フルノシステムズは、物流や小売の現場で用いられる無線ハンディターミナルのロングセラーシリーズ「finpad(フィンパッド)シリーズ」の新製品「finpad 900i」を開発した。高速無線通信規格「IEEE802.11ac」に対応し、3.7型大画面液晶タッチパネルを搭載。12月3日に発売する。
finpad 900i の主な特徴
finpad 900iは高速無線通信規格「IEEE802.11ac/n/a/g/b」に対応しており、タッチパネル型ハンディターミナルでは本機種より「11ac」を新たに採用した。スマートフォンやタブレット端末の普及により混雑する2.4GHz帯を回避できるよう5GHz帯に対応し、現場の無線環境に応じて最適な帯域選択が可能となった。通信エリアは屋内で最大100メートル、屋外で最大200メートルと広範囲をカバーする。 Bluetoothはバージョン4.2に対応。長距離でバーコードなどを読み取れるロングレンジスキャナや、携帯プリンタといった周辺機器と容易に接続・連携して使用できる。
無線ハンディターミナルとは
無線ハンディターミナルとは、人やモノの動きを管理・把握するためのデータ収集用端末。コンビニエンスストアや百貨店、物流倉庫、工場、病院など、幅広いシーンで利用される。スーパーやコンビニなどの流通店舗では、発注管理や棚卸作業などに用いられる。物流倉庫では入出庫の検品作業や作業進捗管理などに、製造現場では生産実績管理や設備点検などに利用されており、その用途は多岐にわたる。医療関連施設やイベント会場などでも多く使われ、人やモノの動きを管理・把握するうえで重要な機器となっている。
finpadシリーズの詳細はこちら
http://www.furunosystems.co.jp/product/handy/index.html
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