近年、世界中でRPAの活用が急速に進んでいる。労働環境の変化に伴い、ここ2年ほどは日本国内にもその波が押し寄せてきている。アジアでこうした流れをリードする日本市場では、海外のRPAベンダーが日本法人を設立したりパートナー企業との協業を行ったりしており、大企業を中心に展開が進んできているという。日本国内でRPAの導入企業が増加している一方で、導入した企業において、全体業務のうちロボットに置きかえられた業務の割合はまだまだ低く、これから本格的に全業務への展開を進めている状況である。
多くのベンダーが日本市場に参入してきているRPAは、システム的特徴から大きく2つのタイプに分類される。ひとつは、ロボットをサーバーにインストールする「サーバー型RPA」、もうひとつは、ロボットをデスクトップPCにインストールする「デスクトップ型RPA」だ。
サーバー型RPA | デスクトップ型RPA | |
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特徴 |
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傾向 |
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強み |
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弱み |
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RPAの選定は、導入とその後の展開をどのように考えているかで、要求事項も変わってくる。部署単位など、スモールスタートではじめたい場合はデスクトップ型RPAの方がインストールや管理レベルのハードルが低く、EUC(End User Computing)と同じ感覚で簡易に導入できる。一方、全社展開やITのガバナンスを重視する場合、もしくは重要な業務の自動化を狙う際は、サーバー型RPAを選択すべきである。また、バックオフィス業務の効率化だけでなく、企業間連携、サービス間連携、フィンテックやIoTにも、サーバー型RPAは利用される。
2種類に大別されるRPAだが、共通する課題として、業務への展開が進むにつれて、同じようなロボットが乱立することがあげられる。そのため、ロボットの共通化・モジュール化が将来的に重要なテーマになると考えられる。このようなモジュール化ができる点は、サーバー型RPAのメリットだ。
Kofax Japan(以下、Kofax)のRPAツール「KOFAX KAPOW(コファックス カパゥ)」は、サーバー型RPAの特徴を持つと同時に、ロボット設定の容易性、わかりやすさが評価され、国内の多くの企業で既に稼働実績をもつ。また海外のRPAベンダーではめずらしく、日本人による国内サポート拠点を有しており、日本語による問合せが可能だ。小規模・大規模展開を問わず、"共通化・モジュール化"をベースにしたロボット展開へのコンサルティングサービス支援をパートナー企業と協業し提案している。
KOFAX KAPOW のお問い合わせ先
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