世の中の事情がそうしたとはいえ、テレワークが働き方のひとつとして定着したのは明らかだ。なかでも、その代表格とも言える在宅勤務は、長い人ではもう1年以上継続しているという人も“ざら”ではないだろう。だが、こうした状況が続いていくなか、従来の勤務環境、とりわけ在宅勤務におけるPC環境に満足仕切れない……、そんな悩みを持つ人は少なくないと思われる。

そこで今回は、一般的にオンとオフの切り替えが難しいとされるワンルームでの在宅勤務に焦点を当て、在宅勤務を快適にするコツと、あると便利なPC&PC周辺機器を紹介したい。機器を選定してくれたのは、いつも協力をお願いしているデル・テクノロジーズのマーケティング統括本部 広域法人マーケティング シニア・アドバイザーの粟津 和也 氏。ワンルームでの在宅勤務に適したPC環境――そこにはどんな機器が選ばれたのか。

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オンとオフを上手に切り替えるには

ワンルームでの在宅勤務は、生活と仕事の境目が曖昧になりがちだ。これはメリットとも、デメリットとも言えるものだが、在宅勤務での生産性を向上させたいなら、仕事のときは仕事に集中できる環境を作らなければならない。メリハリを付けるためにも、仕事をしないときはPCなどの仕事道具をしまい、しっかりとオン・オフを切り替えた方が良いだろう。

たとえば、切り替えるための"儀式"を決めてしまうのもひとつの手だ。仕事をするために生活用品を片付けるのはもちろんだが、「顔を洗う」「服を着替える」「コーヒーを入れる」「BGMを流す」などもそういった儀式になり得る。自分を「仕事モード」に切り替えるために、なんらかの習慣を持つと、オンとオフを上手に切り分けられるだろう。

ワンルームにおけるノートPC活用

モノがあまり置かれておらず、あってもすぐに片付けられるローテーブルは、ワンルーム暮らしをしている人の多くがテレワークの拠点としているアイテムと思われる。が、ここでは仕事だけでなく、食事や休憩など、生活に関わる諸作業を行っている人は多いハズ。

そんな生活スペースと仕事スペースが一緒になっているローテーブルでの勤務にオススメされたノートPCが、「New Latitude 5420 プレミアムモデル」。第 11 世代インテル® Core™ i7 プロセッサーやThunderbolt 4、Wi-Fi 6などを搭載し、ビジネスユーザーに求められるパフォーマンスや拡張性を実現。さらに電子プライバシーフィルター「SafeScreen」や、Webカメラに物理的に蓋ができるカメラシャッターなど、セキュリティ面にも配慮したモデルとなっている。

  • New Latitude 5420 プレミアムモデル

    New Latitude 5420 プレミアムモデル

さまざまなノートPCがラインナップされるなかで、New Latitude 5420 プレミアムモデルがとくに推される理由は大きく4つある。

① 生活空間のなかで取り回しやすいサイズ感

ディスプレイの4辺は狭額ベゼルとなっており、14インチながらもコンパクトなボディで持ち運びがしやすい。普段は目立たない場所で充電しておき、必要に応じてローテーブルなどに移動させると良いだろう。

  • 休憩しながらちょっとメールを。こんなときにも持ち運びのしやすさはありがたい

    休憩しながらちょっとメールを。こんなときにも持ち運びのしやすさはありがたい

② 起動の早さ

生活と仕事を共有するスペースでは、オンとオフの切り替えが行えるかが大きなポイントとなる。New Latitude 5420 プレミアムモデルはPC近接センサーによって自動的にスリープを解除し、顔認証や指紋認証で素早いログインが行えるため、仕事モードにパッと移行することができる。

  • 実際にログインすると、その早さは快適そのもの

    実際にログインすると、その早さは快適そのもの

③ 堅牢性の高さ

生活用のスペースには会社のように仕事に関するものだけが置かれているわけではない。うっかり飲み物や食べ物をこぼしてしまう可能性もあれば、落下などで衝撃が加わる可能性もある。New Latitude 5420 プレミアムモデルはこのような外部要因による破損を防ぐ手立てが施されており、どこでも、安心して使うことができる。

