小牧市教育委員会は、市内小中学校のICT基盤整備において、フルノシステムズの業務用無線LANアクセスポイント「ACERA(アセラ)シリーズ」を導入した。

小牧市教育委員会ではICTを活用した授業の実施を推進しており、児童生徒や教員が使うタブレット端末やノートPCを接続するための無線ネットワークインフラを構築するため、2017年度よりACERAシリーズを順次導入・整備し、2019年9月現在、市内小中学校で合計800台近くのACERAが稼働している。

  • 市内小中学校の教室に動画対応アクセスポイント「ACERA 950」を設置

    市内小中学校の教室に動画対応アクセスポイント「ACERA 950」を設置

市内小中学校の全教室に動画対応アクセスポイントを設置

小牧市は、名古屋市の北部に位置する人口約15万人の自治体。市内には公立小学校が16校、中学校が9校あり、約1万3000人の児童生徒たちが学んでいる。小牧市教育委員会では、人と関わり合いながら学びを深める「学び合う学び」を基本とした授業を通して、子どもたちの時代を切り拓く力を育成している。「学び合う学び」を実践する手段のひとつとして、ICTの導入と活用を進めている。あくまでもICTは鉛筆やノートと同様の位置づけであり、子どもたちが学習を深めるための道具・手段として使いこなせるように指導していく方針だ。

2017年度から校務支援用として職員室に無線LANアクセスポイント(AP)を順次導入し、続く2018年度に小学校、そして2019年度に中学校の全ての教室に、電子黒板などの大型スクリーンにタブレット端末の画面や映像を投影する機能(ミラーリング機能)を備えるフルノシステムズの動画対応AP「ACERA 950」を整備した。2019年9月時点で、小学校で427台、中学校で246台の動画APが稼働中。校務支援用としては、汎用AP「ACERA 1010」が各校の職員室や校長室に合計116台設置されている。

  • 小牧市教育委員会システム構成図イメージ

モデル校4校がリードし効果的なICT活用を検証

小牧市では2019年8月から22年3月にかけて「ICT教育 モデル校事業」を実施する方針だ。大城小学校や味岡中学校など、合計4校の小中学校を対象に進めるプロジェクトで、鉛筆やノートと同様に、ICTをひとつの道具・手段として効果的に活用する方法を検証する。モデル校がリードしてICT機器の利用環境や教育ソフトウェア・コンテンツの検証を進め、他校への効果の波及を目指す。

  • モデル校事業の検証項目


小牧市教育委員会のホームページはこちら
http://www.komaki-aic.ed.jp/

無線LANアクセスポイント「ACERA」の情報はこちら
http://www.furunosystems.co.jp/product/musenlan/index.html

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