ますます小型・軽量化していくビジネス機器。PCも例外ではありません。「軽量 薄型 PC」のキーワードで検索すると、500グラム台のPCも登場しているようです(2019年9月現在)。こんなに軽いなら、顧客訪問や会議室から会議室への移動も楽になりそうですね。…でもビジネスの現場での利用を考えた時、必要なのは薄さや軽さだけなのでしょうか? もっと大切なことがあるのではないでしょうか?
本稿の主役は、中堅卸売り企業の情報システム担当Aさん。社内にあるPC 約300台の機種選定から管理・保守までをほとんど一人で手がけていますが、今日は「PCに本当に必要なこと」が何かを考え直す一日になりそうです。――あ、営業部のB課長がモバイルPCを片手にAさんのデスクにやってきました。…ちょっと二人の会話を聞いてみましょう。
登場人物紹介
中堅卸売企業の情報システム担当。社内のPCをすべて管理している。
同社の営業部課長。得意先回りが多く、ノートPCを持ち歩いている。
同社の社長。ITやPCに詳しい。Aさんの良き相談相手。
AさんのPCにまつわる質問に的確に答えてくれる。
現場で使ってみて分かる、会社支給PCのメリット・デメリット
B課長:Aさん、ごめん、またやっちゃった! はい、これ。
Aさん:えー、またですか? …あぁー、画面が割れてますね…今月これで2回目ですよ…。
B課長:いやー、このPC、持ち運ぶのは楽なんだけどさ、なにせ薄くて軽いだろ? ちょっと落っことすと、すぐ壊れちゃうんだよ。
Aさん:まあ、薄さや軽さを実現するために強度が犠牲になっているわけですから…。それにこれ、社長が「営業にはこの機種がいいぞ! 自分もプライベートで使ってるけど、どこにでも軽々持って行ける!」って推薦してこられたものですし…。
B課長:社長、PCマニアだからなぁ…。確かに俺も初めてこのPCを支給されたときは「薄い!」「軽い!」「外回り楽ちん!」って感動したけど、使ってみないと分からないことってあるんだよね。混んだ電車で押される度に「カバンの中で割れてないかな」って不安になったり、つい片手で持ち上げようとして落としちゃったり…
Aさん:なるほど、軽さや薄さがアダになることもあるんですね。
B課長:営業マンにとってPCは「使えてなんぼ」のものなんだ。持ち運びがいくら便利でも、壊れちゃうと意味がない。仕事が止まっちゃうし、大事なデータが消えたりでもしたら損失になる。それに信用問題にもつながるからね。
Aさん:そうですね、幸い今のところはデータを復旧できるケースばかりでしたが、単に運が良かっただけなのかもしれませんね。
B課長:確かに携帯性も重要だけど、次に機種選定するときには耐久性や堅牢性を条件に加えてもらえないかな。多少重くなったとしても、そこは仕事のためだと割り切るよ。
Aさん:分かりました。課長のご意見、もっともです。それにこう頻繁に修理や復旧に出しているとコストもかかりますし、私の仕事も増えてしまいますからね。
B課長:そうそう、社長にも「丈夫なPCにした方がコストも下がるし 、営業も安心して使えますよ」って言って、早々に承認してもらってよ。
Aさん:大丈夫です、ちょうどOSをバージョンアップしないといけない時期で、それに合わせてPCの入れ替えを考えてくれって、社長からも言われているところなんです。
B課長:お! タイミング良かった! じゃあ、よろしく!
――「営業は持ち運び重視。薄くて軽いPCを選ぶべき」と思っていたAさんにとって、B課長の要望は「目からうろこ」でした。Aさんは、デスクの上に置いてあった1束の書類を手にしました。それは社長の命を受けて、Aさんが選定作業中だったPCの候補リストです。
Aさん:たしかにこれまで、持ち運び優先の機種ばっかり拾っていたな…携帯性と堅牢性のバランスねぇ…社長に相談してみるか。
悪環境でのハードユースに耐える、驚愕のタブレット
――新しい物好きの社長は、新製品には触ってみないと気が済まないタイプで、気に入ったものは何でも導入したがるのが悪い癖です。ただB課長も言っていたとおり、ITやPCには詳しく、一人で情報システム担当をしているAさんにとっては、社内IT業務の良き相談相手でもあります。
Aさんはこれまでに取り寄せた最新PCのカタログや、Webの情報から作成したスペック一覧を携えて、早速社長室のドアをノックしました。
社長:おお、A君か。ちょうど来てもらおうと思っていたよ。以心伝心だね。我々の間にはpingが通っているんじゃないかね? だはは!
Aさん:…ハ、ハハ(汗)…えーっと…私にご用というのは…?
社長:まあ大したことじゃないんだが、Webを検索していたら、たまたま面白い動画を見つけたんだ。見てごらん。
Aさん:これ、すごいですね! ハリウッドのアクション映画に出てきそうな感じで、格好いい!
社長:だろう? ちょっと調べてみたらこのタブレット、1.3mの高さから落としても、塩水を高圧で噴射しても壊れないそうだ。こんなに丈夫な端末もあるんだなあ。これがあればどこに遊びに行っても…いや、どこに視察に行っても安心して仕事ができるな!
Aさん:ちょうど私も、新たに入れる機種の耐久性や堅牢性についてご相談に来たんですよ。営業から、薄くて軽いPCよりも、丈夫さやデータの安全性を意識したものに変えられないかと言われていて…。
社長:じゃあ、このメーカーに一度問い合わせてみてはどうかね? この映像で採り上げられている機種は屋外使用や工業用のモデルらしいが、これほどのものを作るメーカーなら、ビジネス用にも頑丈なものを用意しているんじゃないか?
