従来のオフィスを中心としたワークスタイルから、在宅でのリモートワークなど柔軟な働き方への移行が進むなか、中堅中小企業におけるビジネスPCの選択基準にも変化が生じている。ユーザーはリモートワーク環境でもオフィスと同様の感覚で業務が行えるビジネスPCを求めているうえに、情報システム部門の管理者にとっても業務負荷を増やさずにリモートワーク環境のPCを管理できる体制の構築が不可欠。
こうしたユーザー・管理者双方の課題を解決してくれるのが、デル・テクノロジーズの新サービス「ゼロタッチPC for SMB」に対応した即納モデルの法人向けノートPC「Latitude 3520」となる。
本稿では、コストパフォーマンスに優れ、生産性を高める機能を搭載した本製品の特徴を解説するとともに、中堅中小企業の抱えるPC運用管理の課題を解消する「ゼロタッチPC for SMB」サービスの詳細について確認していきたい。
オフィスのデスクトップPCと同じ感覚で利用できるノートPCを選定したい
デジタルトランスフォーメーション(DX)や働き方改革の波は中堅中小企業にも押し寄せており、在宅勤務をはじめとしたリモートワーク環境の構築を進める企業はあとを絶たない。そのため、ビジネスPCをはじめとしたIT環境の見直しを図る企業は増加傾向にあり、リモートワークに適したノートPCのニーズが高まっている状況だ。
あらゆるシーンで利用できるノートPCの導入は、多様な働き方を実現するための有効な選択肢といえるが、製品選択にあたって注意すべきポイントは複数存在する。まずは生産性の向上に直結する「ユーザーの使い勝手」。これまでオフィスのデスクトップPCで業務を行っていたというような場合、選択したノートPCによっては操作感覚が大きく変わってしまい、ユーザーの業務効率が低下してしまうケースも少なくない。このため、処理性能はもちろん、キーボードなどのインタフェース周りやポート類も含め、オフィス環境と同等のスペックを備えた製品を選択することが重要となる。また、中堅中小企業においてビジネスPCの導入はそれほど頻繁に行うものではないため、生産性を高める最新機能を搭載した製品をチョイスできればベターだ。
さらにユーザー目線では、あらゆるシーンで利用できる可搬性や堅牢性も不可欠。在宅勤務などのリモートワーク環境では、管理者への問い合わせも気軽に行えないため、安心して使い続けられる信頼性の高さが求められる。
一方、管理者目線では、コストと性能のバランスに優れていることをはじめ、必要な台数を迅速に調達できることや、業務負荷を増やすことなく効率的に運用できることが選定のポイントとなる。昨今は半導体不足などの影響により、PCの調達に時間を要するケースもめずらしくないが、必要なタイミングで導入することができなければビジネスチャンスを失うことにもなりかねない。このため、“コストパフォーマンスに優れ”、“迅速に調達でき”、“運用面での負荷を軽減できる仕組みを備えた”製品が必要とされる。
必要なときに必要な台数を調達できる「即納モデル」で、ビジネスチャンスを逃さない
こうしたユーザー・管理者のニーズに応えてくれるのが、デル・テクノロジーズが提供するスタンダードノートPC製品である「Latitude 3520」だ。
同社の売れ筋モデルから導き出した基本スペックを採用し、多くの企業が望む構成を具現化したコストパフォーマンスの高い即納モデルを用意しているのが大きな特徴となる。CPUに高い処理性能を備えたインテル® Core™ i5、メモリも8GB/16GBから選択できるなど、一般的な業務ならば余裕を持って行える基本スペックを搭載。広い作業スペースで快適な業務を実現する15.6インチ フルHDディスプレイを採用しながら、重量約1.78kgと可搬性にも優れており、持ち運んで多様なシーンで利用することができる。もちろん法人向けPCに求められる堅牢性も備えている。
テンキーを備えたフルキーボードを装備しており、オフィスのデスクトップPCと同じ感覚で利用できるのも見逃せないポイント。
さらに、USB Type-A/Type-CポートやHDMIポートに加えて近年のノートPCでは省かれることも多いLANポートも実装し、有線LAN・無線LANに対応しているのも大きなメリットとなる。
またディスプレイ上部のカメラにはプライバシーシャッターが搭載され、ビデオ会議時のセキュリティ強化に大きな効果を発揮する。
さらにデル・テクノロジーズが開発したAIベースの最適化ソフトウェアである「Dell Optimizer」を搭載し、パフォーマンスやネットワーク、バッテリーの最適化をはじめ、音声・ビデオ会議時のノイズ低減など生産性を向上させる機能が満載されているのも特徴。単にリモートワーク環境に対応するだけでなく、業務効率化や生産性向上の実現までを強力にサポートしてくれる製品に仕上がっている。
即納モデルとして100台規模の導入にも迅速に対応できることも、管理者にとって大きなポイントとなる。CPUメーカーと強力なリレーションシップを持ち、豊富な国内在庫を揃えるデル・テクノロジーズの製品であることのメリットを活かし、必要な台数を必要なときに調達できるだけにとどまらず、万が一故障した際にも迅速に代替機を提供。企業が求める“ビジネスを止めない”PC調達を実現している。
「ゼロタッチPC for SMB」と組み合わせてPCライフサイクル全体を効率化できる
ここまで解説してきたように、中堅中小企業のニーズに応える構成を採用したLatitude 3520は、デル・テクノロジーズが2022年4月にリリースした新サービス「ゼロタッチPC for SMB」の対象モデルとなっている。
同サービスはPC運用業務における現状の課題を解決するための要素を網羅しており、リモートワーク環境における管理者の負荷を大幅に軽減する。マイクロソフトの「Microsoft 365 Business Premium」ライセンスと組み合わせ、Autopilotの初期セットアップからアプリケーションの配布までを支援する「ゼロタッチPC立上げサービス」や、ユーザーサポート(ヘルプデスク)の一次対応、故障時の交換受付、PC廃棄時の作業などを代行してくれる「ゼロタッチPC運用サービス」を提供。PCの見積・購買・注文確認をオンラインで行える「ポータルサイト/プレミアサイト」も用意されており、購入・運用・廃棄といったPCライフサイクル全般を全方位でサポートしてくれる。
Microsoft 365 Business Premiumにはオフィスアプリケーションをはじめ、コミュニケーションツールのTeamsやオンラインストレージのOneDriveも含まれているため、より快適なリモートワーク環境を構築したいといったニーズにも対応する。また「PCマルチベンダーサポート」も提供され、業務アプリケーションやビデオ会議ツールの使い方から故障時の対応方法までをユーザーから直接問い合わせすることも可能。リモートワーク時のサポート業務全般を支援し、ユーザーにストレスを感じさせない業務環境を構築・運用できる。
デル・テクノロジーズの在庫管理ノウハウを活かした即納モデルである「Latitude 3520」と、ユーザー・管理者の負荷軽減とコストの最適化を実現する「ゼロタッチPC for SMB」の組み合わせは、同社が掲げる“顧客のビジネスを止めないサービス”を体現したトータルソリューションといえる。リモートワーク環境に最適なビジネスPCを探しているという企業はもちろん、限られたITリソースをビジネスの拡大に不可欠な“攻めのDX”に注ぎ込みたい中堅中小企業にとって、導入を検討する価値は大いにあるはずだ。
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