マイナビニュースは、12月3日(木)、4日(金)に「マイナビニュースフォーラム 2020 winter for データ活用 ~ニューノーマルに備えるデータ戦略~」をWebセミナーにて開催する。

新型コロナウイルスの感染拡大は、あらゆる業界の企業活動や人々の日常生活に大きな影響を与えた一方で、社会全体の様々な分野でのデジタル化を加速させる新しい潮流ももたらした。

様々な分野でwithコロナ/ニューノーマルへの移行が始まる中、企業は次の成長に向けて、どのような基盤を作るべきなのか。その潮流を捉えるために何が必要なのか。本セミナーでは、より積極的なデジタル化によってビジネスを進めている企業の取り組みを紹介するとともに、経営戦略を考察するヒントを提供する。

ここでは、<Day1>12月3日(木)の小松製作所やデンソー、ワコール、サントリー酒類が登壇する特別講演の概要を紹介しよう。

コマツの目指すダントツバリューとDXの重要性

小松製作所 Immersive Technologies Pty Ltd.(イマーシブテクノロジーズ社)駐在 Vice President 浅田 寿士 氏

小松製作所 Immersive Technologies Pty Ltd.(イマーシブテクノロジーズ社)駐在 Vice President 浅田 寿士 氏

【A-4】特別講演に登壇するのは、小松製作所の浅田 寿士 氏だ。同氏はコマツ入社後、産業用ロボット・建設機械の研究開発に従事。その後、建設機械の使われ方に着目し、機械が生み出すデータの活用とそのデータビジネスに従事する。2019年より、シミュレータなどでオペレータのスキル向上を提供する、イマーシブテクノロジーズ社にて、顧客オペレーションのソリューションビジネスに携わっている。

コマツは来年、創立100周年を迎えるメーカーで、これまでモノづくりにまい進してきた。デジタル革命により社会そのものが大きく変わろうとしている今、メーカーはいかに価値創造を行うべきか。

『コマツの目指すダントツバリューとDXの重要性』と題した講演では、顧客が真に求めているゴールをサポートするため、モノ・コトをデジタルの力でどう強化していくべきかについて語る。

お客様一人ひとりと「深く、広く、長く」つながるためのDX

ワコール 総合企画室イノベーション事業推進部 課長 3Dsmart&Try事業担当 篠塚 厚子 氏

ワコール 総合企画室イノベーション事業推進部 課長 3Dsmart&Try事業担当 篠塚 厚子 氏

【B-4】特別講演に登壇するのは、ワコールの篠塚 厚子 氏だ。同氏は、3DボディスキャナーとAIを活用した「3Dsmart&Tryサービス」を立ち上げ、IBM「Women Leaders in AI」の一人に選ばれた。AI活用を牽引する女性リーダーである。そして、2020年4月より現部門にてボディデータを核としたビジネスの拡大を推進している。

ワコールは、多様化する消費者の購買行動に対して、最新テクノロジー活用による「リアルのデジタル化」に挑んでいる。リアルとウェブの垣根を無くし、よりフラットな購入体験を実現するとともに、ボディデータを軸にした新たなビジネスの可能性を開拓している。

『お客様一人ひとりと「深く、広く、長く」つながるためのDX』と題した講演では、開始わずか1年半で3万人以上が体験した「3Dボディスキャナー」(5秒で全身サイズを測定できるボディスキャナー)と、サイズ情報や嗜好などからAIがオススメ商品をリコメンドする「接客AI」を活用し、新たな価値を生み出す取り組みについて紹介する。

デンソーにおけるデジタルイノベーション室の歩み

デンソー デジタルイノベーション室 室長 成迫 剛志 氏

デンソー デジタルイノベーション室 室長 成迫 剛志 氏

【A-9】特別講演に登壇するのは、デンソーの成迫 剛志 氏だ。同氏は、コネクティッドカー時代のIoT推進を担当し、新設されたデジタルイノベーション室で室長を務める。そして、2020年9月にモビリティエレクトロニクス事業グループ DX推進ディレクターに就任した。

デンソーでは、2017年4月にソフトウェアによる新しい価値創出を行うためのデジタルイノベーション室を新設した。この組織は、単にアジャイル手法によるソフトウェア開発を行うことが目的ではなく、シリコンバレーなどのスタートアップと同様に、アジャイルによって新しい価値創造を行うアジャイル・ビジネス開発を目指している。

『アジャイルによるビジネス開発 ~フィードバックループをまわす~』と題した講演では、この取り組みの背景、体制、進め方および事例を紹介する。

顧客起点で考えた、「金麦」や「ジムビームハイボール」のブランド戦略

サントリー酒類 広域営業本部兼営業推進本部 部長 中村 直人 氏

サントリー酒類 広域営業本部兼営業推進本部 部長 中村 直人 氏

【B-9】特別講演に登壇するのは、サントリー酒類の中村 直人 氏だ。同氏は、酒類事業において、デジタルやデータを活用し、新たなビジネスモデルを構築すべく、全国の営業戦略や事業戦略を推進。とりわけ、顧客起点でのマーケティングを流通企業と共に進めている。

このコロナ禍において、顧客の生活の価値観が大きく変わり、メーカーも従来のマスマーケティングだけでは成長率が担保できない状況となっている。そのような中、「顧客起点」でメーカーのマーケティングは、どのように変らなければならないのか。その鍵は「データによる顧客の見える化」だ。

『withコロナ時代のメーカーマーケティング変革』と題した講演では、プロダクトアウトからジャーニ―起点へ、どうデータを活用し、マーケティングを変革するかについて、これまでの取り組みから「金麦」や「ジムビームハイボール」のブランディングも含めて紹介する。


本セミナーでは、withコロナ/ニューノーマル時代に柔軟に対応し、迅速な意思決定を下すために必要なデータ戦略を多数紹介する。今こそ、新たなマーケティング手法を手に入れたい企業のご担当、経営層の方には、ぜひ視聴していただきたい。

セミナーの概要は以下の通り。

  • タイトル:
    マイナビニュースフォーラム 2020 winter for データ活用
    ~ニューノーマルに備えるデータ戦略~
  • 開催日:2020年12月3日(木)、4日(金)10:00~17:50
  • 会場:Web配信のみ
  • 申し込み:
    1.お申し込みフォームより必要項目を入力してください。
    2.事前登録完了のお知らせをメールでお送りします。
    3.受講可能な方には後日、視聴用URLとログインID/パスワードをお送りします。
  • 参加費:無料
  • 定員:900名(事前登録制)

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