パンデミックが拡大し社会全体が在宅ワークへの対応を迫られたことにより、VDI(仮想デスクトップ)は近年、これを導入する組織の数を飛躍的に増やすこととなった。ただ、普及が広がるにつれて、オフィスソフトや業務アプリケーションの動きが重い、画面描画が遅れて作業がしにくい、Web会議中の資料共有や表示が遅延するといった "VDI環境における生産性を懸念する声" も増えてきている。
多様な業務環境のすべてで生産性を確保するにはどうすればよいか――このテーマのもといま脚光を集めているのが、オンプレミスに環境を用意するプライベートクラウドVDIである。クラウド時代のなか、あえてオンプレミスを選択することに抵抗を持つ方がいるかもしれない。事実、クラウド型でVDIを提供するDaaS(Desktop as a Service)は、確かにVDI導入の敷居を大きく下げた。しかし、生産性に目を向けると、そこにはまだ課題が残っているという。以下のリンクではSCSKとNVIDIA、デル・テクノロジーズへのインタビューから"なぜいまプライベートクラウドVDIに脚光が集まっているのか" をまとめた資料をご覧いただけるが、本稿では簡単にその内容を紹介しよう。
SCSK提供資料
仮想GPU組み込みがカギ!テレワークで顕在化した
「VDIパフォーマンス劣化」の課題を解消する
サーバ&ストレージの最適解
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仮想GPUが、多様な業務シーンにおいて生産性を高める
プライベートクラウドVDIが脚光を集める理由はなにか。カギを握るのは、ITインフラへの仮想GPU(vGPU)の組み込みが可能なことだ。
GPUは、物理PCの利用ではいまや必須の存在だ。Windowsが標準でGPUを利用するため、Web会議、Webブラウザ、オフィスソフトといった業務アプリケーションなどもGPUを利用して描画や表示を高速化している。しかし、DaaSを含む世にあるVDI環境は、多くが、GPUを活用している現代のOSやアプリケーションなどの業務環境を考慮して設計されていない。GPUがなければその分の処理をCPUが担うことになり、結果としてパフォーマンスの劣化が生じるわけだ。
ここで登場するのがvGPUである。サーバに搭載したGPUを仮想的に分割することにより、複数台の仮想デスクトップで、コストもパフォーマンスも効率的にGPUを利用することができるようになる。
パフォーマンスを最大化する、NVIDIA搭載Dell EMC PowerEdgeとDell EMC PowerStore
従業員の生産性を維持向上していくうえで、vGPUを組み込んだプライベートクラウドVDIは有用な選択肢だといえる。ただ、悩ましい事項が1つある。数多くのGPUを搭載することは、一般的にサーバの発熱量の増加につながる。適切に冷却しなければ、かえってシステム全体のパフォーマンスを落としかねない。
資料では今述べた課題をクリアにするソリューションとして、デル・テクノロジーズが提供するNVIDIA搭載Dell EMC PowerEdgeとDell EMC PowerStoreについても紹介している。同システムは、最新のマルチベクタークーリング技術やサーバ内レイアウトの変更などにより、多数のGPUを搭載しても効率的に冷却し、パフォーマンスを最大限に高めることを可能にしている。リンクからぜひ参照のうえ、プライベートクラウドVDI環境の構築に役立てていただきたい。
SCSK提供資料
仮想GPU組み込みがカギ!
テレワークで顕在化した
「VDIパフォーマンス劣化」の課題を解消するサーバ&ストレージの最適解
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