「オンライン授業」はパンデミック下でも教育の提供を継続するための有力な手段として、この1年の間で一気に導入が進んだ。コロナ禍が長期化し感染対策が周知されてきたことを受けて一時は対面型授業を主とする授業に戻ったものの、オミクロン株が急拡大するなか、各自治体の教育委員会が、オンライン授業を再検討する動きを取っている。

しかし、教室とオンラインとの間にある物理的な垣根を理由に、オンライン授業では従来水準の学習効率、学習モチベーションを保つのが難しい。双方を維持するためにはどういった方法が考えられるか。

このほどシスコシステムズがオンラインコミュニケーションツールである「Webex」に搭載した新機能「Slido」は、今述べた課題をクリアにし得るソリューションだ。以下リンクにある資料では同社プロダクトセールススペシャリストの田邊氏へのインタビューのもと、Slidoが教育現場にもたらす価値について解説。本稿では同資料から一部を抜粋して紹介したい。

シスコシステムズ提供資料
「オンライン授業」はここまで進化した!
教育現場で“次世代型”の双方向性を実現する「Slido」
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「双方向性」が、学習の効率、モチベーションを維持する鍵

オンライン授業における課題はいくつかある。まず、授業を行う側に参加者のリアクションなどが見えにくく、場の雰囲気や空気感がつかみにくいという点だ。参加者が熱心に話を聞いてくれているのか、退屈そうに聞いているのか、あるいはまったく聞いていないのか。教室で対面していればすぐにつかめるはずの情報がオンラインではわかりにくい。そのため、参加者の雰囲気に応じて授業の進め方を変えることができず、用意した資料をひたすら説明するだけの単調な授業になりやすい。

この "空気感がつかめない" という点は、参加者にとっても深刻なデメリットとなる。教師や他の参加者と空間を共有できないために、自分自身が積極的に参加しているという感覚が薄れてしまうのだ。

画面のこちら側で何をしていてもどうせ相手にはわからない――このような断絶感は参加者のやる気や集中力を削いでしまい、結果としてエンゲージメントの低下を招いてしまう。田邊氏は資料のなかで、こうした課題を解決する鍵として「双方向性」を挙げ、次のように述べている。

シスコシステムズ合同会社
田邊靖貴氏

「教師が一方的に話すだけでなく、生徒からリアクションや意見をもらったり、質疑応答を盛り上げることができれば、お互いに空気感を把握できるだけでなく、生徒が授業に集中して積極的に参加できるようになります。言い換えると、オンライン授業でアクティブラーニングを実践できれば、参加者のエンゲージメントも向上するでしょう。」(田邊氏)

Slidoは、この双方向性を高める機能を豊富に搭載するソリューションだ。詳細はリンクにある資料を参照されたいが、Slidoを利用することで、参加者に対して「今自分は授業に参加しているんだ」といったライブ感のある授業体験を提供することが可能になる。

  • Slideは授業のライブ感を高める豊富な機能を搭載。どんな機能を備え、これにより何が実現できるかは、資料をご覧いただきたい。

導入の敷居が低い点もポイントだ。Slidoは、Webexの有償アカウントを所有していれば、追加料金を支払うことなくすべての機能を利用することができる。

多くの教育委員会でオンライン授業の再検討が進められているが、「オンラインの学生が置いてけぼりになってしまう」ことを理由に決断しかねているケースは少なくない。リンクにある資料は、こういった課題を解決する一助になるはずだ。ぜひダウンロードのうえ、ご覧いただきたい。

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「オンライン授業」はここまで進化した!
教育現場で“次世代型”の双方向性を実現する「Slido」
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