スマートホーム規格の「Matter」を徹底解説! 家電や電子機器を開発・販売するメーカーが取るべき戦略とは

スマートホームの登場時は、簡単なリモコン機能を実現するためのデバイス間プロトコルが複数存在しただけで、現在のように異なるプロトコル同士の家電、電子機器がネットワークを介して相互につながるというものではなかった。

こうした状況が一気に変わったのは、スマートスピーカーの普及率の激増と、スマートフォンのほとんどのOSにホームオートメーションという家を自動化させる機能が標準で搭載されたこと。さらに、家電や電子機器を開発・販売するメーカー(CEメーカー)各社が、標準規格の一つである「Matter」に対応すると公表したからである。その結果、ユーザーにとっては、接続された各種デバイスをブランドに依存せず、スマートフォンでどこからでも一括でコントロールできるという期待値が高まった。また、メーカーにとっては、スマートフォンとMatterを組み合わせた開発の取り組みが次なる進化の足がかりとなったのだ。

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CE製品メーカーにとってのMatter
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スマートホーム・テクノロジは、AlexaやSiriといったAIベースのパーソナルアシスタントとの連携を果たし、高レベルの自動化も実現した。特に周囲の環境に合わせて音響や照明を自動調整するアンビエント制御は、ユーザーに大きな利便性をもたらしたといえる。

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本ドキュメントでは、スマートホーム市場のさらなる拡大を阻害する要因を分析し、メーカーがどの規格を選べばよいのか判断しづらい状況にあることを指摘したうえで、標準規格の一つであるMatterに焦点を当てている。

特に、Matterのレイヤード・アーキテクチャが、ネットワーク、プロトコル、セマンティックを標準化する点に注目したい。また、CEメーカーがMatter戦略を進める際のポイントのほか、自律化・エコシステムの加速についても、具体的なユースケースを交えて紹介してくれる。Matterデバイス/ソフトウェア開発のプラットフォームの詳細も解説しており、実践的なプロセスがイメージできる内容となっている。自社がMatter戦略を推進していく上での指針となる、貴重なドキュメントといえるだろう。

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