ITを活用しない企業はないといっても過言ではない昨今、情シス部門はまさに組織を支える要といえる存在だ。それだけに情シスの業務は多岐にわたっており、今日も全国のあちこちで情シスメンバーは悲喜こもごものようす。
そんな情シスにおける“あるある”なエピソードを今年も川柳の形で大募集。なんと、1300件オーバーの応募が集まった!
本記事では、各受賞作品ついて情シスのタマちゃんこと田丸さん、庶務課で川柳をちょっとかじっている柴田さん、そして特別審査員が講評していく。
今年は特別審査員5名が大集結
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今回はなんと、ぼくたち以外にも特別審査員の皆さんに受賞作を選んでいただきました! 作品に対してコメントもいただいちゃいましたよ~! |
すごいね~! みなさんと一緒に見られるのが楽しみだなあ。 |
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和泉 憲明 氏 経済産業省商務情報政策局・情報経済課 |
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徳丸 浩 氏 EGセキュアソリューションズ取締役CTO |
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斎藤 達哉 氏 専修大学 国際コミュニケーション学部 日本語学科教授 |
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山田井 ユウキ 氏 フリーライター |
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小林 行雄 TECH+編集長 |
部門ごとの受賞作品を発表!
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それでは、早速結果を見ていきましょう! |
DX部門
DXは、何か特定の技術・システムを導入すれば達成できるものではなく、本来、組織文化や業務慣習をデジタル中心に刷新することで初めて達成されるものです。推進過程の是非はさておき、DX推進の担当者への照会が増える、というシーンは、まさに、技術・システムだけを担当することの難しさが表現されていますね。
和泉 憲明 氏―経済産業省商務情報政策局・情報経済課
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このエピソード、うちの会社のことかと思いました…! |
セキュリティ部門
働き方改革として働き方の多様性を求めるべく導入が進められたテレワークですが、セキュリティも「多様」。直言すればセキュリティレベルが低いことを嘆いていますが、一方でコロナ禍により急ごしらえでセキュリティを確保しなければならず、意図せず会社ごとに「多様な」対策となった現状も想起させる秀作です。
徳丸 浩 氏―EGセキュアソリューションズ取締役CTO
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テレワークのセキュリティは情シスにとっても頭の痛い問題ですよね。社員のみんなのリテラシーを考えると、対策しても対策しても不安が……。 |
ここがすごいよ、うちの情シス部門
「IT知識だけじゃないぞ。コミュ力も大切だぞ」ということを「情」という漢字に込めた作品。自慢も苦労話もしていないのに、裏では大変なのだろうなあと想像させる作風は秀逸です。結びに「あたたかい」を持ってきたことで、トラブルを解決してもらった社員の嬉しそうな顔が浮かんできて、ほっこりする作品になりました。
斎藤 達哉 氏―専修大学 国際コミュニケーション学部 日本語学科 教授
情シスの「情」は人情の「情」ってわけかぁ! |
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ここが変だよ、うちの情シス部門
PCのセッティングやセキュリティ対策などテレワークの準備を整えたのは情シスなのに、テレワークが導入されてもオンプレサーバの管理やらシステムのメンテやらで情シスは出社している状況、あるある! せめてシフト制にしてほしいところですが、「みな出社」ってことは上司が鶴の一声で……と想像が膨らむ作品です。
山田井 ユウキ 氏―フリーライター
今回、テレワーク系の作品がいくつか選ばれてるけど、それだけテレワークには情シスとして思うところが多いってことなのかな~。たしかにオフィスに情シスだけいる光景を想像すると寂しいかも~。 |
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金賞・銀賞・銅賞を発表! 1300を超える作品から選ばれたのは…?
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部門賞はどの作品も力作ばかりでしたね! さあ、いよいよ金賞・銀賞・銅賞を発表しますよ! はたしてどんな作品が選ばれたのか……ドキドキです! |
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これは文句なし! LANとRUNがきれいにかかっているし、しかも情シスとしては情景がめちゃくちゃ想像できます! ていうか、うちの会社でも日常茶飯事ですよね⁉ |
たしかにタマちゃんが社内を走り回っているところ、よく見るもんね~。あらためて情シスのみんなのバタバタが伝わってくる、うまい一句だと思うなぁ。 |
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そうなんですよね……大企業だからって情シスがたくさんいるとは限らないんです。1人が5万人を守っていることだってありえますからね。この川柳でそれがどれだけすごいことなのか伝わってほしい! |
守られている側は気づきにくいけど、日頃からトラブルなく仕事ができるのは情シスのおかげなんだね~。 |
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これは思わず笑っちゃいました! きっと共感する人も多いんじゃないでしょうか。デジタル化を推進するなら、ペーパーレスくらいはできてからにしてほしい! |
デジタルで作った書類を一度印刷して、それをまたスキャンしてデジタルに戻すみたいな作業、考えてみたらムダでしかないけど、ありがちかもね~。 |
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受賞作の多くが、「デジタル化」や「テレワーク」といった取り組みを実現するために人知れず奮闘し続ける現場の苦労が想像できるものでした。そうした受賞作品を通して企業のデジタル戦略を支える情シスたちの努力を感じてもらうことで、1人でも多くの人のITに対する意識向上につながればと思っています。
小林 行雄―TECH+編集長
今年も素敵な作品のご応募、ありがとうございました!
今年もたくさんの応募があった情シス川柳。今回は部門別に募集したが、どの部門にも多くの川柳が投稿され、情シスの皆さんのリアルな声を知ることができた。
デジタル化が進むことで、情シスの業務の幅はどんどん広がっている。きっとまだしばらくは、世の情シスの心が休まる日は訪れないのだろう。
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今回もすごくうまい作品ばかりでびっくりしました! 情景が思い浮かぶ川柳も多くて、読んでいるうちに自分の経験をいろいろと思い出しましたよ。 |
今回部門別に募集してみたけど、テレワークやDXをテーマにした川柳が多くて、時代を反映してるな~と思ったねぇ。ぼくら一般社員はテレワークもDXもありがたいんだけど、その裏には情シスのみんなの苦労があるんだね~。 |
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そうなんです……! まぁでも、大変だけどやりがいがあるんですよ、情シスって。みんなが安全かつ快適に仕事できるように、これからも自分なりに支えていきます! |
ぼくらも情シスのみんなにもっと感謝しないといけないね~。 |
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今回もとても楽しかったです! 皆さんご応募ありがとうございました! |
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