そうした状況の中、NTTデータは56カ国、19万人のグローバル体制の整備と、さまざまなワークスタイルへの対応を求められていた。
その際に課題となったのは、グローバル拠点におけるガバナンス不足、セキュリティ対応要員のリソース不足、ワークスタイルの変化によるセキュリティリスクの増大であった。
そこで同社はゼロトラストの実装に向けてセキュリティ基盤をグローバルで統一管理し、セキュアFATでクラウドセキュリティサービスを利用することにより、新たな働き方を実現したのだ。
常時ログ監視・分析によるインシデントの予兆検知と早期対応を目指し、アラートの検知後においても難度の高い対応・復旧のフェーズで必要となる専門人材を数多く配置したという。
黎明期からゼロトラストの実装に取り組んできたNTTデータ
このようなゼロトラストの実装においては、数多くのサービスが市場に出回っているが、大きく分けると「ベストオブリード型」と「シングルベンダー型」という2つのアプローチが考えられる。
ベストオブリード型は顧客の環境やニーズに合わせた最適なサービスを組み合わせる手法となり、一方、シングルベンダー型は一つのベンダーで包括的に必要な機能を実装しポリシー管理等を効率化する手法となるが、いずれにせよ現状の環境や、求める機能、予算、要件に応じてベストなアプローチを選択することになる。
なお、ゼロトラストへの移行手順も環境によって異なるが、IDaaSから取り組むことが推奨されるとのことである。
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NTTデータはゼロトラスト黎明期から、自社でさまざまな課題を解決しながらサービスを考慮し、実装を進めてきた。だからこそゼロトラスト実現の難しさも熟知しており、導入から運用まで一気通貫で顧客に寄り添った支援が可能なのだ。
しかもセキュリティに関係するさまざまなベンダーとアライアンスを組んでいるため、最適なサービスを提案することができる。ゼロトラストの実装を検討している担当者の方は、同社が蓄積したノウハウに頼ってみてはいかがだろうか。
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