Aさん:そうですね! えーっと、メーカーは…デルですね。早速調べてみます!
「ビジネスを止めない」ことを念頭に置いた、デルの開発&サポート体制
――デスクに戻ったAさん、早速デルのサポートセンターを検索しました。電話・メール・チャットの3種類の対応が用意されていましたが、「映画に出てきそうなくらい格好良い」タブレットの映像に興奮冷めやらぬAさんは、迷わず電話を選択しました。
Aさん:実は動画を拝見しまして、御社の端末の耐久性に驚いていたところなんです!
デル:ありがとうございます。自社で行っているテストの一部を映像化したものですが、利用シーンをイメージしやすいと評価をいただいています。
Aさん:実は当社の営業からの要望で、耐久性のあるPCを探しているんです。あんなに格好良い使い方ができるわけではないんですが、いい機種、ありませんか?
デル:それでしたら、ご要望にお応えできると思います。当社ではビジネスモデルにも、厳密な耐久性テストを行っています。例えばデスクと同じくらいの高さからの落下試験、飲み物をこぼした際の動作試験、さらに1日数十回の開閉にも耐えられるかどうか…などの信頼性テストをクリアしたものだけを、製品としてお届けしています。
Aさん:へぇー、ビジネスシーンを想定したテストを細部にわたって行われているんですね。
デル:はい。製品の企画開発もテストもすべて自社内で行って、テストで不具合があればすぐに設計にフィードバックしています。ですから高い信頼性を持った製品に仕上がっていると、自負しています。またテストの結果は、当社内で得た数値をそのままカタログに記載していますから「カタログスペックが実際と違う」というようなこともありません。
――さらに製品ごとに割り当てた固有の識別番号から、構成部品まで把握できているのもデルの特長です。つまり「このPCは、どのメーカーの、どのロットの部品を使って組み上げているか」が製品単位で分かっているということです。
同じようなトラブルを抱えたユーザーが、特定ロットの部品を使っていることが分かれば、原因を探る手がかりになります。また部品メーカーからリコールがあった際には、その部品の搭載マシンを購入したユーザーに注意を促したり、交換を申し出たりといったサポートも展開しているとのこと。
Aさん:なるほど、構成部品までトレースしてサポートしてくれるということなんですね。…実は電話をかけるまで、「デルといえば外資系だから、日本でのサポートは弱いのかな」ってちょっと不安があったんですよ。
デル:そういうイメージをお持ちの方もいらっしゃるのですが、当社は国内にサポートセンターを設けて対応しています。ご安心ください。
――国内サポートの一大拠点・デル 宮崎カスタマーセンターでは、約300人体制で電話・メール・チャット、さらにはTwitter・Facebook・LINEなどSNSでのサポートにも対応しています。そして必要があれば、翌営業日にはエンジニアがユーザーの元に派遣される体制も整えられています。トラブル発生時の仕事への影響を最小限にしようという、デルの熱いメーカー・スピリットが窺えます。
Aさんはその後、デルからアドバイスを受けて機種選定をやり直しました。デルが法人向けに用意しているPCには豊富なラインナップがあります。それらを吟味し、悩みに悩んだ結果、堅牢性と携帯性を兼ね備えたノートPCを営業向けに準備することに決めました。
使う人が納得できて、保守・管理での安心感も得られるメーカー&機種選定を
――数日後。Aさんは新規導入機種のプレゼンを行うために、社長室を訪れました。
社長:おお、A君か。ちょうど来てもらおうと思っていたんだよ!
Aさん:今日は入れ替え機種のご説明を…
社長:それよりこれを見てくれよ! 昨日見かけて、つい買ってしまったんだ。どうだ、今までのより軽いタブレットだぞ! ほら、こんな風に指一本で"皿回し"もできる! よし、全社でこれを使おう!
Aさん:…社長、新しい物好きもいいですが、ビジネスでの実用性を考えましょう。
――Aさんは「堅牢性」と「万全のサポート」の2点に絞って、デルの魅力を伝えました。
Aさん:…というわけで、メーカーはデルを推薦します。営業向けの機種としてはNew Latitude 7400 2-in-1がよろしいかと思っています。
社長:ほう。それはどのような機種なのかね。
Aさん:堅牢性・携帯性に優れているのはもちろんのこと、セキュリティも万全なんです。こちらを見てください。
社長:顔認証機能がついているのか! これは安心だな。
Aさん:デルの最新モバイルPC「Latitude 7400 2-in-1」では、そこにインテル® Context Sensing SDKで実現した世界初のPC近接センサーを組み合わせた独自機能「デル・エクスプレス・サインイン」を提供しているんです。ユーザーが1メートル前後まで近づくだけで自動的にスリープ状態から復帰して顔認証でサインインをし、またユーザーが立ち去れば自動的にロックされるんですよ!
社長:なるほど。特別な操作をしなくても情報漏洩対策ができるということか。それに利便性も高そうだな。
――PCマニアの社長は熱心なAさんのプレゼンに夢中です。Aさんがまとめた選定機種の資料をじっくりと読んだ社長、頷きながら一言。
社長:これなら間違いないな! 早速契約を進めてくれ!
――PCの機種選定にあたって、何よりも重視すべきこと。それは「ビジネスを止めないこと」でしょう。情シスや総務、資材など、機種選定の中心となる部門の皆さんには、軽量・小型といった持ち運びに関するスペックだけを重視するのではなく、現場の環境や利用者の声をしっかりと受け止め、また万が一の時にはどんなサポートが受けられるのかをも考慮に入れながら、それぞれの職種に最適な機種を選定していただきたいところです。
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