従業員数5,000人以上の大規模民間企業と、教育・公共機関の勤務者を対象にITRが実施した調査によると、ハイブリッドワークを永続的な働き方として有望視している国内企業は48%にも上る。
興味深いのはその理由で、「従業員の満足度向上が期待できる」が最多だったという。
それ以外にも「生産性の向上が期待できる」「優秀な人材を採用・維持しやすい」「柔軟なアイデアや着想が得られやすくなる」といった項目がハイブリッドワークを想定する組織では高い値となった。
つまりハイブリッドワークは「従業員エンゲージメント」つまり従業員の働きやすさや組織に対する貢献意欲の向上といった面からも注目されており、もっといえばそれらが相関関係にあることが読み取れる。
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ハイブリッドワーク時代に問われる従業員エンゲージメント
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ハイブリッドワークの成功に向けた課題とは
では緊急的な措置として始まったハイブリッドワークについて、どのようなあり方を目指すとよいのだろうか? ハイブリッドワーク採用に対する調査によると、ハイブリッドワークを想定する組織では「働きぶりの見えにくさ」「関係性の希薄化」に対する懸念が大きいことがわかる。
リモートワーク中心を想定している組織では「電話の使い勝手」、またオフィスワーク中心を想定している組織では会議における「臨場感の不足」やオフィス勤務者とリモート勤務者との間に生じる「不公平感」に対して懸念を抱く傾向が強い。総じてコミュニケーション関連の不安が大きいといえるだろう。
ハイブリッドワークに求められるコミュニケーション基盤の条件を整理すると、以下の3つにまとめられる。これらの懸念が解消されればハイブリッドワークもより加速するはずだ。
- 同期型/非同期型の双方に対応したコミュニケーション基盤の採用
- ビデオ会議における臨場感の向上
- オフィス内外で一貫した受電/架電体験の提供
「UCaaS」(Unified Communication as a Service)という用語をご存じだろうか。これは動画や音声、テキストやファイルによるコミュニケーションが一つのプラットフォームに集約され、それらが同期型/非同期型の双方に対応しているクラウドサービスのことだ。UCaaSによる体験は、ハイブリッドワークにおけるコミュニケーションの懸念を払拭する手段といえないだろうか。
UCaaSの必要性を感じている回答者(529件)に対し、UCaaSに求める機能を尋ねたところ「ビデオ会議」が最も多かった。UCaaSの中でも特にビデオ会議はコア機能に位置づけられ、従業員エンゲージメントにも深く関連しているといえる。
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ここまで、ハイブリッドワークが従業員エンゲージメントと相関関係にあること、ハイブリッドワークの採用においてコミュニケーション面の懸念があること、UCaaSがそれを払拭するサービスでありうること、中でもビデオ会議がポイントであることを解説してきた。
以下でダウンロードできる資料ではより詳細な解説と、Zoomを活用した先進事例を紹介している。ぜひ一読いただき、ハイブリッドワークの推進に役立てていただければ幸いである。
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