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POINT1 デバイスロックで情報漏洩を未然防止

持ち出し申請を行っていないWindows 10 PCを指定エリア外に持ち出すと使えなくするロック機能で情報漏洩を防止

POINT2 急なテレワークにも対応 ネットワークもセキュアに

緊急事態宣言によりテレワークを必要部署に導入 Windows 10 PCをCLOMO管理下に置くことでネットワークもセキュアに

POINT3 デバイスへのOSパッチ/アプリ配信を集約

iPadアプリの遠隔インストール/アップデートの配信をリモートで可能に

登場人物


  イトーピアホーム株式会社
  総務人事部 主任 大古 拓郎氏

  イトーピアホーム株式会社
  総務人事部 玉手 美佳氏



2020年1月にiPadの端末更新とWindows 10 PCを導入したイトーピアホーム。それと同時にアイキューブドシステムズが提供するモバイルデバイス管理ツール「CLOMO MDM」を導入することで、安全で働きやすい環境を実現しています。また、緊急事態宣言が発令された際も、スムーズにテレワークへ移行することができたといいます。同社の総務人事部 主任 大古 拓郎氏と同部 玉手 美佳氏にお話を伺いました。

iOSのアップデート対応やノートPCの情報漏洩対策が課題に



「高品質で満足度の高い住宅を作ることにより社会に貢献する」ことを経営理念に掲げ、新築戸建住宅の企画・設計・施工からマンションのリフォームまで、より快適で価値のある住まいづくりを提供しているイトーピアホーム。同社は1987年の設立以降、伊藤忠グループの信用とグループ企業間の協業シナジーを武器に着実に実績を積み重ね、累計15,000棟を超える施工実績があります。


そんなイトーピアホームでは、2014年に営業部門(法人顧客・個人顧客)・工事管理部門・アフター部門(点検)といった外勤の多い従業員を対象にiPadを支給。その際、紛失した際の位置情報・ロック、App Storeの非表示などのためにMDM製品(他社製)を導入しました。しかしながら、当時導入したMDMがiOSのバージョンアップに対応できず正常な管理ができなくなったため、アプリのアップデートなどをする場合は管理者側で1台1台回収しながら対応しなければならなくなってしまったのです。

大古氏
そこで、2019年にiPadの切り替えを検討し始めたのをきっかけに、MDMについても別の製品への移行を検討することとなりました。



玉手氏
当時、当社では従業員にWindows 7のデスクトップPCを配布していましたが、Windows 7のサポート終了に伴いWindows 10へと切り替え、全従業員にノートPCを配布することにしました。ところが、ノートPCの場合は持ち出しが可能になってしまうので、情報漏洩リスクが高まることを危惧しました。



デバイスによって異なる課題を一度に解決



アプリ更新や管理が大変なタブレット(iOS)と情報漏洩のリスクが懸念されるノートPC(Windows)の2種類のデバイス/OSそれぞれで課題を抱えていたイトーピアホーム。どちらの課題も同時に解決できるサービスとして、CLOMO MDMの検討がはじまりました。


CLOMO MDMの採用までにどのような経緯があったのでしょうか?

玉手氏
かねてから抱えていたiPadのMDM管理にまつわる問題について、当社と同じ伊藤忠商事系列であり、携帯電話やモバイル通信サービスの販売代理店事業を行うコネクシオに相談したところ、CLOMO MDMを紹介してもらいました。そこで、管理者側からアプリを配信できることや、紛失時のセキュリティ対応が柔軟にできることなど、他社MDM製品にはないCLOMO MDMならではの機能や使い勝手のよさを知りました。さらにこれらの利点に加えて、会社から1km以上離れた場合にPCを使えなくするロック機能なども提案してもらい、iPadとノートPCいずれのデバイスについても当社のニーズを満たすMDM製品であることを確信し、導入することとなったのです。



大古氏
社外に持ち出すことのできるデバイスが増えることで、情報漏洩のリスクも高まってしまうという、かねてからの懸念事項についても、CLOMO MDMによってデバイスはもちろん、従業員をしっかり管理することで、そうしたリスクから従業員を守ってあげられると考えました。



  • PC操作している姿
  • iPad操作している姿

緊急事態宣言を受け、迅速・安全に在宅ワークを実施



CLOMO MDMへの切り替え、新しいデバイスの導入を進めていた最中、新型コロナウイルス感染症の拡大やそれを受けての緊急事態宣言という未曾有の危機に直面することになりました。その時の貴社の対応を教えてください。

