コロナ禍によりテレワークが急速に普及した。それにともなって、さまざまなツールや端末が導入されるなど、会社のデジタル化も一気に進んでいる。そうなると、忙しくなるのが情シスだ。運用管理やセキュリティ対策など、情シスに求められる役割も増えてくるからだ。

とある企業の情シス部門に務める田丸さんことタマちゃんも、そんな忙しい情シスの1人。ユーザクレームやシステムトラブル……、今日の業務量も猫の手も借りたいほど多い。そんなタマちゃんの隣で、庶務の柴田さんがあやしげな呪文のようなものを唱えている。何をしているのかと聞いてみると……?

川柳とは?

タマちゃん:
いつもの苦労話を川柳にしてみたら面白くなりそうだなぁ。それで笑ってもらえたら、ちょっとは報われる気がする……



柴田さん:
でしょ~。タマちゃんも作ってみたら?



タマちゃん:
え、でも、川柳の作り方なんて知らないんですけど、どうやって作ればいいんですか?



柴田さん:
簡単だよ~。川柳は俳句と同じで「五七五」の音数でつくればいいのさ。



タマちゃん:
ふむふむ……。俳句といえば季語(季節を表す言葉)を入れないといけないんでしたっけ? 「風鈴」とか「花火」とか。



柴田さん:
俳句は季語が必要だけど、川柳は季語を入れなくていいんだよ~。



タマちゃん:
そうなんですね。他にルールはないんですか?



柴田さん:
ないよ~。音数が「五七五」にさえなっていれば、内容は自由なのが川柳なんだよ。なんだったら、ちょっとくらい「五七五」から外れていてもOKだよ。「六七五」とか「五八五」とかね。



タマちゃん:
「~けり」とか「~かな」みたいに、難しい言い回しは使わなくてもいいんですか?



柴田さん:
それも川柳では使わなくていいよ~。ぼくらが普段から話してる言葉のまま作っていいんだ。ホラ、気楽でしょ?



タマちゃん:
たしかに、それならいろいろ考えつくかも。よーし、さっそく作ってみます!



柴田さん:
その意気その意気~。



タマちゃんが「情シス苦労川柳」を作ってみた!

……ということで、仕事の苦労話をネタにして、川柳を作ってみることにしたタマちゃん。
第118話 「結局こうなる!?」 より

タマちゃん:
便利なツールを導入すれば、猿山さんの無茶振りもちょっとは減ると思ったんだけど、結局「便利」以外の面倒なところが降ってくるだけだったなぁ……!

第92話 「無理難題」 より

タマちゃん:
情シスって社内では「システムとかPCとかに関することなら、全部どうにかしてくれる人」って思われがち!

第80話 「幻のペーパーレス化」 より

タマちゃん:
ペーパーレスを推進しているはずが、なぜか紙がなくならないときって、誰か1人が大量に紙を使い続けていたりするんですよね……。

情シス苦労川柳、募集中!

……ということで、タマちゃんが自分の体験をもとに作った情シス苦労川柳。どうやら、タマちゃんもすっかり川柳が好きになった様子。

タマちゃん:
我ながら力作ができた……! ほかの情シスの苦労話もぜひ川柳で聞いてみたいなぁ。情シス同士、「あるある!」って盛り上がりたい!



ということで、今回はソフトクリエイトの協力を得て「情シス苦労川柳」を大募集! 皆さんも、ぜひ情シスの日常にある“あるある”な苦労話を川柳に仕立てて、応募してほしい。

[PR]提供:ソフトクリエイト