みずほフィナンシャルグループには、異なる国籍、性別、文化、価値観を持つ多様な社員が参加する 10 の「ERG(社員リソースグループ)」が存在します。グローバルで 4,000 名以上の社員がこれらの活動に参加し、その中の 1 つ「コクリエ(CocreA)」は、スローガンとして「知っている人を知る、殻をやぶろう」を掲げ、テクノロジーとビジネスの関係性を学びながら、新しい価値を創出することを目指して日々活動を続けています。この取り組みの一環として、クラウドエースが提供する Google Cloud 認定トレーニングを受講していただき、コクリエに所属するみずほフィナンシャルグループの担当者2名、みずほ銀行の 担当者2名、そしてみずほリサーチ&テクノロジーズの担当者から話を伺いました。
DX 推進を目指し、Google Cloud の最先端技術を学ぶ
市川氏 コクリエは、自分の担当業務に留まらず、テクノロジーとビジネスの関係性を学ぶことで、新たな価値創造を目指して発足したもので、〈みずほ〉のあらゆる部署から様々なバックグラウンドを持った 800 名を超える社員が参加しています。
今回トレーニングを受講したメンバーは、ほとんどが非エンジニアであり、社内のリソースでは身につけられる知見に限りがあると感じていたため、社外で学べる場の創出を検討していました。
平野氏 日々の業務においてもっとクラウドなどのテックを活用して、解決したいと感じる課題があるにも関わらず、何を活用して、どのように解決していけば良いのか分かりませんでした。また、きちんと学び理解する機会が個人ではなかなか持てず、コクリエの活動でも社内での DX 推進はハードルが高いと感じていました。そんな中、Google Cloud 公式ユーザー会 Jagu’e’r(Japan Google Cloud Usergroup for Enterprise) で相談させて頂いたところ、クラウドエースから私たちが学びたい内容や課題にフォーカスした研修内容をご提案いただきました。ぜひ受講してみたいとコクリエメンバーの士気も上がり、実施に至りました。
新たなビジネス創出に繋げるため、クラウドの知識を身につける
金森氏 「クラウドってなに?」という状態からのスタートだったので、トレーニング内容を理解するのは難しいのでは、と構えていたのですが、担当してくださったトレーナーの方々も元々は非エンジニアでいらっしゃったところから努力されたお話など、体験談も共有してくださり「私も頑張ってみよう!」というモチベーションに繋がりました。また、実際に今回受講させていただいたことがきっかけで、テクノロジーの可能性により興味を持つようになり、かねてから希望していた部署への異動が叶いました。
大和田氏 今まで「なんとなく」で理解していたクラウドにしっかり向き合って一から理解することができました。
日々、目の前の業務に向き合っているとそればかりに集中してしまい、視野が狭くなりがちでしたが、Google Cloud のトレーニングを通して自分の世界が広がり、業務の中で新しい視点から様々な提案が出来るようになりました。
平野氏 トレーニングの内容は非エンジニアにもわかりやすいよう、ハンズオンの時間を多く設けてくださり、実際に手を動かすことでより理解が深まりました。スケジュールの都合で前回の受講から時間が空いてしまった際も、トレーニングの冒頭で復習時間を設けて頂くなど、丁寧にフォローを頂けたので安心して受講できました。
市川氏 コクリエの活動は業務時間外に行っているため、スケジュール調整が難しく、通常 1 回で完了するプログラムを 2 時間ごとに区切ってカスタマイズしてくださるなど、大変柔軟に対応してくださったため、常に高い参加率を保ちながら受講を終えることが出来ました。
岡崎氏 Google Cloud のトレーニングは英語のコンテンツが多く、学習しにくいと感じていましたが、クラウドエースのトレーニングは Google Cloud のコンテンツを元に独自の補足資料を作成されており、とてもわかり易かったです。
実際に BigQuery などを使わせていただき、難しいと思っていたデータ分析の領域をより身近に感じることが出来ました。
様々なバックグラウンドのある受講者に合わせ、カスタマイズしたトレーニングを提供
関根氏(クラウドエース) 様々な部署からご参加いただいたため、より多くの方々がご参加頂ける業務後の時間をご用意し、受講頂きました。
また、非エンジニアの方でも抵抗を感じることなく学んで頂けるよう、できるだけ分かり易いコンテンツを意識してご提案をしました。
ラリオス氏(クラウドエース) コクリエの皆さまは業務を終えてからの参加だったため、できるだけ継続して興味を持って頂けるよう工夫しました。たとえば、体験談などを用いてご説明したり、Google Cloud のユースケースなどを用いて、利用シーンをイメージしてもらえるように意識しました。
また、テクニカルな用語に慣れていない方もいらっしゃったので、例え話を交えて丁寧にご説明をしました。
私自身も元々は非エンジニアだったので、より皆さまの立場に寄り添ったトレーニングを提供できたのではないかと思います。
Google Cloud を導入し、業務効率化を図っていきたい
市川氏 今回受講させていただいたトレーニングがきっかけで、コクリエメンバーの中でも自分の部署に Google Cloud 導入を働きかける動きもあります。〈みずほ〉では、2019 年から毎年 11 月に Mizuho Diversity and Inclusion Month というダイバーシティ&インクルージョン(D&I)を全社的により一層推進することを目的に、さまざまな部署や ERG がイベントを主催する D&I 推進月間があります。そういった機会も捉えて、様々な社員に興味を持って頂けるようにコクリエの活動を精力的に紹介していきたいと思っています。
平野氏 今まで関わる機会が少なかった領域についての学習により刺激を受け、自分の成長に繋がっていることを実感します。ここで学んだことを更に業務に反映していけるよう、引き続き新しい知識を身につけていきたいと思います。
関根氏(クラウドエース) ビジネスサイドの人がこのようなかたちでデジタル領域のことを学び、エンジニアサイドとディスカッションを行うことで、ビジネスがどんどん加速していくと思います。バックグラウンドが異なる人が集まることによって、イノベーションの創出に繋がると思うので、今後とも一緒に Google Cloud について学んでいきたいと思います。
今回の事例の YouTube 動画もぜひご覧ください
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この機会にぜひとも Google Cloud の世界に足を踏みこんでいただけましたら幸いです。
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今回利用したサービスについて
Google Cloud 認定トレーニング
ー Google Cloud Fundamentals : Core Infrastructure(初級)
Google Cloud Fundamentals :
Core Infrastructureは、Google Cloud の概要をハンズオンを交えながら学習するトレーニングです。
GCP の基本的なサービスや機能を理解し、実際のプロジェクトで効果的に活用できるようになることを目指しています。このコースは以下のようなトピックを網羅しています。
モジュール 1:Google Cloud とは
モジュール 2:クラウドにおけるリソースとアクセス
モジュール 3:クラウドにおける仮想マシンとネットワーク
モジュール 4:クラウドのストレージ
モジュール 5:クラウドのコンテナ
モジュール 6:クラウドのアプリケーション
モジュール 7:クラウドでの開発とデプロイ
モジュール 8:クラウドでのモニタリング
モジュール 9:まとめ
Google Cloud のトレーニングを提供できる Training Partner は国内でも数社のみで、講師も Google による厳しい審査を通過した限られた認定トレーナーが行います。クラウドエースは国内最多のトレーニング開催数と講師数で、Google Cloud 人材の育成や内製化を支援しています。
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