企業における初期のSD-WAN導入においては、コストの削減が主な目的であった。しかしEnterprise Management Associates(EMA)の調査によると、コスト削減を目的としたネットワーク投資は、ビジネスやITの価値向上を目的とした投資に比べ、成功する可能性が少ないうえ得られる価値も低いという。
そこで今日では「ネットワークセキュリティの強化」「ネットワークとアプリケーションの詳細な可視化」「ネットワークとアプリケーションのパフォーマンス向上」を目的としたSD-WAN導入が進んできているというわけだ。
しかしその成功のためには「実装/運用の複雑さ」と「セキュリティアーキテクチャとの統合」という2つの課題をクリアする必要がある。
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分散型エンタープライズ環境で生じるSD-WAN導入の課題とは?
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SD-WAN導入における複雑性の課題
「実装/運用の複雑さ」の最大の課題は、異種ISP(インターネットサービスプロバイダ)の混在である。さらにクラウドの利用が、実装/運用の複雑性をいっそう加速してしまう。
また、「セキュリティアーキテクチャとの統合」の課題については、メッシュ化されたネットワークで複数トンネルの設定・管理が求められることや、一元化されたセキュリティハブを実現することが難しいことから、新しいセキュリティアーキテクチャが必要になる点などが挙げられる。
これらの課題に対処するため、現在では62%の企業がSD-WANをマネージドサービスで利用する傾向にあるという。しかし社内IT組織でネットワークを制御したいと考える企業は少なくない。制御力を維持しながら複雑さを軽減するにはどうすればよいのか……? そこでポイントとなるのが、AIドリブンによる運用ソリューションとサポートである。
AIドリブンネットワークは、たとえばトラブルシューティングのプロセスにおいて、ネットワークのベースラインを提供し、異常を検知し、根本原因分析を自動化してくれる。また、時間の経過とともにクローズドループによる自動運転ネットワークの運用も可能になるのだ。
ジュニパーネットワークスでも、カスタマーサポート部門にAIテクノロジーを適用することで、仮想ネットワークアシスタントによる事前対応型のサポートを実現しているという。
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以下でダウンロードできる資料では、SD-WAN導入によるさまざまな課題の詳細、そしてAIドリブンSD-WANがもたらすメリットを知ることが可能だ。
ぜひとも本資料を参考に、AIドリブンによる強みを活かしたSD-WAN環境を構築し、分散型エンタープライズ環境の運用における効率化を目指してほしい。
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AIドリブンSD-WANが分散型エンタープライズ環境を最適化
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