「企業に求められる」「価値のある」エンジニアとして成長し続けていくには?
漫然とプログラミングをしているだけでなく、どうやってステップアップしていくか、若いうちから戦略的なキャリア設計を考える必要がある。しかし変化が激しいIT業界のなか、数年、十数年単位で自分の将来像を見据えるためにはどうすればよいのだろうか。 今回そのひとつのヒントとして、キャリア形成の成功体験を元にした書籍や、海外の大手IT企業が求める最新の人材事情を伝える書籍を、担当した編集者の目線で伝えていきたい。

今回、マイナビ出版でプログラミング書籍の編集を行う編集者に、自身が担当した書籍の中から、ITエンジニアに読んでほしい書籍を連載で紹介してもらう。第2回は『キャリア設計を考えるITエンジニアに読んで欲しい書籍』【後編】として、4冊の書籍を紹介する。

【前編】はこちら

イラスト&具体例で学ぶプロマネ初めの一歩

『アプリ開発チームのためのプロジェクトマネジメント』
著作者:稲山文孝
電子版:2,894円/発売日:2015年04月28日
『Tech Book Zone Manatee』で詳細を見る

▼該当者には上記書籍を進呈
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新人を抱えたマネージャーや、プロジェクトマネジメントをこれから学ぶという方に読んでもらいたい書籍です。
チームを結成してプロジェクトをどうやって進めていくかというストーリー仕立てになっています。進捗が思わしくない時にスケジュール切り直そう、とか、プロジェクトを作り直そう、こんな要望がきたからこうしようといった具体的な進め方がわかります。
「大学を卒業したばかりの新米エンジニアが開発チームに配属され、6ヵ月でアプリをリリースする」というシーンにおいて、専門用語やありがちなシチュエーションを挙げられていますので、体系的に学んでいくことができる一冊です。(編集担当Y)

意外と手探りな「チームの共通ルール」を作るヒント

『基礎から学ぶ チーム開発の成功法則』
著作者:渡辺龍司、荻野博章 編集者:丸山弘詩
電子版:3,110円/発売日:2016年12月27日
『Tech Book Zone Manatee』で詳細を見る

▼該当者には上記書籍を進呈
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チーム開発といってもいろいろな規模がありますが、コミュニケーションがうまくいかなかったりトラブルが起きることは多々あると思います。そのためには共通ルールを作って標準化する必要があるのですが、エンジニアの方と話をしていると、まだまだローカルルールが多かったり手探りだったりする印象を受けます。
この本では、チームを作るところからローンチ・納品まで、それぞれのフェーズに応じて「起こり得ること」と「解決の方法」を提示して、チーム開発時のルールを作るヒントを提案しています。
項目ごとに短くまとめているので、困った時や整理しないとまずいぞというタイミングで必要な部分を使ってもらいたいですね。中堅どころのマネージャーや中間管理職の方にとっては、ちょっとしたクオリティアップや業務をラクにしていけるヒントがあるはずです。(編集担当K)

アジャイル開発やスクラム開発を成功させるには…?

『アジャイルな見積りと計画づくり』
著作者:Mike Cohn
電子版:3,110円/発売日:2009年01月29日
『Tech Book Zone Manatee』で詳細を見る

▼該当者には上記書籍を進呈
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『スクラム現場ガイド』
著作者名:Mitch Lacey
電子版:3,758円/発売日:2016年02月27日
『Tech Book Zone Manatee』で詳細を見る

▼該当者には上記書籍を進呈
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この2冊は、アジャイル開発を始めてはみたもののなんだかうまくいかないぞ、というチームの方に読んでもらいたい本です。

まず、『アジャイルな見積もりと計画づくり』。こちらはアジャイル開発で困りがちな「見積り」を作るための本です。
アジャイル開発では不確実性が高い案件を扱うことが多いので、クライアントが納得する見積もりが出しにくい、ということもあるでしょう。この書籍で紹介している見積もりや計画づくりの手法は、そういったお悩みに答えられるものですし、アジャイル開発を行なう上では標準と言ってよいほど取り入れられているものなので読んで損はないと思います。 また、この本で紹介されている見積もり方法は、アジャイル開発に限らず使われるようになっているようです。Web制作の現場で使っていらっしゃる方のお話も聞きますよ。

『スクラム現場ガイド』は、スクラム開発をはじめて1年くらい経ったころにぶつかる課題に対するアプローチをまとめた書籍です。
スクラムは基本的なルールしか決まってないため、やっているうちに色々と問題が出てくることもあります。そういった開発の現場で起こりがちな問題と、その解決策がまとめられている本です。例えば、新しいものを取り入れようとして反対する人が出た場合にどうするかとか、プロジェクトの表面化していない問題をどうやって見つけ出すかなど、スクラム開発に限らず開発現場で起こりがちな問題に役立つ内容も多くあります。応用がきく内容なので、今スクラム開発をやっていなくとも、エンジニアの仕事を続ける上での転ばぬ先の杖的に使っていただけると思います。 (担当編集:I)


ITエンジニアのキャリア設計の参考に、今回紹介した書籍をぜひ活用してはどうだろうか。次回は『人工知能』をテーマに、オススメの書籍を紹介する。

また、現在マイナビニュースとマイナビエージェントが実施している『ITエンジニア学習支援プログラム』では、今回ご紹介した書籍を含めたマイナビ出版のプログラミング書籍からお好きな3冊をプログラム該当者の方に進呈している。今回ご紹介した書籍も進呈の対象となっているので、ITエンジニアとしてのスキルアップに役立てていただきたい。

人気のプログラミング書籍を3冊進呈!
『ITエンジニア学習支援プログラム』

当プログラムは、「日本のITエンジニアの技術力向上」ならびに「キャリアパスの改善」にご賛同いただいた協賛各社のサポートを受け、マイナビニュースとマイナビエージェントが共同で運営する教育支援プログラムです。
該当者の方にはマイナビ出版が発行するエンジニア向け電子書籍(詳細はこちら)からお好きなもの3冊を進呈いたします。
※応募内容を精査の上、プログラム該当者の方にはマイナビエージェント担当者より電話・メールにてご連絡を差し上げます。

■プログラムの応募はこちら ※マイナビエージェントのフォームに移動します。


■書籍リスト一覧はこちら

■協賛企業


■応募要項
▼応募期間
2019年1月31日 23:59まで
※規定数に達し次第終了いたします。ご了承ください。

▼進呈内容
マイナビ出版が発行する所定のエンジニア向け書籍(電子版)からお好きな書籍を3冊。
※マイナビ出版の運営する電子書籍ストア「Tech Book Zone Manatee」からのダウンロードとなります。

▼応募方法
応募フォームより、個人情報を入力しご応募ください。

▼プログラム該当者への連絡
応募内容を精査の後、マイナビエージェントより電話・メールにてご連絡を差し上げます。

▼該当条件
・マイナビエージェントからの連絡後、マイナビエージェントキャリアアドバイザー(※1)との面談にご対応いただける方、転職支援サービスを利用していただける方
・日本国内にお住まいの方
・20代~40代で、ITエンジニアとして一定の従事歴を有し、技術スキルを保有されていると思われる方
※1 マイナビが運営する職業紹介サービス「マイナビエージェント」に所属するIT領域に特化したアドバイザーです。お仕事に関する多様な相談に対応いたします。

▼個人情報の取扱いについて
詳細は、応募フォーム上の個人情報の取扱事項をご確認ください。


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