で約7mmと非常に狭いことだ。ベゼルが大きく張り出したタイプの液晶ディスプレイと比べると横幅が狭くなるので、設置に必要なスペースも少なくてすむ。また2台並べてデュアルディスプレイで使うときにも、デスクトップ同士の位置が近くなり、使いやすくなると言う実務上のメリットもある。
ベゼル部分に限らず、全体的に薄型のデザインを採用しており、高級感がある。デザイン性に優れた「Latitude 9510」などプレミアムなモバイルノートPCと並べて利用しても違和感がないスタイリッシュさも、大きな魅力になっている。
パネルの背面にはVESAマウントを搭載し、液晶ディスプレイアームを組み込んで自由なスタイルで利用することも可能だ。またこのVESAマウントは、付属のスタンドへの設置でも利用する。スタンドには、上下にパネルを移動する機能や、パネル面を回転する機能が組み込まれており、使いやすい高さや方向にパネルの位置を調整できる。
スタンド中央にある穴は、P2721Qに接続したケーブルをまとめて背面側に引き回すためのものだ。液晶ディスプレイの裏側でケーブルが散乱していると雑多な印象を与えてしまうので、積極的に利用したい。
パネルには色味の変化が非常に少ないIPSパネルを採用し、表面加工は反射光の少ないノングレアタイプだ。実際にデジタルカメラで撮影したいくつかの画像を表示してみたところ、赤い花や草木の緑の鮮やかさが際立つ美しい映像を楽しめた。暗い場所と明るい場所のコントラストもくっきり表現されており、メリハリのある映像が楽しめる。
前面に白一色の画像を表示しても、バックライトのムラはなく、グラデーション画像の濃淡も美しく表現されている。さすがにプロユースらしいクオリティのパネルだ。こうした表示の高さもさることながら、パネルに輝点ピクセル欠陥が1つでも見つかった場合に無料で代替品に交換(黒点は除く)対応が受けられるという「プレミアム パネル保障」制度もうれしい。
また、画面のちらつきを抑える「フリッカーフリー」機能、ブルーライトによる眼球へのダメージを防ぐ「ブルーライトカット」機能も備えており、長時間にわたってPCで作業をしていても疲れにくい。こうした健康への配慮も、テレワークで利用する液晶ディスプレイを選択する場合には重要なポイントになる。
テレワークに最適なインターフェースと独自ユーティリティ
インターフェースは背面に装備する。各ケーブルは下からポートに挿す構造になっており、壁と液晶ディスプレイ背面との間にスペースを取る必要はない。映像入力端子は、DisplayPort、HDMI、USB Type-Cの3系統で切り換えながら利用できる。
テレワークでノートPCと組み合わせて利用するなら、USB Type-Cによる接続に注目したい。P2721QはUSB Type-Cケーブル1本でPower Delivery および Display Port over USB Type-C 対応のノートPCへ最大65Wの給電が可能。対応ノートPCの充電とP2721Qへの映像出力をケーブル1本で行えるのだ。
またP2721QではUSB 3.0ポートとUSB 2.0ポートを2個ずつ搭載しており、USB Type-Cで接続したノートPCのインターフェースを拡張できる。自宅では外付けHDDやUSBメモリ、複合機などを接続してリッチな環境でノートPCを利用し、モバイルしたいときはノートPCからUSB Type-Cケーブルを外すだけという運用ができる。
P2721Qで利用できるデル・テクノロジーズの独自ユーティリティ「Dell Display Manager」も、テレワークを快適にしてくれる便利ツールだ。このツールでは、輝度やコントラストなど映像出力に関する設定をWindows上から行える。P2721Qのサポートページから無料でダウンロードが可能だ。
こうした設定面の利便性もさることながら、デスクトップに敷居を作り、そこにアプリのウィンドウを並べて表示する機能にも注目したい。通常、アプリのウィンドウを用途や使い方に合わせてサイズを調整したり、位置を移動したりするのはユーザーが自分でやらなければならない作業だが、Dell Display Managerを利用すれば、こうしためんどうな作業を自動で行ってくれる。
言葉だけでは分かりにくいと思うので、以下の操作画面を参照してほしい。起動中のアプリに対してどのくらいの領域を割り当てるか、どの位置に移動するかなどはDell Display Managerが自動で設定してくれるので、ユーザーはウィンドウのレイアウト例を見て最適なものを選べばよい。またユーザー自身の好み合わせた配置を作ることもできる。
サイズ感や液晶パネルのクオリティはもちろん、こうした使い勝手の面でも充実した機能を兼ね備えるP2721Qは、まさにテレワーク向きの液晶ディスプレイと言ってよいだろう。より自由な配置を楽しめるモニターアーム「Dellシングル モニター アーム MSA20」や、テレビ会議で明瞭な音声出力が楽しめるサウンドバー「Dell スリム サウンドバー SB521A」などとも組み合わせ、さらに充実したテレワーク環境を作りたい。
なお、今回P2721Qに接続したLatitude 9510は狭額縁の15型液晶や第10世代 インテル® Core™ プロセッサーを搭載し、コンパクトなデザインを採用するモバイルノートPCだ。
グラフィックスはIntel UHD Graphics 600シリーズ が搭載されており、複数のディスプレイを接続した環境でも快適に動作ができるため、あわせて検討したい。
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原稿/撮影 竹内亮介
監修 デル・テクノロジーズ株式会社 マーケティング統括本部
広域法人マーケティング シニア・アドバイザー 粟津和也
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[PR]提供:デル・テクノロジーズ