12月14日(水)、東京都新宿区にて「三越伊勢丹グループ エムアイカードが解説!データ分析実践セミナー ~現場の仮説検証を支えるセルフサービスBIとは~」が開催される。本記事では、同セミナーの基調講演に登壇する、エムアイカード 経営企画部 マーケティンググループ グループ長 肥後 龍治氏の講演内容を紹介したい。

エムアイカードに蓄積されたデータを「価値のあるデータ」に進化させた

エムアイカードは、百貨店系カード会社のなかで唯一、自社でシステムを保有するカード会社である。同社は、顧客・購買分析、商圏分析等の情報活用やノウハウ、会員への販促情報配信など、「提携先事業で使える」機能を保有している。その機能を活用し、自社に蓄積されたデータをどのように「価値のあるデータ」に進化させたのか。その鍵を握るのが、肥後氏と言っても過言ではない。

同氏は、2008年、エムアイカードへ入社し、宣伝・販促業務を経験した後、データ分析基盤の再整備に着手。各種基幹カードシステムから、分析基盤へデータを取り込み、分析基盤に各種アプリ(キャンペーン管理ツール、データマイニングツール、BIツール)を接続して、大量データを目的に合わせて効率良く、分析可能な状態を構築した。昨年度からは、三越伊勢丹グループ内外の分析コンサルティングを手掛けたノウハウを活かし、様々な企業へビジネスに活用できる提携クレジットカードのソリューションを、日々提案している。

肥後氏が直伝。データ分析を進める上で、どのようにKPIを設定し、PDCAを回すべきか

本講演では、エムアイカード社が活用しているデータ分析環境や事例を交えて解説されるほか、データ分析を進める上で、どのようにKPIを設定し、PDCAを回すべきか、肥後氏が日々実践している4つのポイントについても紹介される。 詳細は当日の講演で解説をされる予定だが、「自社のビジネスを理解したうえで、押さえるべき真のKPIを設定し、そのKPIを、柔軟、かつ簡単に確認できるようにしておくことがデータを利活用する上で重要なポイントである」と肥後氏は語る。

「意思決定をするための製品・ソリューションを導入したものの成果に結びついていない」、「分析が目的化している」と悩む担当者にとっても非常に有用な内容となっているので、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

セミナーの詳細は以下の通り。

  • タイトル:三越伊勢丹グループ エムアイカードが解説! データ分析実践セミナー ~現場の仮説検証を支えるセルフサービスBIとは~
  • 開催日時:2016年12月14日(水) 14:30~16:55 (14:00受付開始)
  • 会場:新宿エルタワー 19F マイナビルーム1
  • 住所:〒163-1526 東京都新宿区西新宿一丁目6番1号
  • 参加費:無料(事前登録制)
  • 定員:120名

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