  • 室内のちょっとした隙間に置いて……、そんなとき安心の堅牢性は、まさに在宅勤務向き

    室内のちょっとした隙間に置いて……、そんなとき安心の堅牢性は、まさに在宅勤務向き

④ 快適なコミュニケーションを実現

New Latitude 5420 プレミアムモデルは、Web会議やチャットなど、コミュニケーションを必要とするとき、これらを快適に行える充実のスペックを搭載している。生活と仕事が混じり合うワンルームの在宅勤務では、多くの方がバーチャル背景を利用するハズ。だがバーチャル背景は思いのほか処理能力を必要とするため、こうしたシーンでも安定した動作を保証してくれる。

  • リアルに近いコミュニケーション体験を醸成

    リアルに近いコミュニケーション体験を醸成

定位置が作れるなら是非!マルチモニター環境を

ローテーブルとは別に作業用のデスクを用意できるのなら、そこを仕事用の定位置にしてしまうと良いだろう。その場合、仕事の空間として独立させ、可能な限り自宅内オフィスとして整備した方が生活と仕事の切り替えがしやすい。また、バーチャル背景を使わない自然な背景をつくれるという点でも、PCのメモリを圧迫せず、快適に仕事に打ち込めるだろう。

そこで是非、導入して欲しいのがモニターだ。ノートPCの液晶モニターに、大画面で見やすいモニターを追加して領域を広げることで業務の効率は格段にアップする。表示される文字などのサイズも大きくなり、また姿勢に合わせて位置を調整できるため、目や身体への負担も軽減できる。合わせて外付けのキーボードやマウスを用意すれば、操作スピードも向上するだろう。

  • Dell P2419HC 23.8インチワイドモニターを設置した仕事環境

    Dell P2419HC 23.8インチワイドモニターを設置した仕事環境

  • Dell Premierワイヤレス キーボードおよびマウス(PCはOptiPlex 3090 Ultraを使用)

    Dell Premierワイヤレス キーボードおよびマウス(PCはOptiPlex 3090 Ultraを使用)

もちろん、スペースに余裕があるのであればモニターを2枚追加するのもアリ。これならばノートPCのディスプレイも含め、モニターを3枚使いでき、作業効率をさらにアップすることができるだろう。また、取り入れるモニターのスペックを上げることで、より鮮明な画質を得ることができ、デザインや設計といった高精細な作業環境を必要とする職種の仕事にも対応することができる。

  • Dell U2421HE 23.8インチワイドモニターを追加したデスク環境(PCはOptiPlex 3090 Ultraを使用)

    Dell U2421HE 23.8インチワイドモニターを追加したデスク環境(PCはOptiPlex 3090 Ultraを使用)

なお、定位置が作れず、ローテーブルで仕事をする場合、モニターの追加は難しいと思うが、テレビを一時的にセカンドモニターとして利用することもできる。少しでも作業領域を広げたいなら、HDMIケーブル1本からでも仕事環境を改善できる術があることは是非、覚えておくと良いだろう。

在宅勤務にもデスクトップという選択肢を

今後も継続的に在宅勤務を行うのであれば、デスクトップPCも選択肢に入ってくる。なぜなら、調達面において、ノートPCと比較してデスクトップPCはコストを安価に抑えることができ、またPCを使う側からしても、定位置を作れるのであれば、より柔軟に自身の業務にマッチした仕事環境をつくりやすいという利点があるからだ。

加えて、近年のデスクトップPCは小型化が進んでおり、これはデルにおいても例外ではなく、手のひらより少し大きいサイズの「OptiPlex 3080 マイクロ フォームファクター」や、モニターアームと一体化した「OptiPlex 3090 Ultra」など、ワンルームという限られた空間でも使いやすいモデルがラインナップされている。

  • OptiPlex 3080 マイクロ――片手で簡単に持てるサイズと重量感

    OptiPlex 3080 マイクロ――片手で簡単に持てるサイズと重量感

  • OptiPlex 3090 Ultra――デスクの上はモニター、キーボード、マウスのみ!

Web会議の質がテレワークの質を左右する?

