客観的なデータをもとにEnd to Endで業務を可視化する手法として注目を集めている「プロセスマイニング」。自社の業務プロセス全体を可視化し分析・改善を進めていくにあたってはLOB(Line of Business;事業部門)との連携が必須となるが、具体的にはどのような流れでプロセスマイニングを進めていけばよいのだろうか。
また、最近では次世代のプロセスマイニングとして、「オブジェクト・セントリック・プロセスマイニング(OCPM)」の導入が海外を中心に進みつつある。従来のプロセスマイニングをレントゲン画像に例えるとするならば、OCPMはMRIのようにより透明性高く全体像を把握できるものだ。
前編では、日本企業が抱える業務プロセスの課題を背景に、プロセスマイニング領域のパイオニアCelonisが提供するプロセスマイニングプラットフォーム「Celonis Execution Management System(EMS)」の価値を紐解いてきた。後編となる本稿では、同社のバリューエンジニアリング本部の本部⻑を務める新谷卓也氏に、プロセスマイニングの進め方とOCPMが実現する世界観について聞いた。
プロセスマイニング導入における8つの成功要因とは
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