オートメーションとオーケストレーションに関する質問と回答
重要なキーワード
- 拡大するサービスプロバイダは、データ管理タスクを自動化し、クラウドテナントのリストアを簡素化し、高速化する必要があります。
- Tintri Global Centerにより、CloudItaliaはデータ管理タスクを調整できます。
- SyncVMを使用してリストアを単純化することにより、ClouditaliaはITスタッフの負担を軽減しながら、VMおよびファイルを即時にリストアできました。
最近、TintriのCTOであるKieran Harty(KH)は、Tintri Global Center(TGC)とCloudVMのCloud SpecialistであるRaffaello Poltronieri(RP)に対して、SyncVMの使い勝手についてヒアリングしました。
Clouditaliaは、中堅企業に特化した最先端の統合型クラウドおよびテレコミュニケーションサービスを提供する、イタリア初の企業です。2012年に創設されたClouditaliaは、ローマ、ミラノ、ナポリ、アレッツォなどの主要なネットワークサイトとの接続性を強化し、幅広いカスタマイズされた通信、接続性、クラウドコンピューティングソリューションを提供しています。
KH:データセンターとプライベートクラウドのデータ管理とオーケストレーションはどれだけ重要ですか?
RP:オーケストレーションは、弊社のクラウドデータセンターで必要とされる痛みを大幅に軽減します。Tintriは、ソフトウェア定義データセンター(SDDC)またはクラウドサービスインフラストラクチャのすべてのストレージコンポーネントを素早く見て、VMごとおよびインスタンスごとの可視性を計算することでデータを管理することができます。セルフデプロイメント、スナップショット作成、同期などの自動化により、Tintriオーケストレーションと繰り返しの作業の自動化を信頼して、最も必要とされる上位レベルのアクティビティに人材を割り当てることができます。
KH:オーケストレーションエンジンとしてTGCを少し深く掘り下げることはできますか?
RP:リソースが限られており、クラウドサービスプロバイダが急速に拡大している場合、オーケストレーションは非常に重要です。市場で競合優位性を持つには自動化も重要です。
KH:Tintriをデータセンターで使用することで得られるメリットを、3つ挙げることができますか?
- 統合 高密度SDDCでは、すべてのコンポーネントは、あるレベルで他のすべてのコンポーネントと統合する必要があります。それは生産ラインのようなものです。最初のステップがスムーズに進むと、次のステップが速くなるなどです。生産はより早く進み、製品全体がより良くなります。
- シンプルさ TGCは、データセンターのストレージの最も重要な要素のいずれかのあらゆる面を管理することを可能にします。私たちのチームのSDDCに素早く簡単にアクセスできます。
- パフォーマンス 顧客は約束以上のものを必要とします。Tintriでは、調整可能なパフォーマンスでお客様のエンタープライズグレードのニーズに対応することができます。当社のマーケティングおよびセールスフォースは、顧客に「プラチナ」ストレージプランを提供し、QoSとパフォーマンスベースの基準を重視した価格プランを提供することができます。
KH:グローバルオーケストレーターとしてのTGCでは、SyncVMはデータセンターにどのように適合していますか?
RP:TGCをオーケストレーターとして使用して、最も重要なVM、特に仮想ディスクサイズのために時間がかかるVMのスナップショットを提供します。このタスクをTGCに割り当てると、vCenterの負荷が軽減され、インフラストラクチャ全体の負荷が軽減されます。
KH:データ管理に関して、SyncVMはどのように役立ちましたか?
RP:エンタープライズクラウドの場合、TGCは必須インフラストラクチャ管理ツールであり、SyncVMは必須データ管理ツールです。SyncVMは、ファイルのリストア処理を自動化および高速化するため、簡単な作業に時間を費やすことなく非常に迅速に対応できます。TGCは、SDDCのツールと鳥瞰(ちょうかん)図を提供します。SyncVMによるスナップショット、バックアップ、特にタイム・ゼロ・リストア機能を使用することで、データを保存し、VMを取り出し、単一のファイルを抽出する、多くの小さな単一機能ツールを無駄にすることがなくなりました。それらのそれぞれは少し操作を行い、それぞれに多くの時間がかかります。SyncVMは、より高いレベルのタスク(または単に家族時間を持たせる)に割り当てる時間を、より長くするのに役立ちます。
Author
CTO & Co-Founder
キーラン ハーティ (Kieran Harty)キーランは、最高技術責任者であり米国ティントリ社の共同創設者です。ティントリを設立する前に、彼はVMware社の研究開発部門の副社長として、全ての製品の開発責任者でした。彼は、ESX Server、vCenter、VMwareのデスクトップ製品を最初に開発しました。
VMware入社以前はTIBCOでチーフサイエンティスト、ならびにVisigenic/Borland社での研究開発部門の副社長でした。キーランはスタンフォード大学で電気工学の博士号を取得しています。また トリニティ・カレッジ・ダブリンでコンピュータサイエンスの修士号を取得しています。
※本コラムは、ティントリジャパンに掲載されたブログ記事より転載したものです。
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