リモートワークなどの柔軟な働き方が拡大。PC運用管理はより一層複雑に

リモートワークとオフィス出社を組み合わせた柔軟な働き方への対応が進むなか、PC利用やPC運用管理のあり方が大きく変わってきている。

PCを利用する社員にとって重要なことは、いかにストレスなくPCで仕事ができるかだ。リモートワークの場合、PC環境が生産性や業務効率に直結する。たとえば、大事なWeb会議があったとして、PCの性能不足によってたびたび停止したり、遅延が発生したりすれば、会議に悪影響がでてしまう。使いやすく業務に適した性能のPCを利用できれば、さまざまな作業を軽快にこなすことができ、これまで以上に仕事で成果を出しやすくなる。

一方、社員のPCを管理するIT管理者や情報システム部(情シス)にとって重要なことは、複雑化しがちなPC環境をいかに効率良く管理するかだ。リモートワークの拡大にともない、オフィスで利用するPCを社外に持ち出したり、モバイルPCやスマートデバイスを追加支給したりするケースが増えた。管理する台数が増えれば増えるほど、PC管理やセキュリティのためのシステム導入、故障やトラブル対応のためのルール作りも必要になる。通常業務をこなしながら新しいPCの運用管理をしていくのは、容易なことではない。

ここで注意したいのは、PC利用やPC運用管理は、経営に大きく関わるテーマということだ。一般的に、PCの購入から廃棄までのライフサイクルは、減価償却費などの経理処理の理由もあり、5〜6年間に設定されることが多い。しかし昨今、ビジネス環境は目まぐるしく変化するため、そうした固定的な計画は通用しないことが増えた。いかに予算を確保し導入時期を決定していくかは、経営にとっても頭の痛い悩みなのだ。

法人向けPCの「サブスク」が、社員・情シス・経営層の悩みを一気に解決!

こうしたPCの利用や運用にまつわる、社員・IT管理者や情シス・経営者の悩みを解消するのが、ウチダエスコが提供する「PCサブスクリプション」サービスだ。PCサブスクリプションは、法人向けPCを従来のような5年間償却で利用するのではなく、月額定額制の「サブスク」で利用するサービスだ。

サブスクは初期費用を低く抑えながら、必要なときに必要なものを効率良く利用できることがメリットで、個人向けで人気を博している。このサブスクの仕組みを法人向けPC分野に応用し、低価格・高品質で提供するのがPCサブスクリプションである。PCサブスクリプションが具体的にどのような仕組みで、どんなメリットを企業にもたらすのかを紹介する前に、企業が抱える目の前の課題を立場別で整理しておこう。

社員
まず、社員の観点で見ると、自分の好きなPCを自由に選べないことが課題につながりやすい。法人向けPCは管理の観点から標準モデルを数機種に限定して提供されることがほとんどだ。好きなPCを好きなように選べないことで窮屈な作業を強いられることになる。PCに慣れた若い人にとっては、好きなPC環境で働けないことが企業に入社する選択肢になるケースもあるほどだ。

IT管理者・情シス
次に、IT管理者・情シス観点で見ると、複雑化するIT環境をいかに効率良く管理するかが重要だ。特にリモート環境では、PCの調達からキッティング(セットアップ)、ユーザーへの配布、トラブル対応、故障対応、廃棄などの作業も大きな負担になる。できるだけ時間や手間をかけずに作業を実施できることが望ましい。

経営者
経営者の観点で見ると、PC環境の整備で最も重視すべきはコストだろう。新規にPCを購入して社員に良い環境を整備しようと思っても、イニシャルコストが高ければ導入をためらってしまう。また、固定資産も増えるため、事業環境の変化にあわせた柔軟な経営が難しくなってしまう。

PCサブスクリプションの3つの大きなメリット

PCサブスクリプションのメリットは大きく3つある。

1つ目は、マルチベンダーであるウチダエスコの強みを生かし、豊富なラインアップのPCを1台からサブスクで月額・年額で利用できることだ。高性能PCから軽快なモバイルPCまで、多種多様なPCを組み合わせることで、個人や職場のニーズにあった柔軟な働き方の実現が可能だ。好きなPCを好きなときに利用できることは、社員の満足度向上にもつながる。

