学習指導要領の改定により、2020年度から小学校でプログラミング教育が必修化されます。小学校に続いて中学校では2021年度から、高校では2022年度からプログラミング教育が順次必修化される方針です。
プログラミング教育の導入では、子どもの頃から論理的な思考を育むことを目的としているそうです。また、人工知能(AI)やモノのインターネット(IoT)といった最新技術が社会を大きく変えつつある状況を鑑みても、学校におけるICT授業の実施は避けては通れないテーマといえます。
プログラミング教育の必修化を間近に控え、学校では新たに業務支援システムやICT機器、デジタル教材などの導入が進められています。そのような中、11月にインテックス大阪(大阪市住之江区)で教育分野の展示会『関西教育ITソリューションEXPO(EDIX関西)』が開催されました。教育分野を支援する企業が多数出展し、会場はたくさんの来場者でにぎわいました。全国各地の学校で無線LANアクセスポイント(AP)が採用されているフルノシステムズのブースにも多くの方々が訪れました。今回はEDIX関西でのフルノシステムズブースの様子をご紹介します。
日本最大級の教育分野の展示会
EDIXは大阪と東京でそれぞれ年一回開かれる、業務支援システムやICT機器、デジタル教材、eラーニング、各種学校向けサービスなどを集めて紹介する教育分野の専門展です。全国各地の大学や教育委員会、小・中・高等学校、塾・予備校、専門学校などから関係者が多数来場します。
ICT授業や学校行事で役立つ無線LAN活用の"新たなカタチ"を提案
フルノシステムズのブースでは、ICT授業で用いられるタブレット端末やプロジェクタなどの各種機器を安定して無線接続する業務用AP「ACERA(アセラ)シリーズ」を中心に展示しました。
機器の展示というよりも、無線LAN活用による各種ソリューションのコーナーがブースの多くを占めていました。動画伝送機能を備えたAPを活用し、遠く離れた学校同士をリアルタイムにつないで授業を共有できる『遠隔授業ソリューション』や、校内の各教室に一斉に映像を配信できる『校内一斉放送ソリューション』などの技術を展示して紹介しました。
ACERAシリーズは全国各地の学校に導入されており、タブレットを使ったICT授業やプログラミング授業の円滑な進行を支えています。Wi-Fiを発するAPとしての機能だけではなく、動画伝送機能や防災Wi-Fi機能など、学校で求められるソリューションを加味して付加価値を高めています。EDIX関西でも多くの学校関係者が集まり、関心を寄せていました。 レポート【下】では、特設ステージやブースステージで行われたプログラミング授業のエキスパートたちによる講演の様子を中心にご紹介します。
フルノシステムズ「ACERAシリーズ」の詳細はこちら
http://www.furunosystems.co.jp/product/musenlan/index.html
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