IT企業がBtoB向けのビジネスを展開するうえで、自社の製品・サービスの認知拡大は重要なミッションといえる。そこで注目したいのが、マイナビが提供する「テクノロジーとビジネスの課題解決を ”つなげる” メディア」をコンセプトに掲げる「TECH+」だ。

TECH+が新たに提供を開始した「定型タイアップ」は、タイアップ記事をスピーディかつリーズナブルに作成できるソリューションとして、企業の広報、マーケティング担当者に注目されている。本稿では、「定型タイアップ」プロジェクトメンバーである株式会社マイナビ コンテンツメディア事業本部 営業・制作第1統括本部 の田宮 大樹 氏と、同 制作部の古和 由布子氏、髙橋 春香氏に、BtoBプロモーション・マーケティングの課題や、定型タイアップの特長について話を伺った。

  • 株式会社マイナビ コンテンツメディア事業本部「定型タイアップ」プロジェクトメンバー

    株式会社マイナビ コンテンツメディア事業本部
    「定型タイアップ」プロジェクトメンバー

IT製品・サービスの情報を収集するのは、オンラインが主流

「TECH+」は、総合ニュースサイト「マイナビニュース」のBtoBチャンネルからスピンアウトして生まれたビジネス情報メディアだ。オンライン広告、リード獲得・ナーチャリング、ウェビナー企画・運営といった多彩なサービスを取り揃え、BtoBマーケティングを支援し続けている。

オンライン広告の1つとなるタイアップ記事サービスでは、インタビュー形式をはじめ、対談、導入事例、仮想事例、漫画・イラスト、レビュー、SEOコンテンツ、イベントレポートなど、さまざまな切り口で、企業のニーズを汲んだタイアップ記事を作成・提供している。TECH+のマーケティングを担当する田宮 大樹 氏は、同社のタイアップ記事サービスについてこう語る。

  • 株式会社マイナビ<br>コンテンツメディア事業本部 営業・制作第1統括本部<br>リード管理部 営業推進課 課長<br>田宮 大樹 氏

    株式会社マイナビ
    コンテンツメディア事業本部 営業・制作第1統括本部
    リード管理部 営業推進課 課長
    田宮 大樹 氏

「昨今は、DXの推進や新型コロナウイルス感染症拡大の影響などもあり、企業担当者がIT製品・サービスの情報を取得するチャンネルもオンラインが主流になっています。こうした状況のなか、自社のビジネス課題を解決するIT製品・サービスを求める企業と、自社のIT製品・サービスを多くの企業に知ってもらいたい企業をつなげるソリューションとして、TECH+のタイアップ記事サービスへの注目度が高まっていることを実感しています」(田宮氏)

業務効率化や生産性向上はもちろん、顧客との接点、企業間の連携の強化などITのメリットは多岐にわたり、BtoB向けのIT製品・サービスに対する企業の関心は高まる一方。近年では、全社的にDX推進に取り組む企業も多く、情報システム部門のみならず、経営企画部門や業務部門など、幅広い層がITの最新動向を常にチェックするようになってきていると田宮氏は語る。

「IT部門だけでなく、業務担当者もITの最新情報を収集している状況のなかでは、ITに詳しくない読者に対し、製品・サービスの情報をわかりやすく伝えるメディアが重要な役割を担います。TECH+のタイアップ記事サービスはこうした市場の動向に対応し、幅広い層の読者に対し、より具体的でわかりやすいコンテンツを展開することを心がけています」(田宮氏)

企業のニーズに応えて、タイアップ記事広告の新たなサービスを展開

TECH+のタイアップ記事サービスは、マイナビのドメインパワーを最大限に活用することでIT製品・サービスの認知度向上や企業ブランディングを強力に支援する。

「TECH+というIT系メディアだけでなく、コンシューマー向けのチャンネルを含め、多種多様なプラットフォームと提携していることは、他社メディアのタイアップ記事サービスにはない強みといえます」と田宮氏。近年、マーケティングやプロモーションに利用する企業が急増しているオウンドメディアではリーチできないユーザーにアプローチできると話を展開する。

「『mynavi.jp』ドメインは当社が運営するすべてのメディアで統一されており、SEOに強いのは大きなメリットといえます。くわえて、Facebook、Twitter、YouTube、InstagramなどのSNSを通じたコンテンツ配信にも対応しています。また専門媒体との連携も充実しているためニッチな層に向けてアプローチしたいというニーズにも応えられます」(田宮氏)

