BTO販売によってハードウェアからPCを革新してきたデル。同社はいま、ワーキングスタイルを変革することで日本の労働環境を改善しようとさまざまなソリューションを展開している。PC本体と並び、そのカギを握っているのが、同社が展開している周辺機器だ。本稿では、マイナビニュース読者会員へのアンケートをもとに、現代のビジネスパーソンの働き方を振り返りながら、デルのビジネスPCと周辺機器の魅力に迫っていこう。
新元号の公表やWindows 7 のサポート終了など、さまざまなイベントを控えた2019年度が始まろうとしている。新しい節目に合わせ、PCの刷新を検討している担当者も多いことだろう。
だがPCがコモディティ化して久しく、性能面での違いは見出しにくい。社員の働き方を変え、社員の意欲を向上させるビジネスPCとはどのようなものなのだろうか? マイナビニュースでは、会員読者を対象にPCを使った働き方について、アンケートを実施した。
アンケート実施概要
1.ビジネスパーソンはどこで働いている?
アンケートに回答したビジネスパーソン848人の内訳は、営業職が約1割、そのほかの事務職が約9割で、内勤と思われる職種に偏っている。だが興味深いことに、「デスクワークが1日中続く」と答えた人は全体の4割強で、「会社の外で仕事をする」と答えた人は32%にのぼり、「会社の外で仕事をする機会がある」と答えた人を合わせると5割強を超えている。
2.どんなPCを使っている?
次に使用しているPCをみていくと、社外であっても7割強が会社支給のPCを利用していると答えており、1.のアンケート結果を踏まえると、内勤がメインであってもノートPCや2-in-1 PCが会社から支給され、外出先でも仕事をしていることが考えられる。
3.PC以外に支給されているものはある?
会社からはPC本体のほか、バッテリーやマウス、バッグや無線LANルーターなどの周辺機器も同時に支給されている人が多く、その数は全体の約6割。昨今はどの会社も社外で仕事ができるPCを環境ごとそろえはじめているようだ。
実は周辺機器の一大メーカー
このような現代のワーキングスタイルに合わせたPCを提案しているのが、デルのビジネス向けPCソリューション。デルといえばPCのイメージが強いが、実はオフィス環境や通勤、外出先での仕事、出張など、シチュエーションに合わせたさまざまな周辺機器を開発、提供している。
たとえば、操作性を向上させるキーボードやマウス、ノートPCが薄型化したことで不足しがちな入出力インターフェースを補うドッキングデバイス。また、移動、外出時の電力不足を補う電源コンパニオン、ビジネスチャットを利用した働き方を支援するオーディオやヘッドセット、セキュリティを向上させるプライバシーフィルターなども用意されている。
ここからは、同社自慢のモバイル2-in-1 PCと、その利用を快適にするバッグパックを紹介したい。
本当の意味での堅牢性を追求した「Latitude」
デルは、ビジネス向けPCブランド“Latitude”において、ビジネスニーズを先読みしたノートPCを長年展開し続けている。2019年3月現在の代表的な機種のひとつは、コンパクトなボディに13.3インチの大画面を実現した、2-in-1コンパーチブル機「Latitude 7390 2-in-1」だ。PCを持ち歩くフレキシブルな働き方に「Latitude 7390 2-in-1」がマッチする理由はふたつある。
「ひとつは狭額ベゼルを採用したことにより、従来の12インチサイズの筐体に13.3型液晶の搭載を実現しました。フットプリントを抑えたことにより、カフェや新幹線の狭いテーブルの上、ひざの上であっても利用でき、デスクの上ではマウスなどの周辺機器を利用するスペースを確保できます。もうひとつは、実際の利用を想定した高い堅牢性を実現していること。たとえば180度開いた状態でディスプレイのフレーム部分を掴んだり、万一PCを床に落としたりすることを想定した社内テストを行い、これをクリアした製品だからこそ、お客様に安心してお使いいただけます」と、デル クライアント・ソリューションズ統括本部 クライアント製品本部 フィールドマーケティングマネージャーの飯塚 祐一氏はLatitudeの特長を説明してくれた。
「Latitude 5290 2-in-1」もまたモバイル性が求められる環境にマッチした1台だ。デタッチャブルタイプの2-in-1は最近流行りのひとつであり、より可搬性を重視したい会社や、タブレットとしての使用が多い職場ならこちらも有力な選択肢となるだろう。
こちらは、タブレットとしても使える便利な反面、偶発的な事故を予防しておく必要がある。一方で、こうしたタブレットタイプは修理が難しいのは悩みの種である。
しかし、「Latitude 5290 2-in-1」は、オンサイト修理にも対応し、万一のトラブルにも迅速な対応が可能だ。
さらに「Latitude 7390 2-in-1」、「Latitude 5290 2-in-1」は、ともにSIM(オプション)にも対応しており、スマートフォンのテザリング機能やポータブルWi-Fiルーターなどを利用せずとも、直接LTE通信が可能。時間や場所に捕らわれない働き方がより実現できるだろう。
なお、ハードウェアベンダーであるデルが誇るサプライチェーンを生かしたサポートも、企業にとっては心強い点といえる。
