リモートワーク対応を進めるにあたって、IT担当者はファットクライアントとシンクライアントのどちらを選択するかで頭を悩ませることになる。セキュリティや管理性でいえば、間違いなくシンクライアントの方に分があるだろう。しかし、昨今日常的に行っているWeb会議などに目を向けると、そのパフォーマンスへの影響は少なくない。これを懸念してファットクライアントを選択するケースも多いのではないだろうか。

アセンテックが提供する最新のシンクライアントでは、セキュリティ水準や管理性の高さはそのままに、これまで課題だったパフォーマンス改善も実現している。以下のリンクでは同ソリューションの概要資料がご覧いただける。本稿ではそこからポイントを絞って紹介したい。

アセンテック提供資料
[ソリューション資料] クライアントソリューションのご紹介
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最新端末と独自開発の「リモートPCアレイ」で、高性能を実現

アセンテックは、国内海外含む数多くのベンダー製品を利用して、個社ごとに最適な仮想デスクトップ環境を提供している。仮想デスクトップに関する豊富なノウハウを持つアセンテックだが、そんな同社がいま推しているソリューションの1つが、Dell Wyse Thin OSを搭載した最新の端末と、独自に開発したリモートアクセス基盤である「リモートPCアレイ」を組み合わせたシンクライアントシステムである。

Dell Wyse Thin OSを搭載した最新の端末

同ソリューションではDell Wyse Thin OSを搭載した最新の端末を採用。このOSの強みは、完全独自開発の専用OSによる高いセキュリティと、Windows OSと比較して非常に小さな容量で起動時間が速く、。必要なアプリケーションやデータへ迅速にアクセスすることが可能な点だ。下図にあるように、他社製の端末と比べてOS起動や仮想環境接続までの時間を劇的に下げることができる

また、最新のデスクトップモードを使用すると、Microsoft TeamsやZoom Cloud Meetingsなどのオンデマンドコラボレーションツールのユーザーエクスペリエンスを向上させ、仮想マシンを最適化することができ、クリアで鮮明なWeb会議の実現が可能になる。

独自開発のリモートアクセス基盤「リモートPCアレイ」

Dell Wyseシンクライアントにより端末側のパフォーマンスは向上した。しかし、一般的なVDIパフォーマンス面の不安は存在する。

ここで登場するのが、アセンテックが20年以上の仮想デスクトップ販売、構築経験に基づき、自社企画製品として開発した「リモートPCアレイ」である。リモートPCアレイは、1つの筐体に5台or20 台or30台の物理PC (カートリッジ)を搭載。1ユーザーにつき1PCカートリッジを物理アクセスで割り当てるため他ユーザーの負荷干渉がなく、またハイパーバイザーの利用もないため、パフォーマンス障害となる原因の多くを排除することが可能だ。

また、VDIに必要なCPU、メモリ、ストレージ、NW スイッチ、KVMスイッチ、管理ソフトウェアをオールインワンで提供するため、管理性も飛躍的に高めることができる。以下はセコムトラストシステムズにおける採用例だが、同社では旧環境からリモートPCアレイにリモートアクセス基盤を移すことで、パフォーマンスの大幅改善に成功。ユーザーの満足度を向上させることに成功している。

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アセンテックの提供する最新シンクライアントシステムについて、ポイントを絞って説明してきた。ダウンロード資料では各ポイントについて詳細に説明するほか、同社ソリューションを利用して課題を解決した導入事例についてもいくつか紹介している。本稿ではパフォーマンスに焦点をあてて述べてきたが、資料やそこにある事例をご覧いただければ、シンクライアントの本旨たるセキュリティ水準や管理性の面でも、同ソリューションが極めて有効であることがおわかりいただけるだろう。

リモートワーク環境の新規構築や見直しを考える際には、ぜひ手に取ってみてほしい。

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