2015年9月に国連サミットで採択された「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」、いわゆる”SDGs”。17の大きな目標とそれらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されている。日本国内でもこうしたSDGsに対して積極的に取り組みを行う企業が増えてきている。

自治体や民間企業向けの情報漏洩対策ソフトウェアやシンクライアントシステムなどの自社パッケージソフト、業務系ソフトウェアや車載ソフトウェアの開発、評価 / 検証を提供するSky株式会社もSDGsに取り組んでいる企業のひとつだ。

同社では、「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」という目標に取り組んでいる。ここでは、Sky株式会社のSDGsへの取り組みとその背景について深く掘り下げていこう。

誰一人取り残さない持続可能な社会の実現に向けて

そもそもSDGsとはどのようなものなのか、そこからおさらいしていきたい。

世界には多くの社会課題が山積している。貧困や飢餓に苦しむ人々や、教育を受けられない子どもたち、安全な水が手に入らず衛生面で問題を抱えたまま生活している人なども少なくない。さらに気候変動やエネルギーの問題、海洋資源や森林資源の保全なども、人類が将来にわたって地球で暮らしていくために避けては通れない課題だ。

こうした様々な社会課題に対して、人類が手を取り合って取り組み、「誰一人取り残さない、持続可能で多様性と包摂性のある社会を実現しよう」という考え方が「SDGs」である。

SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは「Sustainable Development Goals」の頭文字をつなげた言葉で、日本語では「持続可能な開発目標」と訳される。2015年9月の国連サミットで採択され、2030年までに達成することを目標としているのだ。

  • SDGsは17のカテゴリに分類されている。貧困・飢餓にまつわるものや、エネルギー、産業、教育、環境など幅広く設定されている

上図からもわかるようにSDGsの目標の範囲は非常に広く、一朝一夕で達成できるものではない。SDGsを成し遂げるには、国や地域を超えた連携はもちろん、産官学などの立場を超えた連携も必須なのだ。すでに国内でも多くの企業がSDGsの推進に乗り出しており、それぞれの事業を生かした取り組みが実施されている。

なかでも「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」という目標に注力しているのが、Sky株式会社である。

Skyに関わるすべての人々のために何ができるのか

Sky株式会社は広範な分野における業務系ビジネスシステムの開発をはじめ、自治体や民間企業向けの情報漏洩対策ソフトウェアやシンクライアントシステムなどの自社パッケージソフト、車載ソフトウェアの開発、評価 / 検証を提供する企業である。

同社がSDGsへの取り組みを始めた背景にあるのは、組織規模の大きさからくる社会への影響力だ。Skyは全国に20拠点を構え、2021年には従業員数も3,000名を超えている。従業員の家族、取引先、そしてクライアントまで考えると、同社が事業を通じて関係している人々は数え切れないほど多い。

そうした人々が「誰一人取り残されない、持続可能な社会」で生きていくために、Skyとして何ができるのか。そう考えたことが、同社がSDGsに取り組むきっかけになったのだという。

では、具体的にSkyはどのようにSDGsに取り組んでいるのだろうか。前段で挙げたSDGsの17の目標のうち、Skyが事業活動を通して注力しているのが「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」である。まさにSkyの事業に直結する分野といえる。

  • Sky株式会社が取り組むのは「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」

誰もが安心・安全・快適にパソコンを使える社会を目指して

Skyが展開する事業のひとつに、組織内のパソコンの管理やセキュリティ対策を行うソフトウェア「SKYSEA Client View」がある。日本国内では850万台以上のパソコンに導入されており、情報セキュリティ対策やIT資産管理に活用されている。

「SKYSEA Client View」の具体的な機能は、パソコン内で行われた操作履歴の記録、そしてそのデータの活用だ。たとえばパソコンの操作履歴からは、外部とどのような通信が行われているのか、どのファイルにアクセスしたのかといった詳細な挙動データが収集できる。膨大なデータから必要な情報を抽出することで、「いつ」「誰が」「何をしたのか」を正確に把握し、情報漏えいなどのセキュリティリスクにすばやく対処できるのだ。

  • 「SKYSEA Client View」では、パソコン内で行われた操作履歴の記録やデータの活用が可能。様々なデバイスや用途にも対応する

「SKYSEA Client View」が力を発揮するのはセキュリティ分野だけではない。パソコンの利用時間から、サービス残業が行われているかどうかや、従業員がどんなアプリケーションをどれくらい時間利用しているのかといった確認も行える。こうした情報は働き方改革やテレワーク支援に役立つものであり、「SKYSEA Client View」は人事や労務の分野でも注目されている。

  • 「SKYSEA Client View」は直感的でわかりやすい管理画面を実現し、”使いやすさ”にもこだわっている

パソコンは現代社会に生きる私の生活、そして仕事になくてはならない存在だ。パソコンを安心・安全・快適に利用できる状況がなければ、もはや社会は成立しないといっても過言ではない。その土台を支えるのが「SKYSEA Client View」であり、まさに「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」を体現する事業といえる。

また、働き方改革やテレワーク支援については、同社が開発・販売するシンクライアントシステム「SKYDIV Desktop Client」も重要な役割を担っている。「SKYDIV Desktop Client」は端末の仮想化を実現するソリューションであり、テレワーク時におけるセキュリティに不可欠な存在だ。

Skyが展開する事業は、いずれもIT社会の根幹を支える重要なものばかり。SDGsで目標とされる社会を実現する上で、同社の存在感は今後さらに増していくことだろう。

SDGsの推進にSkyが果たす役割は大きい

SDGsは「持続可能な社会」を達成するための目標、及び取り組みであり、その分野は多岐にわたっている。なかでも社会を支えるインフラともいえるのが、「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」という目標だ。現代に生きる私たちの生活は、IT技術の発展なくしてはありえないからだ。

しかし、ITの活用には常にセキュリティのリスクがつきまとう。今後、さらにIT技術が発達し、社会をよりよいものにしていくためには、「安心・安全・快適」なIT環境の構築が必須といえる。持ち前の高い技術力を生かして、この課題に取り組んでいるのが、Skyという企業なのだ。

「誰一人取り残さない持続可能な社会」をつくるために、Skyが果たす役割は大きい。

⇒Sky株式会社のSDGsの取り組みについての詳細はコチラ

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