手軽に指紋認証機能を追加できるデバイスが登場

さまざまなサービスを利用するにあたって、ユーザー認証に長く利用されてきたのがIDとパスワードだ。しかし、それだけでは安全性を担保できなくなってきている。より手軽で確実な認証方法が求められるようになり、スマートフォンの指紋認証機能などで採用されている技術規格「FIDO2」には注目が集まっている。

そのFIDO2対応の指紋認証機能をUSBキーの形で簡単に追加できるデバイスが「AUTHENTREND ATKey.Pro」だ。Windows、Mac、Chromebookなどさまざまな機種で利用できるうえに、指紋とID・パスワードの2段階認証にも対応する。手軽さと強固な認証機能を併せ持つデバイスだ。

設定が手軽なのも特長で、指紋登録時にPC接続やインターネット接続は必要なく、モバイル電源を含む、何らかの電源があれば単独で指紋認証ができてしまう。最大10指が登録可能で、デバイスの端部に指紋リーダーがあるため、ノートPCやタブレットなど手が届きづらい本体側面にUSBポートがある場合でも、無理のない姿勢で利用が可能だ。

シングルサインオンと組み合わせて2要素認証も実現

多くの企業のDXを手掛けてきた、株式会社サテライトオフィスでは、この「AUTHENTREND ATKey.Pro」を人気のアドオン「サテライトオフィス・シングルサインオン」と組み合わせて利用することをおすすめしている。Google Workspace、Microsoft365、LINE WORKSのそれぞれに対応したアドオンを用意しているため、自社環境に合わせた形で導入しやすいはずだ。

サテライトオフィス・シングルサインオンでは、各クラウドサービスへの一括ログインを可能にすることで、エンドユーザーの負担を大きく軽減する。さらにIPアドレスや端末ごとの細やかなアクセス制御を可能にし、ログイン履歴の閲覧もできるなど、管理者にとっても有用な機能を多数詰め込んだものだ。

そのなかでもデバイスを認証できるクライアント証明書認証機能と「AUTHENTREND ATKey.Pro」を組み合わせれば指紋+クライアント証明書という2要素認証も行えるようになる。もちろん、IPアドレス制限等も併用可能だ。

利便性と安全性を両立する「AUTHENTREND ATKey.Pro」

IDとパスワードを利用する場合、安全性確保のためには複雑な文字列で作られたパスワードの設定や、頻繁なパスワード変更等が求められる。これはエンドユーザーにとって非常に大きな負担がかかる。結果として適切な運用がされなかったり、パスワードを忘れてしまったというユーザーからの問い合わせが頻繁に発生し、情シス部門にも負担がかかってしまうだろう。

そこでAUTHENTREND ATKey.Proを活用すれば、ID（主にメールアドレス）＋指紋認証のみでログインすることが可能だ。とくに外出先や移動中などキーボード入力が不自由な環境で利用する営業担当者や、ITに苦手意識のあるユーザーにとっては、指紋でログインできるのは魅力的だろう。

サテライトオフィスでは「AUTHENTREND ATKey.Pro」本体を1個5000円で販売している。さらに1ユーザーあたり月額100円でシングルサインオンとの連携が可能だ。具体的に自社環境でどのように導入していくのがよいか、まずはサテライトオフィスにお問い合わせいただきたい。

監修：原口 豊（はらぐち・ゆたか）

大手証券会社システム部に在籍後、1998年、サテライトオフィス（旧ベイテックシステムズ）を設立。2008年、いち早くクラウドコンピューティングの可能性に注目し、サービスの提供を開始。Google Workspace（旧称：G Suite）の導入やアドオンの提供で、これまで実績6万社以上。「サテライトオフィス」ブランドでクラウドサービスの普及に尽力している。

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さまざまなビジネスモデルに最適なソリューションパッケージを開発し、ユーザー目線に立った戦略の企画・提案を行っています。業界No.1の導入実績を持つGoogle Workspace（旧称：G Suite）やMicrosoft 365、LINE WORKS、Workplace by Facebook などクラウドコンピューティングに関わるビジネスの可能性を追求しています。

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