Dell EMCはPCで定評のあるDellと、エンタープライズ向けストレージアレイのEMCが2016年のDellによるEMC買収でひとつとなった企業である。デスクトップPCやノートブックPCとストレージという製品ポートフォリオのなかで企業ITでは重要な製品となるx86サーバーについてはPowerEdgeのブランドで世界的に展開を行っている。しかし、日本においてはDell EMCのサーバー製品、PowerEdgeはあまり認知がされている状態ではなかったという。

「世界的にはトップシェア(※)を持つPowerEdgeなんですが、日本ではあまり知られておらず、イメージも良くなかったというのが正直なところです。それをなんとか打破したいというのがこの『Did You Know?』(ご存じでしたか?)というキャンペーンの背景にあります」と語るのはDell EMCのなかでアンバサダーとして広告やYouTubeなどを通じてPowerEdgeのPRを行っている杉山 太一氏だ。

(※)IDC WW Quarterly Server Tracker 2018Q4 (Share by Company) - Unit and Revenue, product category: x86

  • Dell EMC
    ISG事業統括 公共セールスエンジニアリング部 セールスエンジニア
    杉山 太一氏

杉山氏:私のほかにも複数のアンバサダーがいますが、今回はヘルスケア担当の木元 愛美と官公庁担当の比留間 翔大と一緒にキャンペーンの内容や、Did You Know?ということであまり知られていないPowerEdgeに関するお話をしたいと思います。

――比留間さん、木元さん、自己紹介をお願いします。

比留間氏:私は官公庁担当の内勤のプリセールスエンジニアです。アンバサダーとしては動画やパンフレットなどに出演させてもらっています。

  • Dell EMC
    ISG事業統括 公共テクニカルセールス部 テクニカルセールス
    比留間 翔大氏

木元氏:私はヘルスケア、具体的には病院などのシステムの内勤のプリセールスエンジニアを担当しています。

  • Dell EMC
    ISG事業統括 公共セールスエンジニアリング部 セールスエンジニア
    木元 愛美氏

――YouTubeやパンフレットなどでモデルとして登場していますが、実際にはDell EMCの社員なんですよね?

比留間氏:そうです。パンフレットの撮影では色々なポーズをやってくださいと注文されて「え?こんなポーズ?」っていうことがあったんですが、結局それが採用されてしまったっていう。

木元氏:YouTubeについては、デジタルマーケティング全盛の時代ということを背景に、さまざまなシーンや媒体でご覧いただくことを想定しています。

杉山氏:でも、PowerEdgeの魅力を存分に伝えようとすると、言いたいことが多すぎて……、そこで動画を視聴した方へコンパクトにメッセージが伝わるやり方として、プロモーションビデオ(PV)の手法を取り入れました。

――具体的にDid You Know?というキャンペーンはどんな活動になるのですか?

杉山氏:パンフレットやYouTubeの動画以外にパートナーと共同で開催するセミナーやPowerEdgeを検討中のお客様を弊社のサポートセンターである宮崎カスタマーセンターにお招きしてサポートの現場をじかに見てもらう通称「宮崎キャンプ」という催しを2017年の12月からこれまで、計8回ほど行っています。

比留間氏:これは読売ジャイアンツの宮崎キャンプにかけてあるんですが、川崎の弊社に集合してもらい、羽田まで専用バスで一緒に移動して、それから宮崎に飛ぶっていうことなんですが、プロ野球のキャンプ気分を味わってもらえるのが好評です。

  • 宮崎キャンプの模様、実際のサポートの現場を見せることで大きな安心感を生み出している

木元氏:それに、実際にスタッフがお客様の対応をしているところを見ていただくことで、彼らの高いスキルの一端をご覧いただき、大きな安心感を持っていただけるようです。ちなみに、カスタマーセンターは、宮崎県のコールセンターコンテストで2017年、2019年2回連続で最優秀賞をいただいているんですよ。

――セミナーも開催しているということですが、どんな内容なのでしょうか?

比留間氏:2018年にマイクロソフトがWindows Server 2019をリリースしたことで注目されているというのを受けて、日本マイクロソフトと共同でPowerEdge + Windows Server 2019というコンビネーションのセミナーをやったり、GPUを活用したAI・機械学習が注目されているということで、エヌビディアと共同でセミナーを開催したりしています。

木元氏:Windows Server 2019を使ったハイパーコンバージドインフラストラクチャーはヘルスケア業界でも注目されているので、関心は高いですね。

杉山氏:またこれだけでなく、この4月には東京、京都、名古屋の3都市で東芝メモリ協賛のAIをテーマとしたアクセラレーテッドコンピューティングのセミナーを開催する予定です。

Did You Know? Seminar 2019 2nd Stage
アクセラレーテッドコンピューティングの時代
~AI活用ユーザー事例のご紹介~

――Did You Know?ということですので、アンバサダーの皆さんからまだあまり知られていないPowerEdgeに関することをお聞きできればと思いますが、なにかありますか?

比留間氏:これは実際に見てもらうとわかると思うんですけど、PowerEdgeのサーバーの中ってすごくキレイなんですよ。ケーブルの取り回しとかパーツの配置とかそういいのがすごく良く設計されているっていうのを感じます。でもこれってなかなか知ってもらえないんですよね。

杉山氏:そうなんですよ。ほかにもさまざまなオペレーティングシステムの検証が企業向けには必須だと思うんですが、Dell EMCは世界規模の組織で検証をやっているのでお客様から言われる前にもう検証自体は終わっているんですね。こういうのもカタログベースではなかなか伝わらないんです。お客様からリクエストを受けてから検証するんじゃなくてLinuxのディストリビューションについても出た瞬間に検証が始まるんです。

木元氏:サポートに関しては我々内勤のプリセールスエンジニアと外勤のセールス担当の連携でお問い合わせに対応しますし、宮崎カスタマーセンターについてはコールセンターコンテストで2回連続で賞をいただくなどの結果を残しているんですが、そういうのもなかなか伝えにくい部分なので、是非知ってもらえたらと思います。

比留間氏:ほかにもNVMeを使ったストレージサーバーもかなり早い段階から製品化して市場に出しているんですよね。新しい技術や部品をいち早く実装して市場に投入するなんていうのもあまり知られていないことなんじゃないかなと思います。

――Dell EMCというとやっぱりPCとストレージというように両極端な感じで認知されてしまうんですね。でも実際にはx86サーバーについても知ってもらいたいと……。

杉山氏:そうです。サーバーもこれからコモディティ化していきますので、Dell EMCのように大量に作ってお客様に使って貰うことが大事になります。つまり多くのフィードバックを元に改善や改良を行えます。それは直ぐに品質にもはね返ってくるわけですね。そういう部分を知って貰えればとは思いますね。


PCやストレージに隠れがちなDell EMCのx86サーバーであるPowerEdgeはこれからも進化を続ける。意外と知られていないPowerEdgeの一端をDid You Know?キャンペーンを通じて知っていただきたい。

キャンペーン詳細情報


本稿で取り上げたPowerEdgeサーバー「Did You Know?」キャンペーンの詳細情報は、以下、Dell EMCのホームページよりご参照ください。

PowerEdge「Did You Know?」カタログサイトはこちら

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TEL:044-556-3430
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