2つ目は、PCの運用管理費用を大幅に削減できることだ。PCサブスクリプションは、機器のレンタルやリースといったサービスとは異なり、調達からキッティング、ユーザーへの配布、運用保守、回収、データ消去までをセットにして提供するサービスである。IT管理者は、PC運用管理などの業務を部分的にウチダエスコにアウトソーシングすることで、PC管理業務をスリム化し、本来の業務へのパワーシフトが可能だ。PC管理のために臨時社員を雇ったり、コスト管理のために業務の見える化に取り組んだりする手間も削減できる。

3つ目は、オフバランスと費用の平準化だ。PCサブスクリプションは「利用から所有へ」への流れを加速できるサービスだ。PCを購入して固定資産として償却するのではなく、月額・年額での支払いとして変動費化することで、財務諸表(バランスシート)上で資産・負債を圧縮(オフバランス)できる。経営者にとっては、スリムな環境で経営が可能になる。また、5年単位で多額のPC購入費がなくなり、平準化できるため、事業環境の変化に対応しやすくなり、計画的なIT投資も可能になる。

グローバルで定評のあるHP製品を、日本全国の販売・サポート拠点を通じてサービス提供

このようにウチダエスコのPCサブスクリプションは、PC環境の整備による社員の生産性向上や従業員満足度の向上、サブスク利用によるIT管理者・情シスのPC運用管理費用の削減や負担の軽減、そして固定費の変動費化による柔軟でスピーディーな経営の実現といった成果をもたらすことが可能だ。

実際にPCサブスクリプションを利用する際は、スモールスタートで段階的に導入していくのがおすすめだ。ある有名ドラッグストアチェーンでは、保守期限の切れたPCやリースアップしたPCを20台ずつPCサブスクリプションに切り替えていき、最終的に店舗で利用している200台のPCすべてをPCサブスクリプションで管理するようにしたという。

PCの設定や設置はもちろん、移行にともなうヘルプデスクや保守サービスも利用することで、スムーズな移行を実現しただけでなく、4年契約でサービスを継続することで、多額のリプレイスコストなしに最新PCに切り替えていく体制をとっている。社員満足度の向上、運用管理コストの削減、オフバランスと平準化といったメリットを最大限に享受しながら、事業環境の変化に柔軟に対応できるPC環境を整備しているわけだ。

こうしたトータルサービスを提供できるのは、ウチダエスコの持つ技術力と実績、日本全国に販売・サポート拠点を持つサポート体制の充実がある。

  • 日本全国に対応拠点を構えるウチダエスコ

また、グローバルで安定的な調達網を持ち、高品質で安全なPCを展開する日本HPと強力なタッグを組むことで、幅広いラインアップをもつHP製のPCすべてを、PCサブスクリプションで利用できる。社会経済情勢の影響を可能な限り少なくして、PCを顧客組織に届けることができる仕組みを有している。さらにウチダエスコは、日本HPの認定サービスプロバイダーでもあるため、メーカー保守まで請け負うことも可能だ。そして特筆すべきはHP製PCの強力な提供体制だけではない。日本HPのビジネスPCは「HP Wolf Security for Business」という独自のエンドポイントセキュリティ製品群が組み込まれているため、リモート環境でも安全に仕事をこなすことができ、セキュリティ運用の負荷を軽減できるのもポイントだ。

最適なPC管理をしたいと考えているのであれば、PCライフサイクル管理をまるごとサービス化するPCサブスクリプションと、幅広いラインアップかつセキュリティ性にも優れた日本HP のビジネス PCの組み合わせはおすすめだ。

  • ウチダエスコのPCサブスクリプションは、日本HPの幅広いラインアップから機種の選定が可能

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PCサブスクリプションは、リモートワークをはじめとする柔軟な働き方に最適なサービスだ。従来型のPC調達や管理で発生する制約やコスト負担から解放され、柔軟な経営を可能にする。今後のスタンダードなPC利用のあり方として、ぜひ検討してみてはいかがだろうか。

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[PR]提供:ウチダエスコ、日本HP