――ボクはフルノシステムズという会社のマスコットキャラクター「アセラにゃん」。フルノシステムズは無線通信技術の老舗で、もともと学校や市役所といった特定の施設に業務用アクセスポイントを提供していたけど、最近は会議室や飲食店などにも広がってきたにゃ。せっかくだから、もっといろいろな人にWi-Fiを利用してほしいにゃん。

――そこで今回は一般ユーザーを代表して “プロ無職”の「るってぃ」さんに、公衆Wi-Fiの活用法について話を聞いてみることにするにゃ。るってぃさんは場所を選ばない働き方を実践しているので、公衆Wi-Fiをかなり使いこなしているに違いないにゃ!

プロフィール


“プロ無職”
るってぃさん

1991年 石川県 金沢市生まれ。大学を卒業後、大手アパレルメーカーに就職するも10カ月で退社。「スマホ1台旅」などの企画を配信し、現在は“プロ無職”という肩書きで「エアログ」などのWebメディアを運営している


アセラにゃん

卓越した無線技術をもとに、無線LAN製品を世に送り出しているフルノシステムズのマスコットキャラクター兼広報担当部長ねこ

るってぃさんは、ふだんWi-Fiをどう使っている?

  • るってぃさんは、ふだんWi-Fiをどう使っている?

――るってぃさん、本日はありがとうにゃ。るってぃさんは“プロ無職”として活躍されているけど、具体的にはどんなお仕事をされているにゃ?

るってぃ:いま28歳なんですが、4年くらい前から“プロ無職”として活動してます。それまでは大学を卒業して就職して……という一般的な道を歩んでいたんですが、10カ月で会社をやめて独立して。そこからブログやSNS、note、YouTubeなんかを通して自分の考え方や生き方を発信してます。最近はアートにハマっていて、自分自身でも絵を描いて販売してますね。

――るってぃさんが3年前に挑戦したスマホ1台だけ持って世界を旅する「スマホ1台旅」は大きな話題になったにゃん。

るってぃ:やったやった! なんであんなことやったんだろう(笑)。でも自分のなかでものすごく大きな経験になってますね。

――世界中を旅しながら仕事されているるってぃさんにとって通信環境は必須だと思うにゃ。ふだんWi-Fiは利用してるかにゃ?

るってぃ:最近はスマホのテザリングを使うことが多いかな。前はポケットWi-Fiを使ってたんだけど、1年半くらい前に解約しちゃった。

――それはなぜですにゃ?

るってぃ:ポケットWi-Fiはコンパクトだけど、それでも持ち運ぶデバイスが1つ増えることには違いないからね。日常的にはテザリングで十分なことも多いし、旅では充電しないといけないのもストレス。だからスマホに集約したって感じです。

世界の公衆Wi-Fi事情ってどんな感じ?

  • 世界の公衆Wi-Fi事情ってどんな感じ?

――るってぃさんはいろいろな場所で仕事をしていると思うにゃ。公衆Wi-Fiを利用することはあるかにゃ?

るってぃ:3年くらい前はよく使ってたな~。といってもコワーキングスペースはドロップイン(一時利用)するくらいで、だいたいは大手のカフェチェーン。以前は代々木のルノアールがお気に入りでした。椅子がふかふかで適度に人も少なくて、作業するのにぴったりだったから。

――今、あまり使わないのはなぜにゃ?

るってぃ:日本の公衆Wi-Fiって使いにくくないですか? 大手カフェチェーンのお店やコンビニ、新幹線なんかの公衆Wi-Fiって安定しなくて途切れるし、速度も遅い。しかも使うのに名前やメールアドレスの登録が必須だったりするでしょ。面倒だし遅いし、だったらテザリングでいいやって思う。コワーキングスペースや個人経営のカフェなんかは使いやすいところも多いんだけど。

