Wi-Fi 4(IEEE802.11n)以降、Wi-Fi規格はチャネルボンディング(複数の通信チャネルを束ねて1つの通信として使うこと)に対応し、複数の帯域を利用できるようになったことで、高速性と安定性を向上させてきた。
Wi-Fi 5以降は20MHz、40MHz、80MHz、160MHzと、4つの帯域幅に対応してきたが、近年ではその帯域幅すべてを利用するケースは少ないようだ。実際、ある調査によると91%のチャンネルは80MHz未満で展開されており、Wi-Fi本来の能力を発揮しきれていないという。
さらに、IoTデバイスが爆発的に増加しているうえ、5Gなどのモバイルデータ通信のトラフィックの63%がWi-Fiにオフロードされている状況のため、Wi-Fiを取り巻く環境は厳しさを増している。
日本ヒューレット・パッカード、エフタイム 提供資料
ついに始まった新時代のWi-Fi規格「Wi-Fi 6E」とAruba無線LANのご紹介
> > 動画の視聴はこちら
6GHz帯の追加でWi-Fi本来の能力を発揮
この状況を打破するために生まれたのが「Wi-Fi 6E」だ。これまで利用できた周波数帯である2.4GHzや5GHzに、新しく6GHzが追加されたことで、その能力を最大限に発揮できるようになっている。
たとえば工場における低遅延自制御遠隔監視、医療における高速データ伝送遠隔モニタ、スマートホームにおける8K超高精細映像送信といった用途で活躍することだろう。
* * *
以下のリンク先から視聴できる動画では、WI-Fi 6E規格の詳細をはじめ、周波数帯の拡張によって「WI-Fi 6E」からどのようなメリットがもたらされるのか、どのようなユースケースが想定されるのかを解説している。PCやスマートフォン、タブレットの対応状況など、「Wi-Fi 6E」を取り巻く最新動向についても解説しているので、ぜひとも参照してほしい。
動画のご案内
日本ヒューレット・パッカード、エフタイム 提供資料
ついに始まった新時代のWi-Fi規格「Wi-Fi 6E」とAruba無線LANのご紹介
> > 動画の視聴はこちら
[PR]提供:日本ヒューレット・パッカード、エフタイム