きたる6月22日(木)、インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)本社(飯田橋オフィス)で、マイナビ主催の無料セミナー「知っておきたいWeb分離検討のポイントとは」が行われる。本記事では、各講演の見どころを紹介していきたい。

相次ぐサイバー攻撃の被害からどう身を守る?

ランサムウェアや標的型攻撃に代表されるサイバー攻撃の激化に伴い、被害の報告が相次いでいる。そんな中注目されているキーワードが"Web分離"だ。近年では様々なWeb分離の手法、ソリューションが台頭しているが、一方で何を基準に導入を検討すればよいのか悩む企業も増えている。

本セミナーでは、Webアクセスを取り巻く脅威の動向を踏まえ、Web分離に革新を起こしたMenlo SecurityのIsolation(分離)技術と、本当に考えなければならない検討のポイントを紹介していく。セミナーには3名の講師が登壇。開催時間は14時半から17時までを予定しており、参加費は無料となっている。

政府における標的型攻撃への対応と今後のデジタル・ガバメント

まず「政府における標的型攻撃への対応と今後のデジタル・ガバメント」と題した講演を行うのは、内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室の満塩尚史氏だ。

内閣官房 情報通信技術(IT)総合戦略室 政府CIO補佐官 満塩 尚史氏

近年、政府の情報システムでは、標的型攻撃への対応を重視している。標的型攻撃とは、組織内の情報を狙って社員の利用するPCに侵入、攻撃を拡大していくサイバー攻撃のことだ。満塩氏はこの標的型攻撃の特徴や、政府の情報システムでの対応方針について説明する。

また最近決定された「世界最先端IT国家創造宣言」「官民データ活用推進基本計画」「デジタル・ガバメント推進方針」についても解説。政府情報システムの今後の方向性を説明していく。日本政府では、国民の一人ひとりがITの恩恵を実感できる"世界最高水準のIT国家"を目指している。その実現のために、必要となる政府の取り組みなどを取りまとめたものが、「世界最先端IT国家創造宣言」だ。国家レベルで行うセキュリティ対応とはどういったものなのだろうか。ほかでは聞くことのできない話が飛び出す貴重な機会となるだろう。

なぜMenlo SecurityのWeb分離が選ばれるのか

Menlo Securityシニア ソリューションアキテクト小澤 嘉尚氏

続いて「なぜMenlo Securityが選ばれているのか?」と題した講演を行うのは、Menlo Securityシニア ソリューションアキテクトの小澤 嘉尚氏。

Web分離を検討から、「Menlo Security」が大きな注目を集めている。Isolation Platform(分離プラットフォーム)と呼ばれる仮想環境でコンテンツを実行し、安全なコンテンツのみをユーザに渡す手法をとるため、誤った判定でマルウェアがすり抜けるリスクを完全排除する。同講演では、このセキュリティと利便性の両立という課題を解決するIsolationの技術をふまえ、実際にMenlo Securityを導入した企業の検討ポイントと利用後の状況を事例中心に紹介する。

Web分離検討時に本当に考えるべきポイントとは

IIJ サービスプロダクト事業部 第三営業部 セキュリティ営業課 平野 栄士氏

最後のセッションでは、IIJ サービスプロダクト事業部の平野栄士氏が「Web分離の本当に考えるべき検討ポイントとは」というテーマで登壇する。

Web分離が脅威対策の手法として注目される一方で、Web分離の手法が多様化し、何をどう活用するのが自社に最適なのかの検討が難しくなってきている。そこで本セッションでは、Web分離を検討するうえで何を軸に考えるべきか、検討のポイントを利用イメージも含めて伝える予定だ。

このように本セミナーでは、国家レベルでのセキュリティ対策について内閣官房の担当者が明かし、Menlo Securityが選ばれる理由をMenlo Securityの担当者が紹介、Web分離の検討ポイントについてIIJの担当者が解説する。講演後には、専門家たちによる質疑応答も用意している。サイバー攻撃から企業を守るWeb分離について知りたい、導入を検討しているが何をポイントに選んだらよいか分からない、といった方は是非、参加を検討いただきたい。

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