もともと兵庫県ではデータ分析・活用の取り組みの大半をExcelで行っていたが、そのたびに集計やグラフ作成が必要になり、迅速性や効率性の面でボトルネックになっていたという。
また、一部の政策・統計部門では専門性を有する職員が統計解析ソフトなどを利用していたものの、属人的な業務のため他部署への展開が困難で、データや成果の共有が難しいという問題も抱えていた。
データ分析・活用の効率化、業務の属人化の解消……どちらもDXの推進において欠かせない要素といえるだろう。
そこで兵庫県はオープンデータの可視化、そして探索的なデータ分析を行うためのICT基盤を導入することとなったのだ。
Tableau Japan 提供資料
[兵庫県]オープンデータ推進のプラットフォームとしてTableauを活用
健康寿命の延伸を目指したデータ利活用でも大きな貢献
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データ分析基盤「Tableau」が兵庫県の施策を支援
オープンデータの活用では、機械が判読しやすい形式で数値や文字を公開することが重要なのはもちろんだが、兵庫県はさらなる取り組みを進めている。特徴的なのは、よりわかりやすい形で情報発信できるよう、グラフや地図などで可視化したダッシュボードを共有した点だ。
ダッシュボードはデータの全体像が把握しやすいうえ、探索的なデータ分析が行えたり、同じデータを見ながら会話を深めたりできる。兵庫県も「兵庫県_交通事故発生状況」「県民連携事業の実施状況」「将来人口推計」「兵庫健康Data」といったダッシュボードを公開し、適切な政策立案に結び付けている。
こうした一連の取り組みを支えたのが「Tableau」というデータ分析基盤である。特に共有・公開機能を活用することで、県内の各市町が自分事として「データを起点とした地域政策」を推進できる体制が整った。
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兵庫県は最終的に、データ分析の専門家でない現場の人々が、外部委託せずとも自らの手でデータを活用する「データの民主化」の実現を目指しているという。そのためにも「Tableau」への期待は大きいとのことである。
この兵庫県の取り組みは公共だけでなく、一般の企業でも参考にしてほしい事例といえる。以下でダウンロードできる資料で、兵庫県の施策の全貌、そして「Tableau」が果たした役割をぜひともご覧いただきたい。
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健康寿命の延伸を目指したデータ利活用でも大きな貢献
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