作業場所に適したPCとモニターを用意するだけでも在宅勤務の生産性は大きく向上する。しかし、現在の在宅勤務では、事務処理や作業だけでなくWeb会議といったコミュニケーション業務も在宅環境で行わなければならない。ここで着目したいのがWeb会議の質。つまり、映像と音声のクオリティを高いレベルにすることで、いかにストレスフリーなコミュニケーションを実現できるか、その大切さを身に染みて分かっているという人も少なくはないはずだ。

在宅勤務でWeb会議のクオリティを上げたいという場合、まず映像については先ほど紹介した「New Latitude 5420 プレミアムモデル」であれば、高性能なWebカメラが搭載されており、さほど問題になることはない。しかし、音声については“そう”はいかない。

ノートPCに内蔵されるマイクも改善は進んでいるものの、そもそもノートPC内という環境自体がマイクに向いておらず、さまざまなノイズ源が隣接し、口元から距離があるうえ、キーボードなどの操作音までも拾ってしまうからだ。これについては周辺機器の積極的な活用をおすすめしたい。

幸い、ワンルームでのひとり暮らしでは家族が発する声や音がないので、専用のスピーカーフォンを追加するだけでかなりクオリティを上げることができる。紹介する「Dell モバイル アダプター スピーカーフォン ? MH3021P」は強力なエコーキャンセルとノイズリダクションを備え、通話制御も直接行える。また、USBやHDMI、USB-C充電ポートも備え、マルチポートアダプターとしての機能も備えている。

  • Dell モバイル アダプター スピーカーフォンを使ったWebミーティングの模様――頭周り、手元がフリーになるため、メモを取るにもストレスを感じづらい

    Dell モバイル アダプター スピーカーフォンを使ったWebミーティングの模様――頭周り、手元がフリーになるため、メモを取るにもストレスを感じづらい

もっと手っ取り早くクオリティを上げたいのなら、ヘッドセットを追加して欲しい。周囲の環境音の影響を受けずに相手の声を聞き取り、口から一定の位置に固定されるマイクで正確に声を伝えることができる。たとえば、「Dell Proステレオヘッドセット - UC150」のような製品は気軽に導入が可能だ。

  • Dell Proステレオヘッドセット - UC150――モニターとともに“定番”とも言えるヘッドセットは、いまや周辺機器の王道だ

    Dell Proステレオヘッドセット - UC150――モニターとともに“定番”とも言えるヘッドセットは、いまや周辺機器の王道だ

ノートPCとの連携をスムーズにするDOCK

このように外部モニターや周辺機器の数を増やしていくと、今度は機器の接続が手間になるというジレンマがある。それを解消するのがドッキングステーションだ。「Dell Universal Dock - D6000」は、複数の映像出力やUSBポート、有線LAN、音声入出力、USB充電などの機能を統合した製品。3台の4Kディスプレイと同時接続が行える。

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先ほど紹介したDell モバイル アダプター スピーカーフォンを使ったWebミーティングでは、Dell Universal Dock - D6000も使用。PCやモニターを接続するだけでなく、USBポートを使ってケータイの充電もできるなど、限られた空間、居住スペックにおいて重宝するひと品となった

これに周辺機器を接続して仕事環境に置いておけば、ノートPCにUSB-Cケーブル1本つなぐだけですべての機器が利用可能になる。オン・オフの切り替えを素早くするためにも、複数の周辺機器を利用する人にはきっと役立つことだろう。


働き方改革の名のもと、これまでもテレワークはじわじわと進んではいた。しかし、それが一変した現在では、自宅から世界とやりとりする、なんて機会もどんどん増えていくはずだ。

社員の在宅勤務やWeb会議の環境改善は、これからの企業戦略に欠かせない命題と言える。そんなときこそ、PCとその周辺機器に関するエコシステムを確立しているデルのようなメーカーが心強い存在になるだろう。

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New Latitude 5420 プレミアムモデル

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OptiPlex 3090 Ultra

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Dell モバイル アダプター スピーカーフォン

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インテル® Core™ i7 プロセッサー

圧倒的なスピードと処理能力により、高速かつ安定感のある使い心地を実現。

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[PR]提供:デル・テクノロジーズ