――世界を旅していたときはどうだったのかにゃ。

るってぃ:公衆Wi-Fiに関しては世界の方が日本よりだんぜん使いやすかった。基本的に旅先ではスマホに現地のSIMを入れて運用するんだけど、カフェなんかでWi-Fiが使えるようなら使います。これは僕の体感なんだけど、海外のお店ってWi-Fiが使えることをあまりおおっぴらにしていない印象があるかな。店員さんに聞けばパスワードを教えてくれる感じ。そのかわり安定するし速度もちゃんと出る。日本のお店はテーブルごとにWi-Fiのパスワードが貼ってあったりして、使えるんだってことはわかりやすいんだけど、つないでみるとぜんぜん安定しないことが多いですよね。

なんで日本の公衆Wi-Fiは登録が必要だったりするの?

  • なんで日本の公衆Wi-Fiは登録が必要だったりするの?

るってぃ:逆にアセラにゃんに聞きたいんだけど、どうして日本の公衆Wi-Fiは登録必須で面倒なものや遅いものが多いの?

――それは……多くのお店にとって公衆Wi-Fiはあくまでオマケだからにゃ。たとえば全国展開しているカフェチェーンなんかは、高性能なアクセスポイントを全店に設置するだけでかなりのコストになるにゃ。Wi-Fiでお金がとれるわけでもないから、低コストで性能の低いアクセスポイントを設置することが多いにゃ。

るってぃ:そっか、アクセスポイントの性能なんだ。ってことは、コワーキングスペースや個人経営のカフェで速いWi-Fiが多いのは高性能なアクセスポイントを入れてるからなんだね。

――コワーキングスペースや個人経営のお店では、ちゃんとつながるWi-Fiも大事なおもてなしとして、ひとつの付加価値であることが多いからにゃ。そういう傾向もあって、ここ最近フルノシステムのアクセスポイントの需要が増え始めているにゃん。

るってぃ:遅い理由はわかったけど、コンビニなんかでWi-Fiを使うために登録させられる理由は?

――マーケティングに使うために利用者のデータを取得したいからにゃ。無料なのには理由があるということにゃ。

るってぃ:なるほど! 勉強になるな~。

セキュリティは気にしている?

  • セキュリティは気にしている?

――公衆Wi-Fiに接続するとき、るってぃさんが注意することはあるかにゃ?

るってぃ:いや、ぶっちゃけ特にないかな。本当はセキュリティに気をつけた方がいいんだろうけど、ぜんぶさらけ出しているのが自分の生き方だから。流出して困るものもないし、そうなったらそうなったときって考えで生きてます。でも、こんな無防備なのは一般的にはダメだよね?

――めったにないことではあるけど、公衆Wi-Fiは情報流出の可能性もゼロではないにゃ。機密情報を扱うような場合や、クレジットカードなどでの決済は十分注意したほうがいいにゃん。

るってぃ:テレワークで公衆Wi-Fiを使うときは、そのあたりのこともちゃんと考えないとダメってことだね。

――これから公衆Wi-Fiを活用していく皆さんに向けて、るってぃさんから伝えたいことはあるかにゃ。

るってぃ:すでにWi-Fi6や5Gなんかも出てきているけど、新型コロナウイルスの影響やテレワークの普及で今後は速くて安定した通信がさらに求められていくはず。僕の知り合いなんて、お子さんから誕生日プレゼントに「速いWi-Fi」をねだられたそうですからね(笑)。今後はさらに現実とバーチャル(ネット)の時間差がなくなり、その境目が曖昧になっていくんじゃないかと予想してます。

るってぃ:ますます活用する場面が増えていくからこそ、しっかりWi-Fiについて学んでおいた方がいいと思いますね。

――本当にそのとおりだと思うにゃ。るってぃさん、今日はありがとうにゃん!

高品質な無線LANアクセスポイント「ACERA」とは?

フルノシステムズは「ACERA」(アセラ)というブランド名の無線LANアクセスポイントを提供している。高品質な通信が特徴で、多台数の端末を同時に接続できるだけの性能を搭載。「つながりにくい」「通信速度が遅い」といった課題をクリアしてくれる。

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