さらに作成した記事をオウンドメディアで掲載するといった二次利用も可能で、自社サイトに質の高いコンテンツを拡充したい企業にとっても有効な選択肢となる。田宮氏は「メディアで作った記事をそのまま掲載して終わりではもったいないという声も頂戴しており、コンテンツの二次利用を見据えたアウトプットも常に提案しています」と力を込める。

このように、企業のプロモーション・マーケティング担当者の多様なニーズに応えるタイアップ記事だが、作成にはメディア担当者との打ち合わせが数回発生するなど、それなりの時間と人的リソースが必要になるのも事実。初めてタイアップ記事の出稿を検討する担当者にとっては、ハードルが高く感じられることもあるはずだ。TECH+が新たに提供を開始した「定型タイアップ」は、こうした課題を解決するために生み出されたサービスとなる。

初めて発注を検討する企業にとっても見逃せない選択肢に

TECH+の定型タイアップでは、あらかじめ用意された定型の記事構成に沿ってコンテンツを作成するという仕組みを採用しており、一度きりの取材で記事制作に進むことが可能。最小限のやり取りでスピーディに記事広告を展開できるのが大きなメリットとなる。田宮氏は、従来のタイアップ記事作成における課題を抽出し、それらを解決するためのソリューションとして定型タイアップサービスを設計したと説明する。

「自社の製品・サービスを訴求する機会は設けたいが、コストと時間、人的リソースはかけられないという企業担当者に利用していただきたいサービスです。インタビュー記事とイラスト記事、2種類の定型フォーマットを用意し、最小限のやり取りで、わかりやすくキャッチーな記事を公開することができます。リーズナブルな価格で利用できるのも特徴で、これまでタイアップ記事広告の費用対効果が見えづらく、なかなか予算を確保できなかったお客様にも適したソリューションだと考えています」(田宮氏)

もちろん、マイナビのドメインパワーの恩恵を受けながら、各種SNSへの展開やオウンドメディアへの二次利用などニーズにあわせて設計することも可能だ。広報・PR部門やオウンドメディア、自社メディアを担当するマーケティング部門が掲げるミッションを全方位でサポートする。

「実際に定型タイアップサービスを実施いただいた企業担当者からは、定型の記事構成で記事イメージを掴みやすかったことに加え、低価格で利用できることから予算が確保しやすかったと伺っています。作成したタイアップ記事をホワイトペーパー化することで、オウンドメディアのダウンロードコンテンツとしても活用していただき、そちらでも流入数、コンバージョン数の増加が実現できたそうです」(田宮氏)

記事制作を担当する古和 由布子氏、髙橋 春香氏は、定型タイアップをより多くの企業担当者に活用してもらいたいとメッセージを送る。

  • 株式会社マイナビ コンテンツメディア事業本部 営業・制作第1統括本部 制作部 制作2課 古和 由布子 氏

    株式会社マイナビ
    コンテンツメディア事業本部
    営業・制作第1統括本部 制作部 制作2課
    古和 由布子 氏

「タイアップ記事は手間がかかりそうというイメージを払拭し、最小限のリソースで効果的な広告展開が実現できることを実感していただけるサービスに仕上がっていると思います。ITに詳しくないユーザーも共感できる記事を多様なチャンネルで提供できるので、初めてタイアップ記事広告を検討する企業担当者にとっても有効なソリューションと考えています」(古和氏)

  • 株式会社マイナビ コンテンツメディア事業本部 営業・制作第1統括本部 制作部 制作3課 髙橋 春香 氏

    株式会社マイナビ
    コンテンツメディア事業本部
    営業・制作第1統括本部 制作部 制作3課
    髙橋 春香 氏

「これまでタイアップ記事サービスを利用いただいていた企業担当者はもちろんですが、この記事を読んで初めてTECH+に興味を持ったという企業担当者にもぜひ実施いただきたいサービスです。IT製品・サービスをわかりやすく伝えることで、海外の先進的な製品を日本国内で展開したい際のプロモーションにも利用していただけると思います」(髙橋氏)

最小限のリソースで制作が可能なうえに、メディアのタイアップ記事が備えるメリットを享受できる定型タイアップは、記事広告を検討している企業なら注目すべきサービスである。数々のメディアを長年運営してきたマイナビが持つノウハウを利用して、自社のインターネット広告の活用促進に取り組んでみてはいかがだろうか。

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