大古氏
緊急事態宣言を受けて、弊社ではすぐに在宅ワークを必要部署に導入しました。その際に、社外でも社内ネットワークにアクセスできるように環境を整える必要があったのですが、iPadでは社外から社内ネットワークまでの通信経路のセキュリティをVPNで確保し、Windows 10 PCでは会社が許可するWi-Fiのみ使用可の設定とするなど、テレワークのための各種設定もサポートいただいたので非常に助かりました。元々の目的とは異なりますが、CLOMO MDMを導入していたおかげで、急遽、在宅勤務を導入しなければならないという緊急事態に際しても、セキュリティを維持したまま営業・業務を止めない対応を取ることができました。その後は、会社だけでなく自宅からも一定の距離内からであれば社内ネットワークにアクセスできるようにするなど、テレワークを踏まえた運用もCLOMO MDMで実現しています。



業務効率が大幅に改善



イトーピアホームでは、iPadのMDMをCLOMO MDMへと切り替えたことで以前のMDMの課題が解決できました。たとえばiOSアプリのアップデートも、かつてのように1台1台を回収して手作業で行うこともなく、すべてリモートで対応できるようになるとともに、キッティングや、新たにiPadを追加した時の設定の手間など、運用の効率化を実現いただいています。

玉手氏
iPadアプリのインストールやアップデートも、以前は大阪支社を含めて東京側ですべてのデバイスを回収して1つ1つ行っていたのでとても手間がかかっていましたが、今はCLOMO MDMからすべてのデバイスに対してリモートで行えますし、管理下のなかで利用者が個々にアプリのインストールやアップデートができるようになったので、管理者側の負担も大きく減りましたね。



大古氏
弊社では、これらの業務を専門のIT部門ではなく総務人事部が対応しています。そのため、専門的な知識がなくても操作できることや、困ったことはすぐにサポートに相談できるCLOMOの体制が合っていると感じています。作業効率の面でも大幅に改善できたと実感しています。
今後も当社では、変化の激しい時代を乗り超えるためも、CLOMO MDMを上手に活用しながら、働き方・業務の効率化など多角的な変革を図っていく予定です。サポートが充実しており、何かあればすぐに相談・対応してくれるアイキューブドシステムズには、今後も我々のニーズに最適な提案や対応に期待しています。



イトーピアホーム株式会社

設立 1987年9月29日
資本金 2億円
業務内容 戸建住宅の企画・設計施工・アフターサービス、
住宅リフォーム(戸建リフォーム,マンションリフォーム)、
木造集合住宅の企画・設計・施工、
住宅関連商品(インテリア・エクステリア)の企画、販売
従業員 140名

■株式会社アイキューブドシステムズについて
アイキューブドシステムズは、エンタープライズクラウドおよびスマートデバイスを最大限に活用するための技術を開発・保有するソフトウェアプラットフォームプロバイダーです。法人スマートデバイスの導入・活用に必要となる包括的な環境を提供する「CLOMO」を開発・提供しています。私たちは、クラウドとスマートデバイス、およびアプリケーション、全てが統合された次世代 IT 環境の実現に向け、フロントランナーとなるべく活動しています。今後も、クラウド、モバイル、ソーシャル、IoT などの最新テクノロジーをお客様がビジネスに活用できるよう支援をしてまいります。
※CLOMOの詳細はこちら:https://www.i3-systems.com/

■CLOMO について
CLOMO MDMは、日本初*1のiOS向けMDMサービスとしてサービスインした後、マルチデバイス・キャリアフリーのMDMサービスとして、大林組様、佐賀県庁様、TKC様、東京海上日動火災保険様、ノエビアホールディングス様、桐蔭学園様、東京慈恵会医科大学様など、大規模運用ユーザーを中心に、多種多様な企業・教育機関・医療機関様に採用されています。
※その他最新の事例はこちら:https://www.i3-systems.com/case/

*1出典:デロイト トーマツ ミック経済研究所「コラボレーション/コンテンツ・モバイル管理パッケージソフトの市場展望」2011〜2018年度、「ミックITリポート2020年12月号」2019年度出荷金額実績および2020年度出荷金額予測

[PR]提供:アイキューブドシステムズ