「本体にはサービスタグという、いわゆる保証書の代わりとなる固有の識別番号を振っています。これは近年多くみられるPCのパーツは同じ機種でも、複数社から納品を受けており、トラブルが起こったパーツがどこから提供されたものなのかを特定することすら難しい、といったことに対応しています。これに対し、デルではストレージやバッテリーなどのパーツを20桁の「ピースパーツID(PPID)」と呼ばれるコードで管理しており、トラブル発生時の原因特定を迅速に行うことができます」(飯塚氏)
ただし、機能性や堅牢性を重視する反面、他社製品のように軽さを前面に打ち出した製品は少ない。それでも、本体重量は「Latitude 7390 2-in-1」が1.17kg、「Latitude 5290 2-in-1」が1.20kg(※トラベルキーボード装着時)と、いってみれば同世代のPCの一般的な重さの範疇だ。
「Latitude」を十二分に生かすバッグパック
このモバイル2-in-1 PCの重さをカバーしてくれるのが、同社のキャリーケースシリーズのなかでも人気の高いバックパックだ。場所を選ばない働き方を実現するためにはPCが欠かせないが、常時を持ち運ぶにはブリーフケースやダレスバッグ、ショルダーバッグでは負担が大きい。両手が空き、両肩で負担なく支えることができるバッグパックは、その機能性の高さからバックパックの利用者が増えている。
今回は、そのなかから「Dell プロフェッショナル バックパック17」を紹介したい。その名の通り、17インチクラスのノートPCもスッポリと収められる大容量を誇っており、宿泊を伴う出張でもこれひとつで賄うことが可能だ。ビジネスシーンでの利用を踏まえ、厚手で丈夫な900Dのポリエステルと耐水性と耐久性に優れたバリスティックナイロン素材を採用し、ブラックをメインカラー、ブルーをアクセントカラーとしてデザインされている。通勤時に周囲のジャマにならないようマチが抑えられており、スッキリした外観が印象的なバックパックだ。
同製品を担当するデル クライアント・ソリューションズ統括本部 APJクライアント周辺機器CoCプロダクトラインマネージャー 染羽 英夫氏は「メイン収納は大きくふたつに分けられています。ひとつはノートPCなどをしっかりと保護してくれるPC用収納スペース。パイルをカットして長い毛羽を出すプラッシュという加工が施された裏地を使用しています。もうひとつは大容量でさまざまなものを入れられるメイン収納スペースです。もっとも特徴的な機能は、メイン収納スペースに同社の電源コンパニオンやハイブリッドアダプタをピッタリ収納できるスペースを備えていることで、充電ケーブルをPC収納スペースに引き込むことができます。これによって、移動中の時間を利用してこまめにPCの充電ができるほか、スマートフォンや周辺機器の充電をすることができます」
フロントポケット内には、細かな仕切りの付いたポケットやメッシュポケットを備えるほか、カギなどを取り付けておけるホルダーも用意。両側面はファスナーの付いた防水ポケットになっており、左側面にはさらにメッシュポケットも備えている。折り畳み傘やペットボトルを収納するのに便利だろう。
「背面は背中の蒸れを軽減するエアメッシュ加工を施しており、スーツケースのハンドルに挿し込んで固定するトロリーパススルーも装着しています。さらに、ショルダーハーネスに取り付けられたリフレクターは薄暗い通勤時間帯の視認性を高める安全性にも配慮したつくりとなっています」(染羽氏)
加えて大容量であるがゆえ、ほかのケースをすっぽりと収めることもできる。たとえば、普段は「Dell プロフェッショナル スリーブ13」にPCを入れて持ち運び、出張の際はケースごとバックパックに入れてしまうという使い方も考えらえられる。
しっかりとした素材を使い、高い機能性を備えた「Dell プロフェッショナル バックパック17」。通常、これほどの機能を持つビジネスバッグパックは10,000円を超える高額な製品が多いが、価格も大きなポイント。Dellの直販価格は、2019年3月現在、6,100円(税抜)だ。個人での購入はもちろん、企業で一括購入するなら破格のお値段だろう。
働き方改革は社員のモチベーション向上にあり
「オフィスや外出先など、場所を選ばずに社員に仕事をしてもらうためには、PCを持ち運んでもらわなくてはなりません。持ち歩きたいと思ってもらうには、所有感を満たすPCと、快適に持ち運べるバックパックや、いつでも使える周辺機器が必要になります」
デルクライアント・ソリューションズ統括本部 クライアント製品マーケティング本部 フィールドマーケティングマネージャーの嘉山 よし子氏は、ただPCを提供するだけでなく、働く環境そのものを提供したいというデルの想いを語ってくれた。
PCメーカーであるデルが自信をもって世に送り出している“Latitude”。そして“Latitude”を快適に使うために開発された「Dell プロフェッショナル バックパック17」は、社員のモチベーションを向上させ、生産性を高めてくれる組み合わせになるのではないだろうか。
PCの刷新が求められるいまだからこそ、社員のワーキングスタイルも考慮したPCを、より使いやすい環境とともに検討すべきだろう。
[PR]提供:デル・テクノロジーズ